馬込沢駅前教室のメッセージ
小学生の保護者様へ 「中学1年のテスト内容は難しくなりました」
2023.06.16
今、
小学3年生ぐらいから塾通いを検討されるご家庭が増えています。
理由は、3つあります。
①中学受験を考えているから
②小学4年からの学習内容が難しいと聞いたから
③中学1年になってからのテスト内容が難しいと聞いたから
毎年小学校6年生の保護者様たちにアンケートを取りますと、ダントツで多い回答は、
「中学に入ってからの学習が心配・不安」ということです。
授業についていけるかどうかに対して、すでに小学生でも不安視している保護者様が実に76%もいらっしゃいます。
小学生時代は、夏休みもまるで永遠に続くかのようになが~い休みのように感じていました。花火にお祭り、海、山、川、キャンプ、いとこや友達と遊ぶ、朝のラジオ体操に参加して、朝、昼、午後、夕方、夜と、すべての時間帯で何かしら楽しい気分に浸れました。
学校がないことを全身で喜べて、徹底して遊んだ・・・そんな思い出しかありません。
しかし、今は、学校の授業も計画も進化して、夏のうちに弱点克服!と小学生の夏期講習参加も増えているのです。
英検や漢検なども、毎年受験者人数が増加し、今や小学生でも英検受験はデフォルトみたいな様相です。
保護者様も情報リサーチに長けていて、専門的な知識を有する方も多くみられるようになりました。(ネットの力でもありますね)
さて、今回は、上記の中でも
3番目の「中学に入ってからのテスト内容」についてです。
まず、この答えから申しますと、
小学校時代のカラーテストとは・・・正直、全然違います。
中間がなくて、いきなりジャンプアップしたかのように、その差異の大きさに最初戸惑うことでしょう。
こちらのブログでも何度も警鐘を鳴らしていますように、
小6から中1は、いわゆる「中1ギャップ」というものが存在し、その大きな壁を普通に乗り越えることができるのか、はたまたその壁はあまりに大きく、厚く感じるようになってしまうのか、こればかりは小学生時代の学習にもかかってきます。
よく、中学生が高校生になる前にやる「高校準備講座」みたいに、小学6年生のうちに、しっかり小学校時代の復習と、中学生準備をしておくといいですね。
実際、
新しく中学生になった生徒さんや、保護者様たちにお話しを伺いますと、やはり、小学生時代の学習を悔やんでいるケースはとても多いです。
アンケート調査では、
・「英単語」
・「算数の計算」
・「漢字」
この3つは、3大後悔要素として、毎年同じ結果となります。
つまり、小学生たち、小学生の保護者様たちは、この英語・算数・国語の基礎知識となる単語や漢字、基本計算をもっとやっておけば・・・と悔やまれているのです。
城南コベッツ馬込沢駅前教室では、
6年生のお子さんは、たいてい算数、国語、英語を主軸に学習されています。
計画的には、算数や国語は、小6の夏(9月)までには、教科書のボリューム的解釈だと
75%は終わらせて、その後の10月から12月で、概ね6年内容を終わらせ(早いお子さんは、夏には終わります)中学内容をやってしまうのですね。
強くなりますよ。
少々イメージしてほしいのですが、
中学に入ってから英語の文法や単語覚え、読解を本格的に開始する生徒さんと、小学6年次には、中学1~2年内容の文法とか単語、読解をやれる生徒さん、
言わずもがなで、圧倒的に後者のほうが有利ですよね。
中学に入るときには履修済の状態です。
当然英検も狙えますし、6ヶ月から1年の前倒し学習で、中学に入る前から「勝った」も同然の状態です。
算数にしても小学生の内容というのは、その先の中学、高校へとつながっているので、例えば、比の考え方→比例→比例式とくれば、内容的には中学1年の内容におのずと入っているのです。
また、かえって「算数として考える」のではなく「数学として考える」ほうが楽に解ける問題も小学校の算数問題では多くありませんか。
これ・・・□とか△じゃなくて、普通に方程式を教えてやったほうが早いな・・・なんて講師たちが思うのと一緒です。
中学受験の算数指導をしている講師などは、この場面にしょっちゅう遭遇することでしょう。
ともあれ、中学1年の学習内容は、かつての中学1年生の内容とは大きく異なり、確実に難しくなっています。
小学校時代の学習を学校側に依頼して、「中学の先取りを」と依頼しても・・・やらないですし、できないですよね。
でも本当に、早くこの事実に気づいて頂き、早め早めに手を打っていくほうが絶対、将来、楽になると思います。
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