東船橋教室のメッセージ
プログラミングを学ばせた方がいい!その理由② ~言語の種類と学校利用のプログラミング言語~
2022.07.12
プログラミングを学ばせた方がいい理由 その②
今回は、言語の種類と学校利用のプログラミング言語についてです。
【プログラミング言語の種類】
ところで、プログラミング言語とは何か?
簡単にいうと、コンピュータに様々な処理をさせるためのコマンド(命令)言語だと思ってください。
コンピュータ内部では、通常はマシン語(機械語)といって、0と1の信号のやり取りがされています。
このマシン語だけで命令を与えていくのは、ものすごく大変・・・というか、現代では処理する内容が多すぎるので、ほぼ不可能です。
そこで作られたのは、プログラミング言語なのです。
プログラミング言語の歴史はけっこう古く、最初は、「FORTRAN」という高級プログラミング言語が走りです。これは1954年のことですから、ひと昔前ということですね。
以降、1960年代には「COBOL」、1970年代には「C言語」とか「BASIC」が登場します。
1980年代には、日本においても8ビットのパソコンがNECとかSHARP、富士通などから発売されました。
そのころは、「C++」という言語が登場しました。
以降は、パソコンの性能もすごいスピードで発展していきました。
処理速度がどんどん工場していったのですね。
半年たてば、古くなる!そんな風に言われた時代です。
1990年代は、「Python」と「PHP」を皮切りに「RUBY」「JAVA」「JavaScript」「Parl」
という有名どころがどんどん登場しました。
2000年代は、「C#」「Go言語」「Dart」「Swift」「Hack」など、より実行速度やアプリ向けに適した言語が次々と出てきたのです。
そして言語の世界でもオープンソースとして、たくさんの人が世界中で開発に携わるようになってきました。
さて、上記のプログラミング言語の中で、
現代における主流はどれか!?
これを押さえておきましょう。
2つあります。
①JavaScript
②python
この2つです。
JavaScript(ジャバスクリプト)は、もうすでにご存じの方も多いでしょうね。
WEBサイトの開発に使用されているプログラミング言語で、最もメジャーなプログラミング言語です。
現代におけるWEBサイトで、見た目をよくする、サイトに動きを出す、いわゆる「いい感じのサイト」をつくるための必須言語です。
エンジニアになるためには、これが出来ないとお話にならない・・・ぐらいの言語で、完全なスタンダード言語と言えます。
python(パイソン)は、AIの開発に強く、習得が比較的簡単なプログラミング言語で近年人気が急上昇しており、2022年第1四半期の調査ではJavaScriptに次いで、プログラミング利用ランキングでは2位に浮上しています。
そして、このpythonは、科目指定された「情報Ⅰ」において、主要な教科書会社全てで採用されているのです。
さらに、文部科学省が公開している「情報Ⅰの教員向け研修教材」でもPythonを採用していることから、我が国日本においては、ラーニングユースと、ビジネスユースのどちらにおいてでもpython が重要な言語であることがわかります。
ところで皆さんは、「Scratch」というプログラミング言語をご存じですか?読み方はスクラッチです。
これはWIKIで見てみます。
-----------------------------------------------------------------------------
Scratch(スクラッチ)は、Scratch財団がマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ ライフロングキンダーガーデングループ(MIT Media Lab Lifelong Kindergarten Group)と共同開発する、8〜16歳のユーザーをメインターゲットにすえた無料の教育プログラミング言語及びその開発環境である。2022年7月時点で、全世界の登録ユーザー数は約9284万、日本はそのおよそ1.51%にあたる約133.6万である・・・
-----------------------------------------------------------------------------
このように書かれています。
↑
こちらが Scratch (スクラッチ)言語のロゴです。
私がこの記事を書いている時点では、ユーザー数は1億を突破しています。プログラミングの中における、いわゆる「ビジュアルプログラミング」の実質的なスタンダード言語。それが、Scratch (スクラッチ)です。
国内において、多くの学校やプロミング系スクールで採用されているのが、このScratchだと思っていただいて間違いございません。
【学校利用のプログラミング言語】という観点で言うと、小学生の場合は、圧倒的に、ビジュアルプログラングの領域が主流ですので、
Scratch(スクラッチ)言語をマスターしていくことによって優位性を持つことが出来るということです。
小学生で、いきなりJavaScript とか Python にいってもいいですが、
挫折してしまう可能性があります。
ポイントは「ビジュアルプログラミング」
↑ ↑ ↑
視覚的にその命令のコマを動かすことによって、無理なく学べるこのスタイルが最も長続きさせやすく、飽きません。
※城南コベッツ飯山満教室は、QUREOプログラミング教室を併設した個別指導塾です。
ICT教育はこれからの教育体系の完全なる主流となります。
今のうちに、プログラミング学習にも着目していくといいでしょう。
「そんなにいうなら東船橋教室でもプログラミングやったらいいでしょう?」
はい、そんなご指摘、ごもっともです。
東船橋教室と飯山満教室はコンセプトを若干変えた兄弟教室運営をしております。何卒ご理解の程お願い申し上げます。