東船橋教室のメッセージ
公立高校を選ぶか、私立高校を選ぶか
2024.09.23
中学生たちは、
中学2年の終わりぐらい(具体的には、2月の学年末テストが終わった後)から少しずつ自分の進むべき進路、志望校を考え始めます。
具体的な学習の開始は、春からスタート!夏からスタート!と色々ですが、途中で何度か受けることになる会場模試の結果や学校、塾との面談などでだんだんと決定していくという流れになります。
最初から一貫して志望校を変えない生徒さんもいますが、状況によって変更する生徒さんも同様にいます。
高校は大きくわけて、公立高校と私立高校があります。
それぞれ特色がありますので、先生や親御さんとよく相談して決めていくといいでしょう。
ここではそれぞれの違いについて見ていきましょう。
教育方針
一つ目の違いは教育方針です。公立高校と私立高校では、教育方針を定めている母体が異なります。
公立高校は都道府県や市町村の自治体が運営しており、文部科学省が教育方針を定めています。そのため私立高校と比較すると特色は少なく、どの学校も教育方針は似ています。
一方、私立高校は学校法人が運営しており、建学の精神に基づき学校独自の教育方針を定めています。そのため、各学校が自由に方針を決めることができ、特色ある教育を展開しています。
特に私立高校は同じ程度の偏差値レベルであっても、学校によって授業の内容は異なるため、実際に学校見学や説明会に参加して、学校の理念や価値観が自分の子どもに合っているか確認しておきましょう。
学費面
二つ目の違いは学費面です。
文部科学省「子どもの学習費調査(令和3年度)」によると、年間学習費総額に関して公立高校は約51万円、私立高校は約105万円と2倍近く私立高校が高いとされています。
私立高校の学費が高くなる理由は、授業料以外の費用も発生することが関係しています。学校納付金や入学金、修学旅行費などには適用されず、卒業までの学費が高くなってしまう傾向があります。
(高等学校等就学支援金制度の対象となりましたが、こちらの支援金は授業料が対象です。)
授業のカリキュラム
三つ目はカリキュラムの違いです。
公立高校は文部科学省が定めた学習指導要領に沿った授業内容のため、どの学校もカリキュラムは同じです。
一方で私立高校は、各学校独自のカリキュラムで授業が進行していきます。
私立高校のなかでも、授業の進行速度は異なります。私立高校の進学校を考えているご家庭は、自分の子どもがちゃんと授業についていけるか事前に確認しておきましょう。
受験方法
四つ目に異なる点は受験方法です。
公立高校の入試は、多くの自治体で推薦選抜と一般選抜の2回方式を採用しています。受験科目は国語・数学・英語・社会・理科の5教科で出題されます。
私立高校の入試は、1回のみの実施の学校が多いです。公立高校より1か月早く、1月中旬頃に実施されます。受験科目は、各学校により異なりますが国語・数学・英語・理科・社会の5教科または国語・数学・英語の3教科で出題されることが多いでしょう。
内申点に関しては、公立高校の受験ではすべての都道府県で合格判定に活用され、私立高校では当日の入試点数を重視している学校がほとんどです。
施設設備
公立高校と私立高校の五つ目の違いは施設設備です。
公立高校は自治体が運営しているため、施設設備に多少の違いはありますが一定の水準を保っています。
一方、私立高校は施設費なども学費として徴収しているため、設備が充実している学校が多くあります。
施設設備が充実しているかどうかも、高校を選ぶ際のポイントの1つといえるでしょう。
指定校型推薦枠
公立高校と私立高校では、大学への指定校型推薦の枠に違いがあります。
公立高校は、私立大学の指定校型推薦枠のある学校が多く、進学校では難関私立大学への枠も用意されていることがあります。
私立高校の指定校型推薦は、系列大学のある学校では系列校の枠が多い傾向にあります。
公立高校では各学校の枠が数名程度と募集人数が少ないため、校内の選考を通過することは難しいことが考えられます。系列大学に興味があるご家庭であれば、同系列の私立高校を受験し、高校生活で指定校型推薦枠を狙うのもいいでしょう。
さて、
どうやって狙うのか!どういう考えで攻略すべきか!
【後悔のない作戦】
現在、中学1年生であれ、2年生であれ、やはり評価をつけるポイント3つをガッチリ押さえておくようにしましょう。
これは保護者様も是非知っておいてください。
まず、中学でも高校でも、小学校でも評価をつけるポイントは、同じである点を強調しておきます。
①学校で実施されるテスト
ここで、「知識・技能」と「思考・判断・表現」を試され、評価されます。
②次に提出物とか積極的参加について
いつもいつも言いますが、提出物とか、積極的参加態度については別個評価されているのです。
特に提出物は絶対に出さないとダメです。
要するに、テスト対策と日ごろの学習です。
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