城南コベッツ神戸深江教室

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神戸深江教室のメッセージ

読み解く力

2024.08.10

 全国学力テスト
 先日、2024年4月に実施された全国学力テストの結果が公表されました。
 全国学力テストは、文部科学省が毎年、全国の小学6年生と中学3年生を対象に行っており、今年はおよそ186万人が「国語」と「算数・数学」のテストに参加しました。

 特に注目すべきは、中学国語の平均正答率が過去最低となったことです。理由として考えられることは、SNSなどの影響で子どもたちの読解力が低下している可能性があるとされています。
中学国語の平均正答率の推移.png出典:読売新聞オンライン_2024.07.29

 今回の中学国語で最も正答率が低かったのは、「読む」技能を測る出題(正答率は40%台)で、必要な情報を読み取る力に課題があることがわかりました。

 また、全国学力テストに合わせて行われた児童生徒への質問調査の結果では、SNSなどの利用時間が長いほど平均正答率が低下する傾向が改めて浮き彫りになりました。
中学生の国語の平均正答率とSNS・動画視聴時間の関係.png出典:読売新聞オンライン_2024.07.29

 さらに、課題となってきた思考力や表現力などが必要な問題を見ると、「『国語』『算数・数学』ともに基礎的な知識が求められる問題と比べて平均正答率が低い」という結果でした。

 NHK NEWS WEBの「全国学力テスト 結果は?」をクリックすると、動画が再生されます。

 文部科学省は2027年度からテストも紙での試験を廃止し、全面的にオンライン化する方針を示しています。解答を「書く作業」から「選ぶ作業」に移行することで、今後、漢字や英単語を正確に書けない生徒が増えていくことも危惧されます。

 高校入試問題の文章量
 2024年3月に行われた兵庫県公立高校入試の国語を分析すると、試験時間50分で、問題の文字数が11,636文字もありました。400字詰めの原稿用紙に換算すると、約29枚分にもなります。

 限られた時間内で、いかに問題を速く読み解き、解答する時間に充てれるかが勝負になります。
兵庫県の高校入試 過去問を分析.png出典:(株)SRJ資料

 一般的に、多くの方は「頭の中で一文字ずつ音声化する黙読(もくどく)』」という読み方で文章を読んでいます。
 これに対して、速読の読み方は「文章をかたまりで瞬間的に視野に入れ、同時に内容を理解する『視読(しどく)』」と言われるもので、頭の中で音声化しない読み方です。

 次年度以降の入試も、膨大な文章量・グラフ・資料を読み解く問題が増えることが予想されます。制限時間内で、いかに速く文章を読み解き、解答できるかどうかが重要になります。

 当教室では、「速読解力講座」はもちろん、「語彙・文法・論理力」を鍛える「国語力養成講座」もございます。体験のお申し込みは、下記バナーをクリックして必要項目をご入力ください。
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