城南コベッツ神戸深江教室

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2024.12.27

 「十二支(じゅうにし)」

 「十二支(じゅうにし)」とは、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の12種類の動物たちのことで、時刻や方角を表すものでもあります。
 例えば、お昼12時のことを「正午(しょうご)」、それ以前を「午前(ごぜん)」、それ以降を「午後(ごご)」というのも「十二支(じゅうにし)」が関係しています。

 夜中の12時を始まりとして、「子(ね)」から順に2時間ずつ「十二支(じゅうにし)」を当てはめて時刻を表していました。(「子(ね)」は午後11時~午前1時)
 そうすると、お昼の12時は「午(うま)」の時刻になるので「正午(しょうご)」、「午前(ごぜん)」は「午(うま)より前」、「午後(ごご)」は「午(うま)より後」という意味があり、そのように呼ばれています。また、方角では、北には「子(ね)」、南には「午(うま)」が当てはめられているので、地球の北と南を繋ぐ経線のことを、「子午線(しごせん)」と呼ばれています。
十二支.png出典:THE GATE_十二支と方角・時刻の関係
 ちなみに、この「十二支のはじまり」については、童話や昔話などでよく知られています。
 この物語では、「なぜ、ネコがネズミを追いかけるようになったのか」「なぜ、イヌとサルは仲が悪いと言われるのか」などが語られていて、興味深いお話となっています。

出典:ゆめある
 「十干(じっかん)」

 「十干(じっかん)」とは、古来中国で生まれた考え方です。10日間を一区切りにして、その10日間の1日ずつに以下のような名前を割り付けています
 それぞれ、「甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)」と呼ばれていて、これを「十干(じっかん)」と言います。
出典:しまうまプリント

 「十干(じっかん)」として読む時には、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みづのえ)、癸(みづのと)となります。

 「干支(えと)」

 本来、「干」と「支」はそれぞれ別の言葉で、正確には「十干十二支(じっかんじゅうにし)」と言いいます。
 「干支(えと)」は、この「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」を順番に組み合わせたもので、十干の「干」と十二支の「支」で「干支(えと)」と呼ばれています。

 十干と十二支の組み合わせは、甲子からはじまり、乙丑、丙寅、丁卯・・・・・・癸亥まで、全部で60組あります。算数的に考えると、十干の「10」と十二支の「12」の最小公倍数「60」で一回りということになります。これらの組み合わせは「六十干支(ろくじっかんし)」と呼ばれています。
 「甲子」から始まった年の刻みが、61年目に再び「甲子」に戻ることから、数え年で61歳を迎えることを、「暦」が「還る(かえる)」、すなわち「還暦」と表すようになりました。
六十干支.png出典:日本の暦
 阪神甲子園球場の名前は、1924(大正13)年に完成した際に、暦の干支である「十干」と「十二支」のそれぞれ最初の文字である「甲」と「子」が60年ぶりに重なる縁起の良い年だったことに由来しています。
出典:甲子園秘話

 来年2025年は、「巳年(みどし)」です。「巳(み)=ヘビ」は脱皮しながら成長するため、「生命」や「再生」の象徴とされています。
 「脱皮して以(もっ)て大蛇と成る」ということわざがあります。成長するためには、過去の自分を脱ぎ捨てて、新たな自分になることが大切という教えです。蛇が皮を脱ぐように、新しい自分に生まれ変わることを象徴しています。
出典:suprint

 皆さんにとって、来年が良い年でありますように・・・。