東船橋教室のメッセージ
大学入学者の質的向上と維持のため、大学側の選抜がよりシビアに!
2024.06.14
【大学入学者の質的向上と維持のため、大学側の選択がよりシビアに!」
これが本日のテーマです。
せっかく大学に入っても、辞めてしまう学生さんが多くなっています。色々な事情がありますが、大学の授業についていけなくなって辞めてしまうケースが増加していることに驚きを感じます。
そうなんです。
大学に入ったけれど、自分がやりたかったことと違う!文系と理系の選択で本当は理系に行きたかったけれど、文系に入ってしまった!
そんな悩みを抱える、新大学1年生は多いのです。
また、大学側も実際に入学した後の学生たちの学力が求めるものに覚束ない状態になっていることから、学生選抜の方法を疑問視するむきもあるようです。
学生側と大学側の思いのギャップがあるのでしょう。
国公私立大学全体の選抜を見ていくと、総合型選抜では「入学希望理由書等を利用した選抜区分」が8割ぐらいになっています。
アドミッション・ポリシーとの整合性や学習に対しての「意欲」が重視され、志望理由書を通してこれらをしっかりと確認する動きが強化されています。
また、4割近い選抜区分では、「探究学習の成果に関する資料」を利用するケースもあります。
昨今声高に言われている『高大接続』を図っていくために、探究学習そのものに着目する大学は確実に増えているのです。
今後、高大連携を通して探究学習を支援し、それを総合型選抜に接続させたいと考える大学も多く、探究学習評価型の入試はさらに増えそうです。
今、
多くの大学が総合型選抜や学校推薦型選抜の募集枠を拡大しています。
目的は穿った見方をすれば、入学者の確保戦略だと言えなくもないですが、
実際には、
入学者の質を向上させて、維持させるために
基礎学力及びアドミッション・ポリシーとの相性を適切評価する動きが主流となっているのです。
さてさて、
「基礎学力」です。
基礎学力をしっかりと身につけていく必要性が高まってきているということです。
例えば、高校生の基礎学力を判定していく代表的なテスト、
それは「大学入学共通テスト」です。
もっと言えば、大学入学共通テストそのものが基礎学力を図るためのテストなのです。
ということは、大学側の本音としては、共通テストでパス出来るぐらいの力をもって、入学してきてほしいというものがあるのでしょう。
いずれにしても ただ大学に入ればいいというわけではなく、やはり選抜をしているわですから、入ってくる学生には、それなりにの目的意識をもって臨んでほしいのだと思います。
★★★
城南コベッツは、高校生指導が大得意な塾です。
総合型選抜入試、及び学校推薦型入試は、まずはその仕組みを知るところからスタートしましょう。