馬込沢駅前教室のメッセージ
生徒さんと一緒に自習すると けっこうおもしろい!
2023.07.26
自習は、その名の通り自学なのですが、
私たち城南コベッツ馬込沢駅前教室のスタッフは、場合によって一緒に自習をすることがあります。
先日、とある生徒さんと一緒に自習しました。
学校から課された夏休みの宿題などをリュックに入れて持ってきてくれましたので、早速開始です。
数学が苦手なのはお母様からも伺っていましたので、
「じゃぁ、早速、この学校の宿題をやろうか!」と言ってみたところ・・
じっとりしています。
ふと、以前一緒に暮らしていた柴犬を思い出しました。
遠くを見ているのです。
嫌なことには触れたくない、「ちょっと何言ってるかわからないんですけど」的に、遠くを見ています。
その方向に何かあるのかな?と私もつられて遠くを見てしまいましたよ。
(なかなか面白いお子さんです)
めげずに、再度
「学校の数学の宿題も、、、おお~けっこう量あるね、じゃ、早速いってみようー」
生徒さんは、まるで何か目に見えないものが回りをふわふわと飛んでいるのを見るかの如く、また、私が伝えることは「ちょっと聞こえないんですけど」というように、
見えない浮遊物を目で追ってるかのようです。
「え、なんか・・・遠く見てるんだけど」
生徒さんは無言です。
仕方ないので
「では英語やろうか!」と言ってみたところ、「合点だ!」と言うがごとく、英語のsummer課題の冊子を取り出しました。
(なかなか、面白い)
英語が好きなんでしょうね。
スペルを見ても綺麗ですし、センスがありました。
どうにか数学をやらせないと・・・私は心に念じつつ、英語を一緒に学習して、数ページ進んだところで、再度。
「おお~けっこうよく出来たね!よし!ここらへんで数学やろうか!」
今度は、じっとりと机の一点を見つめます。
それこそ、今までしっかりと動いていたものが、ピタリと動きを止めて、
「私はもう電池が切れました」と言ってるかのようです。
それでもめげずに、
「じゃあさ、この1ページのこの最初のところだけやってみようか、けっこういけると思うよ。」
生徒さんは、ゆったりとした動きで、数学のプリントをぺらりと開き、最初の問題を凝視しています。
「これ、一緒にやろう、いいかい?」
私は いい感じで乗せたつもりで、数学を進めようとします。
すると・・・
「はぁあああああああああぁああ~~~~」と長い溜息が聞こえました。
すっごく嫌そうです。
すごい溜息です。
(なかなか面白い)
私は笑ってしまいました。
このあからさまな「嫌」感。
このあからさまな表現力! 素晴らしいです。
その後、生徒さんは、「はぁあああああああああぁああ~~~~」と長い溜息をしながらも数学の宿題を進めてくれました。
数式の解き方とかを教えながらでしたが、楽しい自習でした。
結果、この子、
(この問題はちょっときついかなぁ)という問題も自力で解けるようになりました。
むろん、褒めましたね。
「おおおお、この問題、自力でいけたの?なかなかやるじゃん」
少しでも数学が好きになってくれたら、こんなうれしいことはありません。
同時に
勉強の楽しさを、楽しく教えていきたい!
こう思いました。
私たち城南コベッツ馬込沢駅前教室のスタッフは、場合によって一緒に自習をすることがあります。
先日、とある生徒さんと一緒に自習しました。
学校から課された夏休みの宿題などをリュックに入れて持ってきてくれましたので、早速開始です。
数学が苦手なのはお母様からも伺っていましたので、
「じゃぁ、早速、この学校の宿題をやろうか!」と言ってみたところ・・
じっとりしています。
ふと、以前一緒に暮らしていた柴犬を思い出しました。
遠くを見ているのです。
嫌なことには触れたくない、「ちょっと何言ってるかわからないんですけど」的に、遠くを見ています。
その方向に何かあるのかな?と私もつられて遠くを見てしまいましたよ。
(なかなか面白いお子さんです)
めげずに、再度
「学校の数学の宿題も、、、おお~けっこう量あるね、じゃ、早速いってみようー」
生徒さんは、まるで何か目に見えないものが回りをふわふわと飛んでいるのを見るかの如く、また、私が伝えることは「ちょっと聞こえないんですけど」というように、
見えない浮遊物を目で追ってるかのようです。
「え、なんか・・・遠く見てるんだけど」
生徒さんは無言です。
仕方ないので
「では英語やろうか!」と言ってみたところ、「合点だ!」と言うがごとく、英語のsummer課題の冊子を取り出しました。
(なかなか、面白い)
英語が好きなんでしょうね。
スペルを見ても綺麗ですし、センスがありました。
どうにか数学をやらせないと・・・私は心に念じつつ、英語を一緒に学習して、数ページ進んだところで、再度。
「おお~けっこうよく出来たね!よし!ここらへんで数学やろうか!」
今度は、じっとりと机の一点を見つめます。
それこそ、今までしっかりと動いていたものが、ピタリと動きを止めて、
「私はもう電池が切れました」と言ってるかのようです。
それでもめげずに、
「じゃあさ、この1ページのこの最初のところだけやってみようか、けっこういけると思うよ。」
生徒さんは、ゆったりとした動きで、数学のプリントをぺらりと開き、最初の問題を凝視しています。
「これ、一緒にやろう、いいかい?」
私は いい感じで乗せたつもりで、数学を進めようとします。
すると・・・
「はぁあああああああああぁああ~~~~」と長い溜息が聞こえました。
すっごく嫌そうです。
すごい溜息です。
(なかなか面白い)
私は笑ってしまいました。
このあからさまな「嫌」感。
このあからさまな表現力! 素晴らしいです。
その後、生徒さんは、「はぁあああああああああぁああ~~~~」と長い溜息をしながらも数学の宿題を進めてくれました。
数式の解き方とかを教えながらでしたが、楽しい自習でした。
結果、この子、
(この問題はちょっときついかなぁ)という問題も自力で解けるようになりました。
むろん、褒めましたね。
「おおおお、この問題、自力でいけたの?なかなかやるじゃん」
少しでも数学が好きになってくれたら、こんなうれしいことはありません。
同時に
勉強の楽しさを、楽しく教えていきたい!
こう思いました。