2024.10.15
おすすめ勉強法!
今回は、理科の勉強法について解説します!
ぜひ毎日の学習に取り入れて、成績アップを目指しましょう!
まず、中学生が習う理科は4つの分野に分かれています。
・生物分野
・地学分野
・化学分野
・物理分野
それぞれの分野の特徴・対策について見ていきましょう!
【生物】
まず生物分野では、植物のつくり、人体の構造、生態系などを学習します。
遺伝に関する問題のみ、比をつかった簡単な計算問題もありますが、生物分野は基本的に暗記がメインです。
覚える用語が多いので、効率的に暗記できるようワークの繰り返しや問題集で類題を解くなど出題パターンに慣れていきましょう。
暗記が多いといっても、近年では実験の目的を考えさせたり、実験結果から考察させたりという問題も増えているため、基本問題から発展問題まで幅広い問題に慣れておくことも大切です。
人体については、アニメ「はたらく細胞」が楽しく学べておすすめです!
【地学】
地学分野は、単元によっては暗記メインなものもありますが、計算や法則も出題されます。
地震の計算、星の動きの計算は類題を解くことで十分理解を深めることができるため、対策がしやすいはずです。
湿度の計算では、割合の計算が必要になるため苦手な生徒も多く、量をこなして対策をしましょう。
対策はしやすいものの、どの数字を使って答えに辿り着けるのかを理解するためには、問題を丁寧に理解し、模範解答を読み込むことも大切です。
【化学】
化学分野では、水溶液の濃度や物質の密度の計算、化学反応式では暗記した知識を数学的思考によって活用する力が求められます。
グラフから数値の変化などを読み解く問題もあるため、グラフや資料を見慣れておきましょう。
実験の問題では、実験を丸暗記するよりも「手順・注意点・結果・考察」に注目して出題パターンを理解し対策しましょう。
酸性、アルカリ性について、BTB溶液、リトマス試験紙の反応をみる問題では、それぞれの「酸=すっぱい」「アルカリ=にがい」という性質に注目すると暗記を手伝います。
例)すっぱいもの→レモン(黄色)BTB溶液が黄色に変化、梅干し(赤色)リトマス紙が赤く変化、にがいもの→まずい(青色に変化)※フェノールフタレイン溶液は例外(アルカリ性で赤色に変化)
【物理】
物理分野は、音や光の性質、圧力、電気、運動とエネルギーに関する単元があり、割合や比、面積などを求める数学力も必要になります。
物理のこれらの単元では、法則や公式を暗記するだけではテストで対応しきれないことが起こります。それを防ぐには、なぜそうなるのかの原理やメカニズムをイメージで理解できるよう図解やイラスト、動画を活用して演習に取り組みましょう。
物理分野は身の回りで起きる現象を数学的に考える分野なので、日常生活で目にする当たり前の現象について興味関心を向けることも大切です。
「電車が停車するときに体が前方に引っ張られるのはなぜだろう」「なんで空は青いのだろう」など日常生活の中で多くの疑問を持つようにしましょう。
アニメ「Dr.Stone」では物理や化学、地学など幅広い科学について楽しく学びたい方へおすすめです!
以上の4分野に共通するのは、演習量を確保することです。
学校のワークを3周はできるといいでしょう。
ワークの取り組み方ですが、
①直接書き込まずにノートに解く
②解けなかった問題をチェックしておく
③1周目で解けなった問題を解き直す
④1周目でも2周目でも解けなかった問題を解き直す
このように取り組み方を工夫して効率良く、弱点を克服していきましょう!
理科は各分野、暗記と理解のバランスを意識し、興味関心を持って学習することが大切です。そうすれば短期間でも大幅に成績アップが見込める教科です。
「今回のテストは簡単だったな」と思えれば、あなたが頑張って取り組めた証拠です。
ぜひコベッツで一緒に成績アップを目指しましょう!