城南コベッツ東船橋教室

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東船橋教室のメッセージ

幸せの尺度は人それぞれ。勉強がすべてではないけれど、それでも大事にしよう。

2025.03.05

昭和のレトロブーム、けっこう続いていますね。

「あの頃はよかった」

youtubeで、そのころの音楽を検索して視聴すると必ず下にコメントがあって「あの頃はよかった」という言葉があります。

私は今、京極夏彦の小説を全部読破しようと、あの分厚い小説を手にとっては世界観に浸っております。

私の知らない昭和10年代とか、20年代とかそのあたりの時代設定で、貧困とか戦争とか、まだまだ成長期に至る前のことですので、描写的には物悲しいものが漂っています。

まぁ、その背景を個性あふれる登場人物たちが、いい形で明るくしてるので読み込めるのかなと思いました。


どちらかいうと、今の昭和レトロブームは、その時代のもっと後、日本人の暮らしがだいぶよくなって高度経済成長に入り、さらに少し進んだあたりの物品が対象ですね。

それは音楽もそうです。

確かにいいです!

やっぱり日本の技術はすごいなと言える made in Japan の製品は、40年前、50年前、60年前のものなのに、まだまだ使えるものがたくさんあります。

当時の音楽は、人々に希望を与えるものも多く、心に伝わる詩、覚えやすく耳に残るメロディーと聴くほどに味わいがあります。



その時代、スマホもなく、パソコンもなく、今では想像つかないぐらいの不便だったのに、その時代に生きている人は、どうせスマホもパソコンも知らないのですから、不便とは思わないのす。


今の時代と比較したら・・・と言っても

「昔はよかった」と回顧する人がたくさんいるということは、

やっぱり


幸せの尺度は、その時代と今を比較して感じるものではなくて、その時代の「今」をリアルタイムで生きていてリアルタイムで感じるものなのだなというのがわかります。


記憶に残っているメモリアルなことを回想して、にんまり笑える・・・それもアリだと思います。でもそれは記憶の中のことであって、リアルタイムじゃないので、
想像がだんだんと色褪せてしまいます。


そう考えると、「今」の一瞬一瞬を大事に生きていこう!
今を大切にしよう!と 少々漠然とした考えに落ち着くのです。


小学5年生は、5年生の今を大事にしてください。。
小学6年生は、6年生の今を
中学1年生は、中学1年生としての今を
 ・
 ・
 ・
高校2年生は、高校2年生としての今を

大事にしましょう。


大人たちはこう考えるのです。


「あの頃にまた戻れたらなあ」



でもそれって、時代がどう逆さまになろうと、ファンタジーな何かがもしかしたら現実になるかもしれないという科学的な進歩があろうと、絶対に叶いません。


儚いものなのです。


子どものころ、コロコロコミックとか読んだこと、ありますか。

小学生の頃、いろいろな童話を読んだことがありますか。

中学生になって、ライトノベルとか 小説っぽいものを読んだことがありますか。

高校生になって、いよいよ本格的な小説を読んだことがありますか。




だんだんと、「今」は進歩していくのですね。


確かに、

勉強がすべてではないです。


講師と中学生.jpg

でも自分が小学生だったころ、中学生だったころ、高校生だったころ、もし勉強から完全に逃げてしまったり、勉強を避けて通ったり、勉強に対して真剣じゃなかったら、

小学校の6年間、中学の3年間、高校の3年間・・・

633で12年。

4000日以上・・・・なりなりに苦しい日々を過ごすことになったのでは?と思い起こすのです。


勉強もそれなりにやって、部活動もやって、友達との遊び、とそれなりの青春が刻まれて、戻れはしないけれど、まあまあだったなと振り返ることが出来ます。


そのとき一瞬一瞬を何かで切り取ることが出来ればいいのですが、
ほとんど忘れてしまいますよね。

忘れるけれど、ずっと悪いことが続いたらそれは今度はトラウマになってしまいます・・・・

12年の月日は長いです。

学校に行けばやっぱり勉強することが日程に組まれています。

ですから、

「勉強で遅れることがないようにする」というのはすごくわかるのです。


実はつい先日、

保護者様から

この言葉をいただき、


そうそう!そうだよな!と一番納得しました。


「勉強が嫌になって学校に行けなくなることがないように」





今は 

生徒さんたちを通して、リアルな出来事として疑似体験をしているようなものです。

それがまた楽しい。

だから私も「今」を大事にしていきます。