2024.06.21
中学受験を予定、検討されている方
「必見」です!!
学校選びの指標の大きなものとしての「偏差値」。
ここで例を挙げますので、ぜひご一緒に一考察してみましょう!
① 〇〇大学付属△△中学校 偏差値:58
② ◇◇◇中等部 偏差値:58
Aさんは家族と受験予定中学校について話し合う際に、
まず初めに「偏差値」表を見て上記のように2校ピックアップしました。
①は、お父さんの母校でもあり、親の意見としては上位にしたい。
②は、Aさん本人がお友達の影響を受け、一緒に受験したい。
3者面談を実施時に、
教室長である自分自身は以下のようにアドバイスをしました。
「同じ偏差値ですが、出題される問題の傾向がかなり違います」
・例えば国語で比べた場合、
①の入試での問題では、読解問題がたいていの中学校では2題出題する
ところを1題(5,000文字程度)となっており、解答数は20問程度。
また、知識問題の比重が高めである。
②の入試での問題では、読解問題が2題出題される。
合計文字数は併せて10,000文字程度となっている。回答数は計30~35問。
記述型5,6題あり、それぞれ30~40字での解答となる。
また、知識問題の比重は低めである。
読解力と記述力の面で見た場合、
②の中学校の入試のほうが国語が得意なAさんにとっては
周りに差をつける意味では有利です。
①の中学校の入試では、国語があまり得意ではない人でも、
まず知識(漢字の読み書き・ことわざ・四字熟語・文法)を
徹底的に仕上げていけば得点を上げられます。
読解の中にも知識問題が5,6問入っているので
読解に自信がない人でもある程度戦えます。
このように、
中学受験の受験校選びの際に
知っておきたい要素は2つ!
偏差値のみでは判断しない!
気になる学校をピックアップしたら、
必ず塾の責任者クラスの先生と連携を取り、
お子様の勉強の特性と、その中学校の問題の
傾向と対策をじっくり話し合って受験環境を整えていく!!
皆様からのご相談をお待ちいたしております。
ひとりでも多くの受験生の悩みを解決すべく
上野入谷教室で日々従事しておりますのでお気軽にどうぞ!!
教室長 菊地