池上駅前教室のお知らせ
新中学2年生が生活面で意識すべきこと!
2023.04.29
前回は新中学2年生の「学習面でのコツやポイント」についてお話しましたね。今回は「生活面で意識すべきこと」について解説します。
中学2年生は後輩ができたり、2学期には部活のリーダーになったりと気持ちの面でもプレッシャーが大きくなる学年です。
希望する高校受験に向けて勉強するのはもちろんですが、土台となる生活面を整えておけば学力アップにもつながります。
新中学2年生が生活面で意識すべきこと
1. 勉強を習慣にすること
2. 健康的な生活
3. 家族とのコミュニケーション
それぞれ解説します。
勉強時間を習慣にする
習慣とは次のようなものです。
- 意識しなくてもできる
- やらないと気持ち悪い
- 毎日、同じ時間にする
たとえば「歯みがき」「夕食後になんとなくみるスマホ」など、人それぞれ習慣がありますよね。
勉強を「習慣」にしておけば、中学3年生になったときに受験生の生活にスムーズに移行できます。「勉強をやりたくないな」「机に向かうのがしんどいな」といった誘惑と戦わなくてもよくなくなるからです。
勉強を習慣にするには次のような工夫をすると良いですよ。
- すでに習慣になっているものと組み合わせる、入れ替える
(例)「歯磨き」の後に15分、英単語の勉強をする / いつもスマホを触っている時間を暗記教科の復習の時間にする
- すぐに勉強を始められるようにする
(例)歯磨きをする場所に、英単語カードを置いておく / スマホに重要事項をメモし、メモアプリを右下(タップしやすい場所)に配置する
健康的な生活を心がける
中学2年生は思春期のまっただ中。イライラしやすかったり悩みやすかったりする年代です。
成長の過程で仕方ないとはいっても、不健康な生活を送っていては気分のムラが大きくなってしまいます。とくに食事・入浴・睡眠には気をつけましょう。
- 朝ごはんを食べる
朝ギリギリまで寝て、朝ごはんを食べずに家を出ている人も多いでしょう。
朝食を食べていないと、授業の内容が頭に入ってきにくかったり、イライラしやすくなったりしてしまいます。朝は余裕を持って、朝ごはんを抜かないようにしましょう。
(参照:コラム-朝ごはんと学力には関係がある!?勉強の集中力をサポートする、最強の「受験朝めし」とは?)
- 7時間以上の睡眠をとる
翌日スッキリと過ごすためにも7時間程度の睡眠時間をとるようにしましょう。ある実験結果では、睡眠の少ない人は脳の活動が鈍くなるということがわかっています。
(参照:中学生における睡眠不足が体調に及ぼす 影響について|東京学芸大学等共同研究)
SNSは控えめに!家族とコミュニケーションをとろう
中学2年生は友人との人間関係や、進路について悩みやすい時期です。1人で悩まず、家族に相談することが大切です。自分だけでは思いつかなかった視点で、解決できるかもしれませんよ。
SNSで友人とコミュニケーションをとるのは楽しいものですが、学校と家庭で時間のメリハリをつけて生活できるといいですね。気持ちを切りかえるためにも、家族との時間を大切にしましょう。