東船橋教室のメッセージ
中学受験のベースprogram
2024.08.10
こんにちは!城南コベッツ東船橋教室です。
最近、また地震が多くなってきました。昨日も揺れましたね。地震がない国の人が日本を訪れたらけっこう驚くと思います。
そしてニュースでも「南海トラフ」という言葉が飛び交い、その日と翌日には早速買い占め的な話題も出ていました。
東北の大震災のときに、停電や水道が止まることを経験しているので、連想してしまいますよね。
備えあれば、、、ですので、お盆期間中は関連用品をホームセンターで物色してこようかと思っております。
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さて、本日は「中学受験」についてです。
中学受験の熱が高まっていて、全体的な動向を見ていくと、やはり大学受験難易度が上がっていることが挙げられます。
そこに、
少子化がゆえに一人の子供にかけられる教育費が増加している点とか、文科省の指導方針が大きく変化を遂げていることとか、周りを取り巻く環境そのものも変化している背景がありありと見られます。
【中学受験の戦い方=いつまでに小学校内容を?】
基本的に中学受験は、子供だけが頑張る入試ではなく、親子で頑張る!そんな様相が高校受験や大学受験に比べても大きくあるように感じます。
受験校を選択していくときや、併願戦略を練るときにには、きっと親御さんの意見が決定要素の大部分を占めるのではないでしょうか。
それがゆえに、まずはベースは知っておいたほうがいいです。
中学受験というと、たいていは私立中学の受験を指しますが、その問題は想像していただく通り、小学校で習う内容とは少しかけ離れた中学受験の独自の問題が出題されます。
ですから、まずは小学校で習う内容は、早ければ4年生、遅くとも5年生のうちに終わらせておく必要があります。
小学生の超先行学習バージョンで進むのです。
でもこれは中学、高校でも進学校ではほとんどが当然の流れですので、中学受験において小学校で習う内容を4年、5年で終わらせてしまうことも当然の流れとして捉えておきましょう。
単元を紐解くと、小学校の算数などは小4、5年の内容が以前と入れ替わったり、似たり寄ったりの難易度ですので、突っ走ることはそんなに難しくないと思います。
現に当方にお通いの小学生は6年で、中学内容をやるとか・・・自然な流れでいってます。
【中学受験の戦い方=4科目受験を基本に】
それと、これはけっこう重要だと思うので、前にも書きましたが今回も。
中学受験では、4科目受験(算国理社)が基本だと思ってほしいのです。確かに英語を入れた、3科目受験(算国英)とか、2科目受験(算国)がありますが、
最初から2科目受験とか3科目受験にするのは、よけいにリスクが高くなるので、4科目受験=それが普通、デフォルト!じゃないとダメ ぐらいの心持ちでいてください。
理由は、多々ありますが、簡単にいうと、教科数が減少するごとに合格率が下がると思っていいです。
また、中学受験で、英語を受験教科に入れることは現時点は、まだまだちょっと怖いかなぁと思います。
中学受験の英語、正直 簡単です。
差が出ないです。
満点取れちゃいます。
中学受験の算数となると「ふぅ~~~おそろしや~~」となる割合が圧倒的に多いのに比べて、
英語は、「え?これ・・・15分で終わっちゃう、え、超簡単!」なんですよね。
教科で差が出ないものを入れるのは、戦いとしてどうでしょう。
結局、英語以外の算数と国語で差が出ます。
そして、怖いのは理社は捨てて、算数と国語で勝負だぞい!←このパターン。
わからないでもないのですが、非常にリスキーです。中学受験で誰もが「ウッ」となるのは、算数と国語です。
独特です。特殊と言ってもいいぐらいです。
この2教科で勝負というのは、よほど、突き抜けていないと厳しいです。
【中学受験の戦い方=目的意識を共通にする】←重要
これもよくアルアルなのですが、
中学受験をする!私立中学に行く!中高一貫校に通う!などは、そこに目的意識がなければ、かなり薄っぺらい動機になってしまいます。
動機っていうのは、すごく大切で、目的と目標を打ち立てる大前提なのですね。
そこが希薄だと、足場がぐらついた現場職人のようで、見ているこちらもハラハラしてしまいます。
小学生はまだまだ子供・・・という感覚を持たずに、
対等な人間として向き合って、親御さん、お子さん、そして私たちスタッフと講師陣が全員共通な意識を持つ必要があるというこです。
これって、中学受験のテクニック的なことじゃないですよね。
どちらかといえば、これも前提っぽいです。
でも何事もそうなのですが、
認識がずれるとチームとして脆くなるのです。勉強する集団でもスポーツチームでも目的意識がしっかりとしていて共通な場合は、たいてい強いです。
皆がバラバラな感情、感覚を持ってしまった場合は、絶対に強くなれないです。
ですから、前提とは言え超重要なのです。
これらの前提要素がしっかりと形を成して初めて、次に戦略がある!ということです。
大風呂敷をバッと広げて はい!中学受験の生徒さん いらっしゃ~~いというスタンスでは全くありません。
従って最初はよく練った話合いをする過程で、
①「なぜ今中学受験なのか?」という 世の中の背景を知ってもらい
尚且つ
②「昨今の情勢」「傾向」と続いて上記の前提があり、
③そして「戦略」があって、次に「戦術」です。
ここで まどろっこしいとか思わず、しっかりとトレースしていきますと、
知らず知らずに ガッチリとしたレールに乗ることが出来ますので、その点どうか宜しくお願い致します。