城南コベッツ東船橋教室

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東船橋教室のメッセージ

間違いなく難しくなっている大学入試 (大学入試を考えている高校生たちの ものすごい温度差)

2025.02.22

うーん、タイトル間違ったかな・・。

「間違いなく難しくなっている大学入試(大学入試を考えている高校生たちの ものすごい温度差)

いや、合ってますね。

本日はこのテーマでいきます。

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「こっちの水は甘いよ方式」これがけっこう高校生たちの心を逆に乱してしまうのではないでしょうか。

よくわかるのは、

【第一フェーズ】
旧AO入試の登場あたりから ん?んん?んんんんん?ということが起こっていると思います。
話題性抜群で、画期的だ!ということで、慶応が取り入れてからこぞって多くの学校がAO入試を取り入れてきました。


【第二フェーズ】

そしてAO入試は成績よりも大学のアドミッションポリシーに合致するような学生を事前の志望理由書とか、面接、その他の方法で選別していこうという流れが出来上がりました。

大学側の思惑もわかりますよね。
一言で言えば、「学生確保」です。

【第三フェーズ】

ところが、いざAO入試で大学に入学した学生たちの学力が、大学が求めている学力を満たしていないなどで大学退学者が多く出ました。また、本来はあまり興味のない学部、学科、コースをAO入試のために選択して、大学入学後に「いや・・こんなはずじゃなかった」という自主退学もけっこうありました。


【第四フェーズ】
AO入試というネーミングから、「総合型選抜入試」となって、かつての指定校推薦は、「学校推薦型選抜入試」となり、

略して「総合」「推薦」という2つを多くの高校生が考えるようになりました。

このことから、1990年台と今ではとんでもなく違いが生じているのです。

当時は8割が一般受験、2割が推薦。

今は5割超が推薦。(もう6割近いか・・)なるべく推薦、なるべく推薦、なるべく推薦、

おっとダメなら総合、推薦ダメなら総合、ダメなら総合、
それもダメなら・・・

ああ、仕方ない一般、仕方ない一般・・・・・・


こんな風になりました。


ここで「温度差」が出ます。


ダメなら一般という考えと

推薦とか総合がない上位大学は共通テスト受けて高得点取って二次試験も受けるのですから、考えの根本が違います。

とんでもない温度差が生じていますよね。


これ、今年度も続きます。来年度も続きます。


さてここからです。


高校生たちは、最初に 自分の将来を考えるよりも「前に」
受検方式はどうしよう、、、ここから考えるようになりました。

つまり


最初に

①推薦入試を考える

つづいて

②総合型を考える(それが国立であれ)

最後、これらが「ダメなら」

③一般入試を考える


このパターンです。

毎年言っていますが、この形式の思考手順でいったら、絶対後手後手後手後手後手になりますよね。


ふにゃららがダメなら ふにゃらら~


学校でも 塾でも 予備校でも

●●がダメなら●●は危険だから、一般受験を想定した学習をしなさい、と言うと思うのです。

でも、もしかしたら、それって本音の本音の奥底からの本音ではないかもしれないので、言葉のパワーがイマイチダウンしますよね。


なぜ、本音の本音ではないかというと、合格実績を積み上げることが出来るからです。



またもう一つの側面。

少々理解に厄介な受験方式が多岐に渡るがゆえに、高校生主体の戦略となっています。

受検方式をどうするかを決めるのは、学校でも塾でも予備校でもなく、たいていは親御さんでもなく、当の高校生諸君です。

「親がこう言ってるからこうします・・・」というのはあまりないです。

高校生ですので、自我意識もしっかりしていますし自分で決めるのですね。

さらに・・・・実は・・・大学に入試制度(まぁ、クルクル変わりますからね)について、親御さんの理解が追いついていないことが多く、
その教科カリキュラムがどのようになっているのかとか、制度がどう変わったのかをつぶさに理解している保護者様は、まずいらっしゃらないです。

中学受検は親御さんのお考えが決定の大きな要素を占めます。

高校受験は半々ぐらいでしょうか。


でも

大学受験はお子さんの考えが決定の大きな要素を占めます。


日頃の仕事や家事で忙しい保護者様が、大学入試の多岐に渡る入試制度のこととか、選択教科のこととか、模試のこととか、学部学科コースとか、併願戦略とか、事細かに理解するのは
受検マニアのお父さん、お母さんじゃない限りは無理だと思います。

がゆえに、お子さん(我が子)の意見が主体になるのです。



ここがけっこう大きなポイントです。

高校生たちは、主に学校から情報を得ます。塾や予備校に通っていればその塾長、教室長、講師などからも情報を得ることでしょう。

自分が行きたい大学と同じ出身の先生などが居たら尚更ですし、
慕っている先輩がいたら、やはりそれが情報源になるでしょう。


世の中にはびこる広告は人々の心をいとも簡単に洗脳します。

同様に、口コミ、SNSなどを含めた身近な人の意見でも やっぱり「そういうものか」と乗ってしまうのです。


一番たいせつなのは・・・・

1年前、3年前、5年前、10年前はこうだったよね、という情報ではなくて、新しくこのように変化しつつあるよ、という傾向から先を読むことです。

入試制度改革が進行し、共通テストなどはもう5年やっていますが、毎年、口があんぐりとなるような驚きのニュースが出ていますよね。

ですから、

まずは!!!


5年間の足取りをまず見て!


そして!!!


そこから傾向はこうなっている!!

重要な変化を感じ取ってください。
こんなの誰が見てもわかるのですから、そこを重視してほしいのです。



さて、

旧AO入試時代では成績度外視パターンだったのが、総合型(旧AO)でも成績基準が求めらるようになってきている



この変化ですが、AO入試の過去受けた人からの情報、過去のいきさつから、

「成績基準を求められるようになる」ことを想定出来た人はいるでしょうか。

少しはいたかもしれませんが、学生さんたちは過去情報をもとに見ていますから

「え?」となったと思います。



こんな風に、
変化するのです!!


では変化対応するのにどうしたらいいか?


変化しても対応できるリスクヘッジを取りながら戦略を立てるということです。


これは経済でも一緒

株価でもドル円でも一緒


絶対にこうなる!という絶対は存在しないからですね。


高校生たちに御伝えしたいのは、



いやいや、そんな甘くないですよ。ということです。


上記の


推薦がダメなら総合、総合がダメなら一般  NOOOO!

この考えのもと進みますと、すべてが後手回りとなってしまうので一番危険な考えです。