東船橋教室のメッセージ
中学受験が人気化してきた背景
2024.10.03
こんばんは!
市場通り沿い、JR東船橋駅からまっすぐ歩いた突き当りT字路にある個別指導塾、城南コベッツ東船橋教室です。
当教室は、小学生から高卒生まで対応可能な学習塾ですので、様々なご事情ある方でもお問い合わせください。
さて、
本日は『中学受験が人気化してきた背景』についてです。
なんとなく下の画像を見ていただくと想像つかれると思います。
そうなんです。
2008年ぐらいから中学受験は、経済の急激な悪化(リーマンショックなど)と、追い打ちをかけるような東日本大震災の過程の中で、下降傾向となりました。
もしかすると、今から考えれば、この2つの大きな負の出来事がなかったら、今頃もっと中学受験は人気化していたのかも?しれないですね。
2015年以降、だんだんと人気復活してきた中学受験ですが、
4つの大きな背景があると思っております。
①大学の定員厳格化
②2020年からのコロナパンデミック
③教育改革の進行
④大学入試の変更
ですね。
これらの4つは順次起こったことではなくて、波の連続のように押し寄せたことです。
①については、やはり2018年に端を発する早稲田の入学定員厳格化で2000名ぐらいの合格者減、これはかなりインパクトがあり、追随した学校も多く出たのです。
追随したというより、そうせざるを得ない国主導の考え方が根っこにありましたので、
避けられない事態ではあったのでしょうね。
②は、初めての経験で緊急事態宣言が出され、学校も全部休講となったときです。それでも教育の手は止めてはいけない!という需要がありつつも
実際には、学校間の差が出たのが実態です。
③は改革は、以前から計画されていたものですので、待ったなしでした。
文部科学省が推進する内容がコロナであっても強く推進し続けていったのです。結果私はこれが良かったと思っております。
そして④大学入試はセンター試験から共通テストに切り替わり、容赦なく改革が断行された内容に変わっていきました。
だからこそ、
そんな背景があったからこそ、
中学受験がまた人気化してきたのです。
ここからどうなる?
数字上は2024年、中学受験者数は頭打ちとありますが、実態は児童数が減ったので当然です。
受験率は過去最高を更新し18%以上になってきました。
まだこの傾向は続くと考えます。