城南コベッツ東船橋教室

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東船橋教室のメッセージ

こんな難しくなったの?ウチの子には難しいかも!?と思わなくても大丈夫です。

2022.07.03

おはようございます!

JR東船橋駅 北口(市場通り沿い)の城南コベッツ東船橋教室です。

難しくなってきた勉強・・・
保護者様との面談の際や、三者面談の際に、小学生、中学生、高校生と、その学年に応じてテスト問題とか、入試問題をお見せすることがあります。

たいていは驚かれるのですが、
私たちが現場で勤務していて、3年前、5年前と思い出してみても、「うん、やっぱり難しくなってる」とわかるのですから、いきなり見せられたら「うわ・・」という声が漏れるのもわかります。

今日は日曜日なので、子どもたちの人気ゲームのマインクラフトを例に主題のテーマについて考えてみましょう。

マイクラ公式画像.jpg


マインクラフトは、マルクス・ぺルソン(通称ノッチ)とMojangの社員たちが作ったサンドボックスと言われるジャンルのゲームで、世界で最も売れています。
その後、マイクロソフトが買って、運営がさらに拡大されています。

日本では2011年に正式リリースされ、あっという間に子どもたち、学生、大人までを虜にするゲームとなり、アプリ部門でも有料ゲームランキングでは、ずっと1位で、たまに2位とかになったとしてもすぐに1位に返り咲くなど、とんでもなく息の長い人気を誇っています。

お父様、お母様の中にも「マイクラやりたい!」とお子さんから頼まれて、クレジット決済でマイクラアカウントを購入した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このマイクラをやったことがある人はわかると思うのですが、かなり奥が深いです。modを導入することで、世界観や見え方、機能を拡張することが出来ます。


今でこそ、それらの導入がやりやすくなったものの、今から7.8年前とか10年前の当初は、mod導入の前提のforgeを導入したり、なかなかハードルが高い内容でもあったのです。

また、グラフィックボードの性能がそれなりに必要になってくるため、パソコンのスペックも同時に求められて、いわゆる「ヌルヌル」と動作感をよくするためには、ハード面でも工夫が必要でした。

さらに、自分でサーバーを立ち上げることが出来るため、自分が作った世界を公開することも出来るのです。

小学生、中学生、高校生でもマイクラにはまった子たちは多く、自分でサーバーを立ち上げてサーバーの管理者になってしまう子もいました。
ブログを書いたり、サーバー内で作った世界を想像力逞しく、ゲーム性をさらにもたせり、プラグインを導入したりと、

「どこでそれだけの知識を得た!?」と驚くほど、短期間で世界をつくりあげていきました。

私が思うに、

子どもたちの能力は、大人が思う以上に、爆発的に開花するものだと感じた次第です。


マイクラは、英語がある程度わからないとサーバーを立てたりすることはなかなか難しいです。

さらに、VPSでやろうと、自分でサーバー専用機を用意しようと、Linuxの知識が必要なはずです。
(※今は、VPSでもマイクラのサーバーが自動構築されるものもありますので、以前よりは敷居が低くはなっていると思います)


英語がわからなければ、自動翻訳、Linuxがわからなければググる(googleで検索する)、これが当たり前になっているため、
ちょっと好奇心、ちょっと探求心、ちょっとした興味が、この「調べる」という、本来面倒な動作を楽しさに変えてくれています。

なんと素晴らしいことでしょう!!


その昔、インベーダーゲームというのがありました。

ちょっと後には、テレビでもプレイできるブロック崩しゲームが登場し、パソコンが登場し、BASIC言語でつくられたゲーム、ファミコン、スーパーファミコンなどがどんどん開発されて、多くの子どもたちがゲームの世界を楽しみました。

時代が進み、インターネット、パソコン通信、携帯電話と、半年、一年ごとに世界が目くるめく変わっていきました。

スゴイですよね、

今では回線も高速化され、ビデオからDVD、今度はネット動画・・・世界はどんどん変わり、SNSや仮想通貨、国がデジタル通貨にも着目し、ITの世界では、仮想世界をガッツリつくっていこうとしています。

これらは、私たちは利用する側にいます(大多数の人は)

でも ゲームにしても仕組みにしても「つくっている人がいる」のですね。

人間の能力はどんどんスゴイ力を発揮しているということでしょうか。でもこれって、考えてみたら「技術の進歩」ではないですか。

いきなりスマホが登場して、いきなり5G回線が出来たわけではありません。

進歩っていうのは、こういう技術の世界だけで起こっているのではなくて、

世界中のありとあらゆる産業、ありとあらゆる事象面で、ほぼ同時進行で進む速度は違えども進歩しているのです。



そう考えたら、

子どもたちの学習スキルが昔に逆戻りすることなんてないですし、普段触れているスマホとか、アプリ操作から、自然に学んでいることも多いのではないでしょうか。



大人は、解説書とか説明書きをじっくり読むかもしれませんが、

子供はそんなのみないで

感覚だけで、失敗(操作手順の失敗すらも)を恐れません。


ここに私は、子どもたちの「勢い」を感じるのです。

仕事の世界でもスポーツでも学問でも、勢いを持っているのは、たいていは「若者」じゃないでしょうか。

10代、20代の若者が、とんでもないスキルを身に着け、うそだろ!?ということをやってのけるのです。

でもこれは今も昔も一緒ですよね。


学習面で、以前よりも高度化していくであろうことは想像つきます。これからどんどん進歩していく過程の中で自然に覚えてしまうものもあれば、プランの中で計画立てて覚えていかなくてはならないものもあるでしょう。


Linux とかで、バックアップの仕組みをつくるとか、自分なりに機能を組み込んでいくより、

はるかに一次関数のほうが簡単だと思います。

子どもたちは、すでにけっこう次元の高いものをスキルとして得ています。だから、興味を持ってもらえたら、「あれ、これって原理がわかったら、コツがわかったら、意外と簡単じゃん」となれるのですね。


じゃぁ、興味を持ってもらうにはどうしたらいいか。




「小さな成功」を積ませることが一番です。



学校でも家でも褒められたことがあまりない、となれば、どうしても出来ていないのでしょう。


でも、やり方がわかったら誰でも出来るようになるんですよね。