東船橋教室のメッセージ
日本人の気持ち 美徳 それはふとした瞬間にジワリと心にきます(完全コラム)
2024.08.20
違和感とともに驚いたニュースは、
カナダのコンビニ大手のアリマンタション・クシュタールが、あの「セブン&アイ・ホールディングス」へ買収提案!
(※yahooニュースにリンク致します)
『ぼく、じょうにゃん。東船橋に住んでいるよ。ぼくもマジでおどろいたね。でもこれって実現するのかにゃ?』
正直、アリマンタション・クシュタールなんていう会社は知らなかったですし、まさかセブンイレブンが!?とただただ驚きました。(会社名が覚えられないよ・・・)
実際に買収が実施されるかどうかは、セブンイレブン側の回答でしょうけれど、なにせ規模がとんでもなくでかくて、5兆円規模だとか・・・。
またこれは融和的な内容かもしれませんが、かりに敵対的なTOBだとしたら、どうなるのでしょう。
それを予見して買いが入っていたりしますので、市場の耳目には本当に驚かされます。
マーケットの動きは、材料は出たら仕舞と言われますが、それでもこういうニュースはその先の想像を掻き立てられるので、意外と長持ちするニュースなのではと捉えています。
3-5月期は、セブンイレブンでも純利益が半減したりとコンビニは全体に苦戦状態だと言えます。
何故でしょう。
私は、単に「値段が高い」ことも一般消費者では誰もが知っていることとなっているため、こんな心理が出るのだと思います。
「コンビニは高い」
これ、誰もが知っていることです。
されどコンビニなんです。
なぜコンビニで買い物をするのか?と聞かれたら、
それは「近くにあって便利だから」
「サッと買えて、ついでの他の用事も済ませることが出来るから」(例えば荷物の発送であったり、公共料金の支払いであったり)
こういう付属要素の利便性が極めて高いからですよね。
そう、例えば電気料金とか水道料金とか、そういう払込用紙で支払う際に、そのスピード感を銀行や、郵便局とコンビニを比較したら、
それはそれはもう・・・「比較にならないぐらい圧倒的にコンビニのほうが早い!」のです。
また、レジ対応もめちゃくちゃ早くないですか。
特にセブンイレブンは、オーナー教育、アルバイト教育が徹底しているのでしょうか、他のコンビニよりも 対応が素早く感じます。
2、3人並ぶと、スッと裏手から違うアルバイトさん(従業員さん)が出てきて、「こちらどうぞ~~」と言ってくれる、、、これはセブンイレブンの教育がしっかりしているからだろうなぁと 一度や二度ではなく常に思います。
コンビニって文化なんですよね。
その文化は、明らかに消費活動を変えたのですから、スゴイです。
あと私は、コンビニの存在=安心感 と捉えています。
とても大きな安心感です。
誰もが記憶新しい 東北の大震災のとき、コンビニの存在がどれだけ人々の気持ちを救ったかですよ。
そこに明かりが灯っているだけで、街の安心感は半端じゃなかったのです。
確かに物流もとまって、商品陳列棚には商品が並ばない日もありました。それでもコンビニの人たちは明かりを灯してくれて営業してましたよね。
あれは一種の感動でした。
たぶんそれは、セブン&アイという純然たる日本の会社が運営するコンビニだったからではないでしょうか。
日本人の他人を敬う気持ち、助け合いの精神、もてなしの心遣いそういうものが本当に困ったときに出るんですよね。
従って、
私は買収されてほしくないというのが本音です。