城南コベッツ大森町教室

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2024.10.22

大森東中学校、大森第一中学校、大森第二中学校、大森第八中学校、大田区立の中学校の皆さん

こんにちは。

 高校入試の直前期は、限られた時間の中で効率的に力を伸ばすことが求められます。
 そのため、過去問を活用したリバースアプローチを取り入れることで、実際の入試形式に慣れながら、読解力を高めることができます。
 この方法は、従来の単語や文法の学習から始めるのではなく、長文全体をまず読んでから知識を補完するという逆順のアプローチです。

1.長文の全体通読

 まず、過去問の長文を読むことから始めます。
 ここでは、未知の単語や文法にとらわれず、文章全体の流れを掴むことが目的です。
 入試本番でも、最初に文章全体を読むことが大切ですので、このステップで速読の練習にもなります。
 内容を完全に理解する必要はなく、主題や話の展開を大まかに把握することを目指しましょう。

2.未知の単語やフレーズのリストアップ

 次に、通読中に理解できなかった単語やフレーズをリストアップします。
 過去問を使うことで、入試本番で出題される可能性の高い単語や表現に集中して取り組むことができ、効率的です。
 文脈から意味を推測するスキルも必要ですが、完全に理解できていない箇所を整理しておくことが重要です。

3.知らなかった単語・フレーズの確認

 リストアップした未知の単語やフレーズを辞書や参考書で調べ、過去問に出やすい単語やフレーズに特化して学習します。
 特に、辞書での意味確認だけでなく、発音や使い方、文脈におけるニュアンスまで理解するようにします。
 入試では同じ単語が異なる意味や使われ方で出題されることがあるため、例文を使って覚えると効果的です。

4.構文や文法の復習

 単語を確認した後、過去問で出題される構文や文法の復習を行います。
 ここでは、なぜその語順になっているのか、文構造をスラッシュリーディングを使って分析します。
 入試では、複雑な文構造や関係代名詞などの難解な構文が出題されることがあるため、スラッシュリーディングで文の塊ごとに意味を整理して理解を深めます。

スラッシュリーディングの方法:

 過去問の長文をスラッシュで区切り、意味のまとまりごとに読み直します。
 例えば、「主語 + 動詞 / 目的語 / 修飾語」といった区切り方を用いて、文の役割を視覚的に整理します。
 これにより、文の全体像を視覚的に理解し、時間配分も適切に行うことができるようになります。

5.復習と繰り返し

 確認した単語や文法事項を定期的に復習し、過去問を何度も繰り返し解くことが大切です。
 特に、過去問を使うことで、入試本番で出題される形式やパターンに慣れることができます。
 最初の通読と比較して、再読時にはどれだけスムーズに理解できるかを確認しながら進めましょう。
 繰り返し過去問を解くことで、語彙力や文法知識の定着が図れ、読解力の向上が期待できます。

 このプロセスを通じて、入試特有の問題形式に慣れながら、語彙力、文法力、そして読解力を総合的に向上させることができます。
 過去問は、直前期の学習で最も効果的なツールであり、リバースアプローチと組み合わせることで、実践的な力を効率よく身につけることが可能です。


 都立高校入試が心配な方、大森町教室の授業を受けてみませんか。

 お申込みは、こちら(体験授業)から、お願いします。


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城南コベッツ  大森町教室
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2024.10.21

大森東中学校、大森第一中学校、大森第二中学校、大森第八中学校、大田区立の中学校の皆さん

こんにちは。

 都立高校の入試では、英作文で得点をしっかり取ることが重要です。
 しかし、難しい単語や文法を使う必要はありません。
 シンプルで正確な英語で表現できることが、高得点のカギとなります。
 このガイドでは、英作文を効率よく書くための5つのステップを紹介します。

1. 指示を理解する

 まずは、問題文を丁寧に読みましょう。
 何が問われているか、どんな内容を求められているかを正確に理解することが重要です。
 「受け取ったEメール」などの指示に沿って、相手が求める情報に焦点を当てましょう。

2. シンプルな内容を選ぶ

 無理に難しい表現や文法を使わなくても大丈夫です。
 教科書に載っているような基本的な単語や文法で、確実に書ける内容を選びましょう。
 「書きたいこと」ではなく「書けること」を優先しましょう。
 例えば、「友達とサッカーをした」など、日常的な出来事をテーマにすると、書きやすくなります。

3. 回答の骨組みを作る

 英作文は、次の3つの部分で構成します。
 回答(質問に対する答え)、理由、そして結論
 この順序に従って書くことで、文章が整理され、読みやすくなります。

回答:まず最初に質問に対する答えを簡単に述べましょう。

例:「Let me tell you that I played soccer with my friends.」
  (友達とサッカーをしたことをお話しします。)

理由:なぜその行動をしたのか、理由を説明します。

例:「This is because we played really well.」
  (私たちが上手くプレイできたからです。)

結論:今後の予定や期待を述べて文章を締めくくります。

例:「I hope that we can play soccer again next time.」
  (また今度サッカーができるといいですね。)

4. ミスを減らす工夫

 長い文はミスを招きやすいので、短くて正確な文を書くことを心がけましょう。
 書き終えたら、文法やスペルミスがないかを確認します。
 都立高校の英作文は減点方式で採点されるため、ミスを最小限に抑えることが大切です。

5. 簡潔にまとめる

 最も重要なのは、伝えたいことを簡潔に表現することです。
 難しい単語や複雑な文法は避け、シンプルでわかりやすい英語を使いましょう。
 また、事実に忠実である必要はありませんが、テーマに沿った内容であることが重要です。
 自分が書きやすい内容を選ぶことで、ミスを減らし、短時間で質の高い作文が完成します。

よく使う表現集

回答のフレーズ

 I'd like to tell you that ...(~についてお話しします)
 Let me tell you that ...(~をあなたに伝えたいです)

理由のフレーズ

 This is because ...(これは~だからです)
 The reason is that ...(その理由は~だからです)

結論のフレーズ

 I hope that we can ...(~できるといいです)
 I look forward to ...(~を楽しみにしています)

まとめ

 都立高校の英作文で高得点を狙うには、難しい表現を避けて、シンプルで正確な英語を書くことが大切です。
 テーマに沿った内容を選び、回答、理由、結論の3つの基本構成に従って簡潔にまとめることで、効率的に得点を取ることができます。


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2024.10.03

大森東中学校、大森第一中学校、大森第二中学校、大森第八中学校、大田区立の中学校の皆さん

こんにちは。

 英語の長文読解は、入試や定期テストで避けて通れない重要なスキルです。
 しかし、「長文を読むと時間がかかりすぎて、全部解ききれない...」と悩む受験生も多いのではないでしょうか?
 今回は、そんな悩みを解決するために、長文読解のスピードアップに効果的な方法を5つご紹介します。

I. 単語力を強化しよう
 まず、スピードアップのためには単語力の強化が欠かせません。
 知らない単語が多いと、読み進めるのに時間がかかってしまいます。
 目標として、文章中の90~95%の単語を理解できるようにしましょう。
 よく使われる単語や表現をしっかり覚え、知らない単語に出会ったらその場で調べて記憶に定着させることが重要です。

単語力アップのコツ

  • よく使われる例文で単語を覚えると、自然な使い方が身につきます。
  • 単語だけでなく、フレーズや短い文章を覚えると、まとまりで理解できるようになります。


II. 精読で正確に読む練習をしよう

 英文を速く読むためには、まず正確に読む力を養うことが大切です。
 短い文章から始めて、丁寧に読む練習を繰り返しましょう。
 これが「精読」です。
 わからない単語や表現をその都度調べて、自分の知識として蓄えていくことがポイントです。

なぜ精読が大事なのか?
 精読を繰り返すことで、英語の語順や品詞への理解が深まります。
 これにより、一度で文の意味をつかめるようになり、自然と読解スピードが向上します。

III. 英語の語順に慣れよう
 英語の語順に慣れることは、読解スピードを上げる上で非常に重要です。
 英語を読むときに何度も前に戻ってしまう場合は、英語の語順に慣れていない可能性があります。
 まずは、英語の基本語順(SVO)に沿って前から順に理解する練習をしましょう。
 これにより、スムーズに内容を把握できるようになります。

IV. 音読でリズムをつかもう
 音読は、英語を英語のまま理解する力を鍛える効果的な方法です。
 声に出して何度も英文を読むことで、単語の意味を1つ1つ考える時間を減らし、英語を読むリズムを身につけることができます。
 音読を続けることで、英語を自然なスピードで理解する力がアップします。

V. スラッシュリーディングから卒業しよう
 最初はスラッシュリーディング(文をスラッシュで区切って読む方法)が便利ですが、最終的にはスラッシュなしで読めるように練習しましょう。
 意味のまとまりを一度に捉える練習をすることで、スラッシュを減らすことが可能です。

スラッシュを減らすためのステップ

  • 高頻度フレーズを暗記する
    「by the way」や「in front of」などのフレーズを覚えて、1つのかたまりとして認識できるようにしましょう。
  • 意味のかたまりを見つける練習
    文の中で主語、動詞、目的語などを素早く見つけることで、スムーズに読み進められるようになります。

 これらの方法を取り入れて、日々の読解練習に取り組んでみましょう。
 読解スピードが上がれば、入試本番でも余裕を持って問題に取り組むことができます。
 コツコツ練習を続けて、自分の力に自信をつけていきましょう!


 スラッシュリーディングは、「スラッシュ英語」という問題集で練習ができますよ。


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