10月21日、28日に【超暗記】勉強会を実施しました。
21日の第一回テストに先駆けて、LINEにて登録者さまにお送りしていた内容を再掲します。
10月15日配信分【超暗記】
さて、10月21日(土)の10月勉強会まで一週間を切りました。
今日から21日まで毎日、暗記についての知識を少しずつ。
【「何度も書いて覚えろ」はもう古い!?】
先日から、保護者様方とお話させていただいていると、「暗記をするには何度も書いて覚えるべきだ」とのご意見をたくさんいただきました。
しかし、見て覚えるほうが効率が良いという暗記法が主流になりつつあるってしってましたか?
確かに赤シートを使いながら覚えていくっていうのは大切なことだし、時間的な効率もいいです。
どちらが正しいのでしょうか。
ここで大切なのは「目的による」ということです。
目的とは「読めればいい」「書ける必要がある」といったこと。
もし「読めればいい」のであれば、赤シートや単語帳のほうが圧倒的に便利。
しかし「書ける必要がある」のなら、ノートにたくさん書いて覚えるほうが効果的です。
つまり、英単語や漢字などの「書ける必要がある」場合には沢山書き、理科や社会などの「読めればいい」ものは赤シートや単語帳がよいということになります。
行おうとする暗記がどちらの目的なのかを考えるのが大切ってことですね!
10月16日配信分【超暗記➁】
昨日は「目的による」という内容でした。
漢字や英単語などの「書ける必要がある」場合には、たくさん書くほうが良い。
では、理科や社会などはどうすればいいのでしょうか?
ところで、語呂合わせ「苦労隠せん奇跡の観覧車」というのがあります。
奇跡の観覧車と呼ばれるまでに数多の困難があったのでしょう...相当ボロボロになった観覧車を想像するのは難くありません。
何の語呂合わせかピンと...
【きた!】
間違いなく有色鉱物をご存じのはず。
【こなかった!】
今!頭の中に「有色鉱物」という引き出しができました。
この語呂合わせは有色鉱物の種類
「クロウンモ(苦労)」
「カクセン石(隠せん)」
「キ石(奇跡)」
「カンラン石(観覧)」
の4つをもじったものです。
理科や社会の暗記には、まず「引き出し」が必要です。
その引き出しを作るのに向いているのが、一問一答です。
理科や社会においては、引き出しを作って、中身を自在に取り出せるイメージで暗記を行います。
一問一答を早押しクイズのように、即座に問題を判断し答えを出せたら完璧。
ワークを繰り返し解くのは、こんな意味があったんですね!
10月17日配信分【超暗記③】
月曜日には「目的による」
火曜日には「理社は引き出しを作る」
という話をしました。
「苦労隠せん奇跡の観覧車」でしたね。
引き出しが作れたら、次は引き出し同士の関連性や、その引き出しの中には何が入るのか...
有色鉱物があるなら、無色鉱物もあるのか、と思いますね。
もちろんあります。無色鉱物の語呂合わせは「無職のセキさんとチョーさん」です。
セキさんのキャラクターボイスは妖怪ウォッチのウィスパー役のあの人、
そして、チョーさんはワンピースのブルックの人にお願いしましょう。ヨホホ。
そんなことは置いといて、
有色鉱物⇔無色鉱物ー>セキエイとチョウ石
→火成岩ー>深成岩⇔火山岩ー>「新幹線は刈り上げ」
→堆積岩ー>砂岩⇔泥岩⇔れき岩⇔チャート⇔石灰岩⇔凝灰岩
→はタンス
ー>がひきだし
⇔引き出しの中のフォルダ
の、ようなイメージです。
お互いに関連づいていることがわかります。
社会においても同様です。
学習するときには、テーマを決め、その「周辺の知識を埋める」ように一問一答で得た知識や教科書を使って暗記をすすめることがポイントです。
10月18日配信分【超暗記④】
昨日は、周辺の知識を埋めていくという話でした。
ところで、暗記はいつやるのが効果的なのでしょうか。
脳は睡眠中に記憶を整理すると言われています。
と、いうことは、暗記をするのに適した時間は、寝る前ということになりますね。
しかし、いくら整理しているからと言って、覚えたことを忘れないというわけではありません。
記憶を定着させるには、やはり繰り返しは絶対に必要。
それを考えると、起きた直後も超重要。
まとめると、寝る前の90分、そして起きた後の90分が暗記のゴールデンタイムということになります。
睡眠時間が7時間程度確保できるとなおよいとされています。
理想は、
・朝起きて暗記が必要な教科、
・午前中は数学などの論理的思考が必要な教科
・午後になったら語学を中心に学習し、
・夜寝る前にまた暗記
一言で「暗記しなさーい!」と言ってしまいがちですが、暗記も奥が深いです。
特に効率を気にしなくても暗記すること自体はできてしまいます。
つまり、やろうと思えばだれでも暗記はできるということ。
差をつけるには、効率よく暗記を進めたいものですね!
10月19日配信分【超暗記⑤】
最終日の今日は、ゼッタイお薦め。
アメリカ国立訓練研究所の研究でも示されている「ラーニングピラミッド」の最下層、学習定着率90%を誇る方法がこちらです。
「ほかの人に教える」
これは本当に学習効率がいい実感があります。
「人に教えるには、教えられる相手の3倍は勉強しろ」とか「教えることは学ぶこと」なんて言い方をします。
あくまで個人の体験ですが、国語の品詞や英語の文型など、体系化されているものを説明できるようになったのは、先生になってからでした。
何も見ずに一通り説明できるのは、何度も繰り返し授業で扱って、反応を見みて、質問されたことを調べ、より確実な説明ができるように繰り返したからにほかなりません。
文法の知識も、英語の文型も1年の間では数回しか登場しない内容です。
それでも覚えられているのは、まちがいなく「他の人に教える」ためであると言い切ることができます。
学習した内容を披露する機会を作るというのも、暗記を効率よく行うために必要なのかもしれません。
どうでしたか?
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