東船橋教室のメッセージ
算数の遅れ・・・嫌いになったら小中高 その先とずっと苦労してしまいます(小学生で算数オススメ)
2024.05.29
PISAってご存じですか。
OECDが進めているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査のことです。
直近の実施は2022年です。
※上記の画像は、文部科学省の調査結果のページのPDFをプリントスクリーンさせて
頂きました。
ここでは詳細を省きますが、かつての「ゆとり教育」時代から比べれば、かなり復活してきた様子がわかります。
日本という国の潜在的な力が何となくわかりますよね。
とてもいい国です。
でも・・・でもなんですが、先日 テレビ番組でも取り上げられていましたが、今の日本の会社って、世界の上位30社の中にひとつもないのですね。
これが平成元年あたりと比べたら、またまた一目瞭然で、当時は日本の会社が上位30社の上位を牛耳っていたのです・・・。
こ、これは、、、、
世界にいわゆる「覇権」という言葉を当てはめていったとすると、当時の日本は相当、パワフルで、世界からも大きく注目されていた国です。
しかし 今は、ほとんどが米国 です。
この中身にピンとこない人は、皆さんが何気なく使っている日常のサービスを考えてみたら、
うわ、なるほど!と思うはずです。
・google(グーグル)
・windows 10 とか11のOS(マイクロソフト)
・iphone (アップル)
・youtube(ユーチューブ)
・Meta (旧フェイスブック)
・Amazon (アマゾン)
・Nvidia (パソコンに入ってるグラボなどの会社)
・X(旧twitter )
などなど、アメリカの独断場です。
強すぎですね。
この変化が、今度は、AIという市場で、世界中を巻き込んでいくわけですが、実はこれもすでに米国新興企業の OPEN AIという会社が Chat GBTというサービスを開発して、完璧な第一人者になってしまっています。
そしたら、あとは何が残っているのだろうか、、、、
医療技術とかロボットとかですかね。
アメリカには、大きく富が集まり、莫大な報酬も与えられる国ですので、成功者たちが海を渡りアメリカへ!という流れもずっと続くんでしょうね。
そうすると、やっぱりかつて「技術大国ニッポン」だったのに・・・となるわけです。
今、英語もそうですが(海外でも戦えるように語学を学ぶ)、実は学問分野でもっとも本気で伸ばしていきたいのは、
「数学」なのです。
最悪、英語は、とてつもない技術で翻訳技術が格段に上がっているので、将来は、
普通に会話してても同時通訳でしょう。
瞬時に訳ですよ。
そしたら、同時通訳の人の仕事なくなってしまうのでは・・・という懸念すらあります。
ただでさえ、googleの翻訳精度は少し前よりもはるかにパワーアップしています。
技術革新は私たちの知らないところで、どんどん進んでいるということですね。
さて、こういう技術はやっぱり
理系分野なのではないかと思うのです。
ですから、数学、数学、数学、数学なのです。
文系でも数学必須の時代になってきている、その背景にはいったい何があるのか?
このような 「なんでだろう」という疑問からスタートでもいいです。
これほどまでに数学(算数)の力が必要になってきたことを 試しに軽く検索してみてください。
そうすると、今後求められる スキル、能力が何なのかが見えてくるかと思います。
私は断然「数学」だと思います。
そして、「情報」だと思います。
プログラミングとか、今はまだ英語に比べれば学んでいる人は少ないですが、
学問はさほどでもなくてもプログラミング技術がすっごい人は、間違いなく引く手あまた状態です。
こういう技術は、実際にプラグラミングのコードに触れていかないことには、ちんぷんかんぷんのままじゃないでしょうか。
最初の一歩としてコードに触れることがなければ、永遠にプログラミングは不可能ですよね。
そういう観点でいうと、興味です。
好きとか、興味がある、というレベルの先じゃないとですね。
嫌いになったら、なかなか物事進まないです。それに算数(数学)もずっとついて回る教科ですから。