東船橋教室のメッセージ
【高校受験】競争時代に突入 戦い方が二分する 内申で稼ぐか個の力を磨くか
2025.03.18
この「高校無償化」は、いろいろな作用、副作用を生じることになります。
「なるでしょう」ではなく「なります」です。
まず第一に競争時代に突入する!ということが容易に想像つきます。
第二に戦い方が二分します。
では、一つずつ考察します。
【競争時代に突入する!】
無償になるのですから、公立よりも私立人気が高まります。保護者様の比較検討要素の中に「学費」があったのが、その心配がなくなるのであれば、私立を考える保護者、生徒が必然増えます。
しかし、これはあくまでも学費であって
私立高校は、設備が充実しているし、維持費もあるし、旅行も海外に行くなど別項目でコストがかかるということがどんどん露呈していきば、話はまた変わります。
しかし、学費そのものが無償化ということでも魅力十分ということで、私立人気は高まるのが必至です。
今まで学費面で敬遠されていた私立の人気が出れば必然競争が高まります。
逆に言うと、言葉をどう選んだらいいのかわかりませんが、
一部の学校では「過疎化」が進むはずです。そうなると、その先にあるのは、
県立高校であれ、市立高校であれ、人気がいまいちな私立高校であれば、経営が成り立ちませんので、公立の場合は、併合が進む。私立のいまいち人気の学校は「わたくし立」ですので、会社のように吸収合併であったり、経営継続を諦める形になったり、破綻してしまったりということになります。
高校の数が減る可能性があるということです。
そうなると、また競争度合が激しくなってくるはずです。
【戦い方が二分する】
これはタイトルにも書きましたが、高校入試も大学入試っぽくなってくる可能性がものすごく高い!と思うのです。
下手したら、高校入試でも総合型選抜みたいな 個人の特性を重視してアドミッションポリシーに合致した生徒を早期に獲得する流れみたいなものができても不思議ではないでしょう。
どこまでの自由が許されるのかわかりませんが、
かつて慶應義塾大学がAO入試を導入したように、私立の高校のどこかが、「高等学校総合型選抜入試のご案内」みたいなものを突如出してくる可能性もゼロではないと思うのです。
まぁ、これはあくまでも私の想像です。
引いて考えたとしても
「青田買い」です。
優秀な生徒、優秀な素質ある生徒を高校が早期に青田買いする方策として、やはり推薦という制度がもっと利用される可能性が高い!
優秀、優秀な素質は、ちょっとだけニュアンスが違うのですが、
学問、学寮成績で優秀!なのか
何か一芸に秀でていて得意分野が頭抜けているという意味で優秀な素質ある生徒!なのか
です。
では、生徒さんたちは、どんな作戦を立てたらいいのでしょうか!?
ここはオーソドックスに考えて答えを出す方が無難です!
無難路線は何か
中学1年生、2年生、3年生で実施される定期テストでしっかりと点数をたたき出す!ということです。
これが最もポピュラーで損しない作戦です。
そこに味付けをするのであれば、
「英検」です。
自分が取り組んだことがすべてプラスで作用するようにして、無駄なくポイントを稼いでいくのであれば、「英検」です。