東船橋教室のメッセージ
今、入試で求められるスキルの筆頭は何なのか!?
2024.09.19
JR東船橋駅 徒歩6分、市場通り沿いで自転車が置ける城南コベッツ東船橋教室です。
今日のテーマは、
『今、入試で求められるスキルの筆頭は何なのか!?』
です。
結論から言いますと、
「速読スキル」です。
速く読まなければ お話にならない・・・ぐらいの状況になっています。
英語とか国語の文量が圧倒的に増加しているのは、もう皆さんご存じですので、今回は、数学について。
数学も文字数増加なの!!!????
大学受験の数学は「数ⅠA」「数ⅡB」「数ⅢC」とあります。
数ⅠAは、2006年段階では、1,479文字でした。
それが!!
大学入学共通テストが開始された2021年には7,376文字
と爆増しているのです!!
2006年から徐々に文字数は増えており、15年で約5倍に増えています。
数学という学問は、どちらかというと、計算とかのイメージが先に立つかと思います。
これらは、今の文科省の評価区分けで言えば、「知識を問う問題」です。
しかしながら、「思考・判断・表現を問う問題」として
具体的な場面設定や会話文などが出題されたことで、全体の文字数が急増する結果となったのです!
数ⅡBにおいても、2017年当初は2,928文字だったのが、翌年2018年には5,834文字と急増しているのです。
実際、問題を紐解いてみると、近年傾向に近い、「思考・判断・表現」を問う形式の場面想定の文章追加などがあり、これが文字数増加の原因となっています。
速読スキルは、一朝一夕に身につくものではありません。
訓練しなければ読むスピードを急激にあげることは難しいのです。
最近は、定期テストや定期考査などを見ても、以前と比較して問題数といいますか、書かれている文字数が増加しているのがわかります。
例えば「会話文形式の問題」を作ろうとすれば、学校の先生と生徒が会話しているシーンが登場します。
その中で、設問がつくられるような形式です。
実験の観察やデータについても会話の中で登場し、やはり読まなければどうしようもない!という状況の形式が多いように感じます。
つまりは、与えられた クイズっぽい形式の問題、一問一答っぽい問題は、もはや練習用ぐらいにしかならず、
実戦訓練のためには、「思考・判断・表現」を問う 利用問題や応用問題の練習が絶対に必須だと言えます!!
自分で時代を切りひらくぐらいの生きる力を育むために、
教育機関が徹底して負荷をかけています。
これも時代の流れの一つです。