守山瓢箪山教室のメッセージ
こんな勉強法はやめよう(その1)
2024.05.26
少し前の話です
守山中学生の中間テスト前勉強会を5月19日(日)に行いました
午前中は中1生
午後は中2、中3生を優先に行いましたが、
空いた席を狙って、午前も午後も利用する生徒もいましたスバラシイ
朝9時から夕方5時半まで、生徒の質問対応を本業としながら、
実はみんなの勉強方法を観察したので、
今日は、「こんな勉強はやっちゃダメ」をまとめてみました
①教科書見ながら、問題を解く
これは、社会や理科の問題を解く時に見られる現象です
特に一問一答問題や穴埋め問題で、答えがわからない時です
教科書から答えを探す、「宝探し勉強法」です
すぐに解決できて、サクサク解けていい気持ち
「勉強やってる感」も溢れ出す
答え合わせも、もちろん正解なので○を付ける
お母さんも安心!
タイパ最強!満足度も高いですね
でも、数日後には忘れてる・・・
イヤラシイ感じに書きましたが、いかがでしょうか?
よく言われるインプットとアウトプットがミックスされています
頭が良くなった様に錯覚を起こします
その子にも指導しました
正解は、
1、教科書をしっかり読む
2、問題集を解く
3、答え合わせをして、❌を付ける
4、❌の答えを教科書で確認して、覚える
5、翌日、もう一度解く
6、正解ならOK! 間違えたら、もう一度4に戻る
これは、全教科共通です
インプットとアウトプットの割合は3:7ぐらいかな
(インプットに掛かる時間は個人差があります)
ご自宅で同じ事をしていないか、こっそりチェックしてみて下さい
問題集と教科書を同時に開いていたら、アヤシイですね
(間違い直し中はOKです)
②テスト範囲表を読んでいない
または、普段から持っていない
中学校から配布されるテスト範囲表には
先生からのヒントがたくさん書かれています
社会では、「資料集を読んでおく」とか
「授業中のプリントをよく理解しておく」とか
みんな、「○ページ〜○ページ」の部分ばかり気にしてしまいます
常に持っていないので、ページ数を知りたい時に困ってしまう
スマホを持っている子は、写真を撮っておけばいいのに〜
なんて思ってます
学校からの情報は大切ですよ
③教科書・テキスト山積みの机
やらなきゃいけない気持ち
今日は頑張るぞ!の気持ち
よくわかります
塾の机の上に、山積みになったテキスト・教科書・プリントなど
崩れそうな勢いです
まさに仕事できないサラリーマンドラマに見かける光景です
テスト勉強は一点集中がいいですね
テスト範囲票と勉強する教科のみを机に出して、
学習環境をシンプルにしましょう
その1はこれぐらいで、
その2に続きます