東船橋教室のお知らせ
2021年度教科書改訂について【中学教科書・理科】
2021.01.21
平素はお世話になっております。
東船橋教室です。
いよいよ2021年度4月より、教科書改訂がなされ、大幅に学習内容が変化することとなりました。そして、訪れてくる入試にも変化が予想されます。
新3年生はもちろん、東船橋教室でもこの変化に取り組まなければならないのです。
変化を余儀なくされる中、何に対応して以下なればならないのか?
以下【理科】の改定ポイントを簡単にまとめました。
中学1年生 | 中学2年生 | 中学3年生 | |
物理 |
力の働きから、2力のつり合い→中学3年生から追加 圧力・大気圧→中学2年生へ移動 水圧・浮力→中学3年生へ移動 |
電熱線の発熱→小学6年生から追加 放射線の性質と利用→中学3年生から追加 2力のつり合い→中学1年生へ移動 放射線の性質と利用→中学2年生へ移動 |
水圧・浮力→中学1年制から追加 2力のつり合い→中学1年生へ移動 放射線の性質と利用→中学2年生へ移動 |
化学 | プラスチックの性質→中学3年生へ移動 | プラスチックの性質→中学1年生から追加 | |
生物 |
「生物の特徴と分類の仕方」を新設→新規 動物の仲間→中学2年生から追加 葉・茎・根のつくりと働き→中学2年生へ移動 |
>葉・茎・根のつくりと働き→中学1年生から追加 動物の仲間→中学1年生へ移動 進化→中学3年生へ移動 |
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地学 | 地球規模のプレートの働き→中学3年生から追加 自然の恵みと火山災害・地震移動→中学3年生から追加 |
圧力・大気圧→中学1年生から追加 自然の恵みと気象災害→中学3年生から追加 |
自然の恵みと災害→2年生、1年生に配分 |
そのほかの追加内容
・ 白色光は、プリズムによっていろいろな色の光に分かれる。(1 年「光と音」)
・津波発生の仕組みに触れる。(1 年「火山と地震」)
・物質を構成する原子の種類を、元素という。(2 年「物質の成り立ち」)
・同じ元素でも,中性子の数が異なる原子がある。イオンは、化学式で表される。
(3 年「水溶液とイオン」)
・ 金属によってイオンへのなりやすさが異なる。(3 年「化学変化と電池」)
・電池の仕組みについて、ダニエル電池を取り上げる。(3 年「化学変化と電池」)
・人間は水力・火力・原子力、太陽光などからエネルギーを得ている。
(3 年「エネルギーと物質」)
・プラスチックの性質に触れる。(3 年「エネルギーと物質」)
以前中学1年生物理の範囲だった圧力が、中学2年生の地学範囲での圧力と、中3の物理範囲での水圧への移動とというように移動が多く見受けられますが、移動した以外には変更はありません。考え方や実験方法は従来どおりのため、学習方法の変更も必要ないと思われます。
対して中学3年生の化学には、金属の「イオンへのなりやすさ」を比較する実験と、高校の化学にあった「ダニエル電池」が追加されたことに関して、従来より電池から出てくる物質名が難しくなっており、考え方も難易度が高くなっています。身に着けるには丁寧な学習が必要となります。
以上となります。特に4月から受験生になる新3年生は準備をしなければなりません。
公立入試は前期後期制の試験方法から、機会が一回のみの試験になりました。
困難を極めますが、幸い今から1年間を通して対策すればできないことではありません!!
東船橋教室では、基本的な学力向上はもちろんですが、志望校の相談から試験対策、今回の教科書改訂も併せて相談を承っております。
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