城南コベッツ東船橋教室

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2024.10.08

城南コベッツの定期テスト対策.jpg

2024年10月8日(火)

昨日は講習へ参加し、その待ち時間に「今年もあと2か月ちょっとだね~」という会話が聞こえました。
実際には、10月は31日までありますので、「あと3か月弱だね~」というのが本当なのだと思いますが、「早いもんだね~」という言葉通り、気が急くのでしょう。

さて、本日は


『後期の一発目、後期中間テストの注意点!(宮本中・飯山満中)』というテーマでお送りいたします。


前期後期の二学期制の学校ですので、今は後期日程ということです。
どちらも11月に後期中間テストが実施されます。


注意点としては、


やっぱり「数学」でしょう。


数学はこの時期、方程式の利用と関数がテスト範囲になることが多いです。


1年生でしたら、一次方程式の利用と比例・反比例
2年生は、連立方程式の利用と一次関数
3年生は、二次方程式の利用と二次関数


です。

関数分野は、おそらく利用問題は入りません。


それにしても方程式の利用が絡み、関数が入りますので、ここしっかりと学習しておかないと、きつい結果になりがちです。



方程式の「利用」は、方程式の計算が100点取れる状態にまでしっかり演習できていたとしても、別個練習機会は絶対必要です。


利用問題=応用問題という簡単なくくりでは言い表せないのが今の指導要領の特徴です。


「思考・判断・表現」を問う問題として、確実に出てくる方程式の利用問題を、基礎がばっちり出来ていたら、大丈夫だよ!!

なんて、、、、口が裂けても言えないです。


昔は、基礎のうえに応用があるとか、応用は、基礎がしっかりできていればできるはずだ!とかそんな内容で言われていましたが、今は、しっかりとケースごとに練習をしておくほうがいいです。


利用問題の練習は、必要!!!!



学校の教科書にもワークにも利用問題が出ていますので、しっかりと練習しましょう。
また、できるならば、学校のワークだけではなく、

ワーク系統の別教材で練習を積んでいくことで、高得点が狙えます。



関数に関しては、関数式を覚えて、グラフが書けて、グラフから式を算出できて・・・という部分だけではなく、

「関数とは何?」という理論的な部分や、用語などもしっかりと暗記しておきましょう。


特に1年生は、反比例でこんがらがってしまう生徒さんが多いです。関数は、表を書くこと、グラフを書くこと、これらの簡易的な表やグラフをフリーハンドで書くことが、考えるヒントになりますので、

ノートを多用して、何度も演習問題に取り組んでいきましょう。


関数の利用が出るのは、学年末だと思います。

その前までの範囲は出る可能性が高いので、前期よりも早めに学習開始していくようにしましょう。


11月の勉強会イベントについてはこちら









2024.10.07

国公立でも私立でも一般も推薦も.jpg

◆中学受験で、多くの生徒さんが苦労するのが「算数」であることは間違いありません。

◆高校受験で、全国4割の生徒さんが、「数学」に最も時間をかけて、
「数学」で最も苦労されているのも間違いありません。


大学受験では、そんな小学生、中学生の「今」を如実に表すこととして3つの現象が起こっています。




①文系志望者が多い(高校偏差値中位以下は圧倒的に)


②総合型選抜や推薦狙いが多い


③最初から私立大学を志望する傾向




この3つです。


①文系志望者が多い現象については、今に始まったことではありませんが、以前に比べても傾向顕著です。私の感覚では、やはり平成25年に高校の教科書が全面改訂されたときから、特に顕著になっている印象です。

また、上記で、高校偏差値中位以下は圧倒的と書いたのは、噂とか肌感覚ではありません。生徒さんとか保護者さん、及び学校の先生たちとの繋がりの中で得ているデータです。

たいていは高校1年生のうちから、2年以降の調査をアンケート形式で実施します。
その際、「理系を選択した場合には数ⅢCまで(または数Ⅲ)」が普通ですので、学校側も慎重に選択させる傾向が強まりました。

そのため、文系クラスが9割、理系が1割なんてことが多発状態です。

さらに学校側の事情も少々あるようです。数学や物理を指導できる教員の不足もあって(今は情報Ⅰも教科ですから、相当大変のようです)文系へさりげない誘導もされている実態もあるみたいです。


②の総合型、推薦狙いが多いのは、もう数値データが物語っています。

総合型(少し前までAO入試と言われていました)は、1990年が最初でしょうか、慶應義塾大学がはしりですよね。
その後、国立でも2000年から一部開始されたとのことです。

1990年台当初は、まだ一般受験が80%、推薦とかAOは20%ぐらいでした。


大学入試!というと、何となくねじり鉢巻きイメージで、3時間の睡眠時間で・・バリバリやる印象でしたが、どんどん総合型と推薦が増えていったのです。

今は、総合型と推薦が60%で、一般が40%の時代ですから、大逆転もいいところですね。

でもここには、特に私立大学の学生確保の苦慮が大きく滲みます。

学生確保です。端的に言えば。

私立大学も株式会社と一緒です。経営するためには学生が入ってこないと成り立たないので、確保のための手段として、学業よりもアドミッションオフィスポリシーで行ってみようか!という流れでした。

でもここ数年、総合型で入った学生さんたちの退学も相次ぎ、大学が求める学力に到底追いついていないということで、留年決定措置とかもあり・・・
大学側が問題視しはじめ、純然たるAO入試(アドミッションオフィスポリシー入試)に学校成績要素を追加した形での募集に切り替えているところも多くあります。


③の最初から私立大学という流れは、国立を目指すけれどダメだったら私立というものではなくて、
最初からです。

最初から私立大学を目指す流れは、とどのつまりは、共通テスト避けです。

共通テスト利用入試として私立大学受験→私立大学独自出題の一般受験

これが一般受験する人たちが多く考えるルートとなりました。

国公立大学を目指すとなれば、6教科(英語、数学、国語、理科、社会、情報)受験ですし、センター試験時代とはくらべものにならないぐらい、共通テスト難易度がアップしたのですから、避けられる要素満載です。

高校生たちも

学校の先生たちも

保護者様も

塾の先生も

みんなみんな、共通テストは「難しい」というのを知っているからです。


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なので、私はことあるごとに生徒さんとか、保護者様面談の際にこう言います。



①理系にしましょう

②一般受験にしましょう

③国立狙いましょう


勿論、これはその生徒さんが「数学」が好きで数学優位の場合に発します。数学が苦手で、英語、国語、社会がすごく得意な子には、なかなか軽はずみに言えることではありません。


でも

なんとなく教科バランスがいいとか、数学はバリバリ出来る感じじゃないけれど、さほど悪くもないという生徒さんには、

理系ー一般受験ー国立!

と言ってます。


国立大学理系、けっこう穴場多いと思うんですよね・・・。(実際)








2024.10.05

img_elementary_nyushi04.jpg

こんにちは!

小雨の東船橋です。

空はさほど暗くないので、少ししたらやむでしょうか。


本日は会合があるため、16時までの開校となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。


さて、本日のテーマは

「小学生のうちに先行学習を~小学生だから抵抗なくできる先行学習!~」です。

ことあるごとに、こちらのブログでも小学生の保護者様の面談のときにもずっと言い続けていることが2つあります。


ひとつは、


「英語をやりましょう!」

ということ。


もうひとつは、


「先行学習しましょう!」


ということです。


学校補習型で進行する場合にはたいていこの2つはお話させていただく要素に組み込んでいきます。


中学受験をご検討の際は、ちょっと当てはまらないのですね。

例えば、英語ですが・・・確かに中学受験教科で英語選択もできるところはあるのですが、中学受験は現状、やはり4科目受験をベーシックにして考えておいたほうが絶対に無難です!!


理由はここでは割愛しますが、断然4科目でいきましょう!とだけ言っておきます。



続いて、「先行学習」についても 当てはまりません。

中学受験の場合、先行学習は当然ですし、算数の場合には、単なる先行学習で解決できるものではないからです。


要するに、中学受験の算数って中3ぐらいまでの内容を先取りしたらいいのでは?という風にはならないのです。

私立中学とかの問題を見てみたらわかります。

かえって、中学までの先取りをして中学受験を乗り切りましょう~!といったほうが私としても楽ですし、実際勉強としても楽です。

んな!!わけないのです。


算数は、算数ですし、
中学受験は中学受験の解き方、出てくる傾向がありますので。


つまり、小学生に対して
「英語をやりましょう」と「先行学習しましょう」というのは、中学受験はしないけれど、学習で優位に立ち続けたい生徒さん向けです。


さて、実際に小学生の先行学習って有効なのか、、ですが


断言します。

ものすごく有効です。


テキストとか困るのでは?と思う必要は全くありません。中学生たちが使っているテキストをそのまま使えますので、問題ありません。


教科書とかなくて大丈夫なのか?とか、、、これも心配いりません。


小学生だけれど、中学の内容をやっている子はたくさんいるのです。


結果、勝ちになる可能性が非常に高いので、本当にお勧めですね。








2024.10.04

こんにちは!
城南コベッツ東船橋教室です。

今回は、宮本中と飯山満中の生徒さん向けの確認テストと、千葉県公立高校受験予定の中学3年生向けの塾内模試のご案内です。

どちらも無料ですのでお気軽にご参加ください。

※当教室の生徒さん以外の方もご参加できます(お申込みはこちら
こちらのフォームは学習相談と見学用のフォームですが、お問い合わせと書かれた箇所に、「確認テスト希望」とか「塾内模試希望」などとご記入いただき送信ください。


城南コベッツ東船橋教室 11月実施確認テスト、塾内模試.png



保護者様 各位

平素はお世話になっております。


11月には、飯山満中学、宮本中学の「後期中間テスト」がございます。

◆◆◆------------------------------------------------------------------
学校で実施される定期テスト(考査)は記録の義務があり、受験になると高校側に提出される重要なデータとなります。

前期の際もお伝えしましたように、定期テスト(考査)の対策準備は、学校から範囲が配布された後ではかなり遅くなりますし、
「後期」は前期に比べても、通常は難易度が上がって参ります。

今回、飯山満中学、宮本中学の1・2年生向けでは、『確認テスト』を準備したく存じます。
◆◆◆------------------------------------------------------------------

同中学における3年生たち向けでは、『塾内模試』を実施致します。
11月17日(日)に会場模試を受験される生徒さんもいますので、
プレ模試だと思ってご参加いただければ幸いです。(偏差値をすぐに算出致します)

国語の放送問題と英語のリスニングをカットして、理社は時間をそれぞれ5分短
縮で90分で早く仕上げる内容にしてあります。

この時期の模試は、機会あればたくさん解いたほうがいいです。

◆◆◆------------------------------------------------------------------

【確認テスト】※参加費無料

11月9日(土)
教科:数学、英語
時間:13:00~19:00
対象:飯山満中1~3年生

11月16日(土)
教科:数学、英語
時間:10:00~16:00
対象:宮本中1・2年生

【塾内テスト】※参加費無料

11月16日(土)
教科:5教科
時間:10:00~15:30ぐらい
対象:公立中学3年生
持ち物:筆記用具、定規、コンパス
休憩時間:11:50~12:30(飲食可です)



★部活動などの関係でご都合が悪い場合は遠慮なくお伝えください。
★確認テストよりも「学校のワーク」を取り組みたい場合など、事情をお伝えいただければ対応いたします。

★塾内模試の時間割は添付の画像でご確認いただければ幸いです。






2024.10.03

こんばんは!

市場通り沿い、JR東船橋駅からまっすぐ歩いた突き当りT字路にある個別指導塾、城南コベッツ東船橋教室です。

当教室は、小学生から高卒生まで対応可能な学習塾ですので、様々なご事情ある方でもお問い合わせください。

さて、

本日は『中学受験が人気化してきた背景』についてです。


なんとなく下の画像を見ていただくと想像つかれると思います。



中学受験が人気化してきた背景.png

そうなんです。
2008年ぐらいから中学受験は、経済の急激な悪化(リーマンショックなど)と、追い打ちをかけるような東日本大震災の過程の中で、下降傾向となりました。

もしかすると、今から考えれば、この2つの大きな負の出来事がなかったら、今頃もっと中学受験は人気化していたのかも?しれないですね。


2015年以降、だんだんと人気復活してきた中学受験ですが、

4つの大きな背景があると思っております。


①大学の定員厳格化

②2020年からのコロナパンデミック

③教育改革の進行

④大学入試の変更

ですね。

これらの4つは順次起こったことではなくて、波の連続のように押し寄せたことです。

①については、やはり2018年に端を発する早稲田の入学定員厳格化で2000名ぐらいの合格者減、これはかなりインパクトがあり、追随した学校も多く出たのです。
追随したというより、そうせざるを得ない国主導の考え方が根っこにありましたので、
避けられない事態ではあったのでしょうね。


②は、初めての経験で緊急事態宣言が出され、学校も全部休講となったときです。それでも教育の手は止めてはいけない!という需要がありつつも
実際には、学校間の差が出たのが実態です。


③は改革は、以前から計画されていたものですので、待ったなしでした。
文部科学省が推進する内容がコロナであっても強く推進し続けていったのです。結果私はこれが良かったと思っております。

そして④大学入試はセンター試験から共通テストに切り替わり、容赦なく改革が断行された内容に変わっていきました。

だからこそ、

そんな背景があったからこそ、

中学受験がまた人気化してきたのです。



ここからどうなる?


数字上は2024年、中学受験者数は頭打ちとありますが、実態は児童数が減ったので当然です。
受験率は過去最高を更新し18%以上になってきました。

まだこの傾向は続くと考えます。