東船橋教室のメッセージ
わが子に突然変調をきたしたら、だんだんと学校に行けなくなったら 是非この記事をご覧ください
2024.11.09
小学校、中学校、高校 私はこのすべてが通過点だと思っております。
もっと言うと、子供時代なんて、その後の大人になるステップでしかなく、少々困ったことになってもいくらでも修正できます。
今まで講師含めて多くの生徒さん、学生さんたちとお話する機会を得ました。この仕事じゃなければ、あちこちの子供たちとお話する機会なんてないですよね。
ですから、餅は餅屋の情報網的に聞いてください。
【どんな苦労、何がつらい?】
確かに勉強の苦労もありますが、それよりも子供たちを追い詰めてしまうものは、「強制」です。それと同じぐらいの割合で「人間関係」です。
ここでいう強制というのは、自発の逆ですから、意思に反して抵抗を無視してどんなことがあってもやらせる!という強制ですね。
これは子供も相当追い詰められてしまうので、心の異常をきたしたり、気づかずにそのまま進行すると、学校に行けなくなったり、朝起きることが出来なくなったり、無気力になってしまうこともあります。
何らかのサインが生じたら、早めに子供と向き合って、場合によっては医師に相談・・・そんなところまでいってしまうかもしれません。
私はつい最近、
とある方とお話をして、現実の非常に辛かったときの話を伺い、
(そういうこともあるのか・・・)と自分自身も心が痛くなる思いをしました。
人間関係というのは、友達だったり、友達ではないけれどクラスメートだったり、学校の先生だったり、今まで私が話を聞いてきた中では、このあたりが多いです。
学校の先生というのは、すごく稀です。
また、それが直接的な原因ではないような気もします。
よく聞いてみると、ウマが合う、合わない程度ぐらいの問題のようです。
友達というか、クラスメートに関してのことは、そこに「いじめ」が絡んでいる場合があったりしまうので、それこそしっかりと対応していかないと、とても大きな問題に発展してしまうことがあるので、「まぁ、大丈夫だろう」とはなかなか言えないです。
ニュースでも、SNSでの書き込みが元で・・・とか、ありますよね。なんだか恐ろしい世の中です。
【場面転換は意外と有効】
自分でも・・・実は変わらなくてはいけなんだ!と思っている生徒さんはとても多いように感じます。
彼らは自分の性格であってり、自分の状況を 親御さんとか私たち大人が感じている以上に自分自身のことをよく把握しているのです。
小学生だから まだそこまで頭が回らないだろうとか・・
いえいえ、そんなことはありません。
確かに小学校1年、2年ぐらいの低学年なら、まだわからないで行動している部分もあるかもしれません。でも4年生ぐらいになったら、もうわかっていますよね。
自我も芽生え、他人とか自分をよく認識しはじめて、心も葛藤し始めます。
(なぜ この子はこういう荒れた行動をとるのだろう?)
あるとき私は、ひょんなことがきっかけで、小4の男の子とじっくり話をする機会を得ました。
そう・・・じっくりです。仮称は太郎君。
まず第一に驚いたのは、
太郎君は、小4なのに、けっこう大人の考えを持ってるんだな・・・ということでした。
普段のふざけたりとか、あまり言うことを聞かない太郎君ではなくて、自分の心の中を吐露してくれた大人でした。
本当に不思議な気分になりましたね。
それぐらい、子供たちはしっかりと成長しているのだなぁということです。
ここでの成長とは、身体の成長ではなく、心の成長です。
これは「小さな場面転換」の事例だと思ってください。
たまには、対子供じゃなくて、対大人として向き合ってみると、すごい驚くべき気づきがあるかもしれません。
そして、「大きな場面転換」は、特にこの仕事を通してわかったのですが、
一つは環境
もう一つは、進学
この2つが、リセットチャンスなのかなぁと感じております。
「環境」というのは、例えば引っ越しとか、進級のときの席替えとか、そういう部分が子供たちにとってはリセットしやすい ある意味チャンスなのかもしれません。
それ以上に、とても多いのは、
小学校から中学にあがるとき
中学から高校
高校から大学とか専門学校
このように、学ぶ場所そのものががらりと変わることが、すごく大きなリセットチャンスだということが分かってまいりました。
その中でも特に多いのが、「中学から高校」です。
ズバリ言えば、中学のときに学校になかなか行けなかった、という生徒さんが、広告で自分自身も大きく変わるチャンスが巡ってきて、意気揚々と性格そのものも変わった例、これは私、何個も見てきました。
その事例を何事例も経験しているため、中学生の保護者様から、具体的な「学校に行けていないこと」を伺っても
それが生徒さんにとって大きなマイナスにならないということを堂々と言えるようになりました。
今、とても増えているというのは、教室長同士の会話であったり、教材会社さんとの打ち合わせ、などで しょっちゅう耳にします。
なぜだろう、昔からですね。
順風満帆でクラスの中心人物的な子よりも 影が薄く・・おとなしくて・・あまり会話できない・・そんな子のほうが気になります。