2025.04.07
こんにちは。
城南コベッツ 馬込沢駅前教室です。
球春到来!ということで...
先週末からプロ野球のレギュラーシーズンが開幕しております。
私事ですが...
ここから7か月は贔屓チームの試合結果に一喜一憂する日々が続くわけです。
野球に限らずいろいろスポーツを見るのが好きです。
前述の通りプロスポーツの観戦も良いですが...
教室に通っている生徒さんの「部活動での頑張り話」を聞くのも楽しいですね。
「大会で自己新記録出した!」
「朝練でいっぱい走ってキツかったよ~」
微笑ましいものです。
スポーツで上達するには「練習の積み重ね」が必要不可欠です。
例えば、野球の打撃...
「バットの握り方」
「スイング時の足のスタンス」
「スイング時のバットの軌道」
「狙い球の位置や球種」
「引っ張る場合と流す場合の判断」
「フォロースイング」...etc
バッティングを構成する要素はたくさんあります。
その一つ一つに気を配り、練習を重ねて、
自分に合ったフォームが固まってくるわけですが...
最初の一歩の知識面はネットや教本を調べたり、
身近な指導者に教わったりと身につけることは比較的簡単です。
ただ...
それらを完全に知識として把握しただけでは、
当然、試合で活躍することはできません。
「方法」を知っていても、
実際にボールやバットを使って「練習」を重ねて、
イメージした方法通りに体が動くようにしないと
結果につながるプレーは難しいでしょう。
逆に正しい方法をしっかり理解した上で練習を重ねると
結果はついてくるはずです。
さて、毎日のように生徒さんの勉強を見ていて...ふと考えます。
「スポーツにおける上達プロセス」は「勉強の上達過程」と
通ずるものがあるのかなと...
前述の野球の話を数学に置き換えてみましょう。
◆「バットの握り方」「足のスタンス」「スイング軌道」等といった
「バッティングの構成要素」
これを数学に置き換えると...
「基本的な問題の解法及びそれに必要な公式などの知識全般」にあたります。
例えば...
「図形の面積の公式」
「因数分解のたすき掛け」
「確率における樹形図の描き方と使い方」...etc
いろいろ出てきます。
◆正しい「バッティングの構成要素」を「調べる」という行動
数学においては「解法や知識を頭に入れる事」なわけですから
「授業や独学による知識のインプット作業」というわけですね。
使う方法はスポーツも勉強もあまり差はないですね。
①身近な指導者に聞く(授業、部活集の指導)
②教本を読む
(勉強では教科書、スポーツにも基礎教本がありますよね)
③ネットで調べる
(最近は勉強もスポーツも動画を使ってコツを教えてくれる
コンテンツが豊富にあります)
まぁ大抵の人は①が中心になるのではないでしょうか。
◆「練習」を重ねてイメージ通り体が動くようにする
「インプットした知識を実際に使ってみる過程」なわけですから、
勉強で言うと「演習問題を解く実践(アウトプット)」にあたります。
生徒さんにも様々なタイプがあります。
★「知識のインプット」は十分だが、
いざ実際に問題を解いてみるとせっかくの知識を
使いこなせておらず、不正解が多い。
★「練習(=演習問題)」にガンガン取り組むけど、
「解法や知識」が不十分な為、正答率が悪い。
数学は「分かった(理解できた)」からと言って、
実際に問題が「解ける」とは限らないのです。
(スポーツと言っていることは一緒ですね)
授業で身につける「知識や解法」は、たしかに必要不可欠です。
しかし、あくまで問題を解くための「武器」に過ぎません。
ただ持っているだけではだめなのです。
問題に合わせて適切に使いこなすには、
十分な「反復練習」と「実戦経験」が必須です。
強打者はシーズン中もキャンプ中もバッティングに関する練習を
毎日のようにガンガン繰り返して実践感を掴み、維持します。
勉強でも演習問題にどんどん取り組んで、
頭の中の知識、解法を使いこなす実践感を掴みましょう!
城南コベッツ 馬込沢駅前教室
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