東船橋教室のメッセージ
さらなる多様性 選抜方法の変化 で、、、、 何はなくとも英語やろう!
2024.11.08
2020年度では、かろうじて過半数となる52.2%が一般選抜(一般入試)でしたが、その2年後の2022年度には、一般選抜割合が49.7%となり、過半数割れとなりました。
それでは、きっと「推薦入試」の割合が増えたのでしょう?
と言いたいですよね。
でも実際は、推薦割合も34.1%から31.0%にダウンしたのです。
ここで言うところの推薦というのは、「学校推薦型選抜」という方式で、こちらは以前、「指定校推薦」と言われたものです。
実は増加した選抜方法は、「総合型選抜」です。こちらは以前、AO入試と言われた方式ですね。
今はとにかく、総合型選抜入試が増加の一途をたどっていると言っても過言ではありません。
総合型選抜(旧AO入試)の実施時期は、大学や学部学科によって異なるものの、一般的には、9月から11月に実施されます。
ですから、別名「年内入試」ともいわれるのです。
一般選抜に先駆けて行われ、選考期間が多少長めであることも特徴の一つです。また、大学によっては、翌年1月に実施される共通テストを課す場合があります。
総合型選抜は、文科省が出願時期を9月以降と定めているため、一番早くて9月1日からの開始になっています。
とどのつまり、9月に出願をして、9月から10月に選考が行われるのが普通で、共通テストを課す場合は1月まで・・・・このように覚えておくといいでしょう。
【学校推薦型選抜と総合型選抜との違い】
まず、学校推薦型選抜では、書類審査と小論文、面接が中心です。
総合型選抜の場合は、受験生がそれぞれの大学が掲げる「大学が求める人物像(←これをアドミッション・ポリシーと言います)に合っているのかどうかをはかる入試ですので、大学によってそれこそ多岐にわたります
例えば、筆記試験重視であったり、論文重視であったりです。
学校推薦型の場合は、高校の推薦が必須ですが、総合型選抜の場合には、高校の推薦は必要としませんので、自分の意思で出願できる公募形式だと思ってよいでしょう。
スケジュール的には、総合型選抜のほうが9月から10月に選考が行われることが多く、学校推薦型は11月から12月に選考集中しますので、総合型選抜のほうが早いです。その分、準備も早める必要がある!ということです。
【今後の傾向】
徐々に大学入試の選抜方法は多様化されていくと思います。
人にはそれぞれ得意な分野、不得意な分野があります。
得意な分野をより伸ばして、社会に貢献できるような人材は、この日本にもたくさんいるのです。
ですから、大学という最高学府において、もっと多くの人に門戸開放していく流れになるのではないかと予想します。
持っているスキルも多様化しているのですから、
敢えて言えば、そういう人材=人財を 発掘するために、入試そのものの要件であるとか、出願の様式、形式なども変化させて、新しい未来をつくりあげていこうとするものになるのではないでしょうか。
逆に・・・
そうしなければならないぐらいに 私は個人的に感じております。
だって・・・
この先、誰がどうやって高齢者の人たち、いずれ私たちもなる高齢者を支えていくのでしょうか。
コミュニティーで肩を寄せ合ってだけでは生きていけません。
なんだか大きな問題を抱えている気がしてならないのです。
しかし、その問題の根幹は、そうそう軽く変えられるものではありません。
それが少子高齢化です。
最近のニュース、、恐ろしいまでのニュース、、ご覧になりましたよね。
「いつかは対策を」なんて言っていたら、
きっと日本の国際競争力はどんどん下がると思います。
さ!!
英語やろう!!(冗談抜きに)