~たった12日間で確実に学力をあげる方法~今まで私は、複数の教室で数多くの生徒さん、及び保護者様と出会いました。
個別指導を通して、私が得た知識と経験から、
「確実に学力をあげるためには、最初の2週間で大変重要であり、この2週間の私たちの携わり方によって、生徒さんの学力向上のための基礎が出来上がるか決まる」と言っても過言では
ないという結論に達しました。
しかし2週間、生徒さんにべったり張り付いて指導するということではあり
ません。2週間という期間の中では、私たちがお休みを頂いている日曜日は
除いて考えて頂いてかまいません。
ですから実質は、12日間ということになります。
「たったの12日で、いったい何ができるんだ」
と訝しがる保護者様、今回は、騙されたと思って最後までこちらをお読み
ください。
学んだ場所はどこですか? と聞くと、たいていの方は学校を思い浮かべます。
かく言う私もそうです。
学校の思い出はたくさんあります。
勉強以外でも部活動や体育祭、遠足、校外学習、臨海学校、林間学校、修学
旅行、文化祭、合唱祭など、イベント。
そして、クラスメートとのちょっとした恋愛などもその中には含まれます。
学校の校長先生は、どんな人だったか覚えていますか?
ごめんなさい。私は、顔がうっすらと思い出せるぐらいで、今では記憶の遠い
ところに置きざりにされてしまったようです。残念ながら小学校も中学校も
校長先生の名前は記憶に残っていません。
ですが、学校の担任の先生に対する記憶は、小学校というと、さすがに全部は
思い出せませんが、中学校の先生は今でもはっきりとお名前、お顔が思い出せ
ます。
私は、心から「先生」という職は素晴らしいと思っております。先生とは、
人に何かを教え指導するものですが、生きていくための軸、生きていくための
精神、生きていくための大きな大きな幹の部分、そういうものも教えてくれる
存在です。
教える幅は、教える先生によって大きく異なるのも事実ですし、微妙に肌が
合わない先生もいたかもしれません。
先生といえども人間ですから、距離感が近い生徒もいれば、遠かった生徒も
いたことでしょう。
それでも先生は、クラスの生徒全員の将来、健康、学力、人間関係、家庭状況
を把握し、向上させるために懸命に考えていますし、懸命に動いてくれます。
ドラマなどで、先生がテーマになるドラマは数多くあります。
何故、テーマになるのか?
それぐらい私たちの生活に密接にかかわりあいがあるからです。
教えるという仕事は、何も勉強だけではありません。スポーツや、習字、そろばん、
パソコン、ダンスなど、他にもたくさんあります。
でも話がややこしくなりますので、ここでは学習ということに照準を絞ります。
学習、すなわち勉強、教科学習、単元ごとの知識を教える一番身近な存在は、
学校の先生です。日本は義務教育が敷かれている国ですので、小学校に入学
し、中学校の3年間を終えるまでは、学校に通うことになります。
もちろん、何らかの事情により、学校を長期でお休みになったり、学校に
行けなくなってしまうこともあります。
それはそれで、深い事情があり、私は仕方ないことだと思っております。
学校に行っていないから、という理由でその人の生きていく権利が失われる
わけではありませんし、学ぶ場所は、例えば自宅でもいいわけです。
ここでのお話は、例えば何らかの理由で学校に行けなくなってしまった子でも
まったく同じ感覚で当てはまりますので、どんなお子さんであれ、対象だと
思っていただいてけっこうです。
主題となる「たった12日間で確実に学力をあげる方法」の本論に入る前に
少し前置きが長くなりますが、どうか我慢して途中のプロセスや前提となる部分も
お読みください。
先ほど、「学んだ場所は?」という話から学校の話題になりました。
それは僕自身の経験でもありますので、すぐに思い浮かび、良かったことや
今から思えば後悔したことなど、ザラザラザラと何か記憶の洪水のように
あれやこれやと思い出されただけです。
正直それは全部過去のことで、記憶のどこかに残っている、または多少
美化されて残っている部分もあります。
ではそれらは無駄だったのか?
いえいえ、とんでもないです。
こうやって文章を書けることも含めて、社会に出て働くことが出来る礎を
つくりあげてくれたものと感謝しております。
でも僕は、とんでもなく大きな発見をしました。
それは、
子供のころに出来なかったことが、大人になってやり直してみたら出来たという実感と経験です。
「ん?あなたは塾の先生でしょ」
という突っ込みはご勘弁願います。
塾の先生は、完全なオールラウンドプレイヤーとは違います。中にはそういう
すごい人もいると思いますが、
それぞれ、得意分野や不得意分野はあるのです。
おおまかに言えば、文系と理系の別みたいなものです。
ここでは、「大きな発見をした」という部分のみを そのままストレートに
どうか受け止めてほしいです。
特に保護者様には、是非。
大きな発見とは何か?
それは・・・
「学び直し」というキーワードに集約されます。昨今、大人の学び直しが見直されて、ちょっとしたブームになっています。
でもこれは1年、2年前からのことではなく、実はもっともっと前から言われ
ネット上で、「学び直し」という言葉が乱舞し、テレビでも取り上げられるよう
になったがゆえに、さらに拡大したということです。
さて、学び直しとは、
簡単に言えば、大人になった人たちが、小学校とか中学校の教科学習を
基礎の基礎から学んで再習得するという一連の流れのことを指します。
私は、この学び直しの効果を自分自身で試し、実践し、実際に収穫を得て
参りました。
実践してみて 目からウロコとはまさにこのことで、
自分自身が実体験したからこそ、人生の中でも強いインパクトを覚えたという
ことです。
私はバリバリの文系人間です。
なので英語や国語、社会などについては、勉強法も含めて自信があります。
自分の得意なことを自慢しても何にも ハートを打たないと思いますので、
あえて、一番苦手だった数学についての例を聞いてください。
そして今では数学に対する勉強法は、絶対的な自信があります。
数学は、教室業務をしているとわかるのですが、最も質問が多い教科です。
一年間のうち、5教科に対する質問を多い順に並べてみると
数学、英語、理科、社会、国語このようになっています。それはたまたま○年度はそうだった・・ということ
ではありません。
いつの年度であろうと、この順位は変わりません。
はい断言できます。
では、数学に対する質問と他の教科に対する質問割合を比で表してみます。
数学が10だとします。
10:8:5:2:1 こんな風になるのではないでしょうか。
1・2年生のうちは、数学と英語が拮抗していますが、
受験生になるとがぜん数学の割合が跳ね上がります。とにかく年間を通じて、数学の質問が多いということはご理解いただけました
でしょうか。
さて、この事実に私は早々に気づきました。
これが私の数学に対する学び直しのきっかけとなりました。
よく理系脳とか文系脳とか言われますが、私は典型的な文系脳保持者だと思います。
こちらの文章・・・けっこう長くなっているかと存じますが、まったく苦にならず
頭の中で浮かんだ言葉をそのままword を使って書いているだけです。
つまり考えるスピードと書くスピードが大差なく大変順調に書けています。
おっと、これは自慢じゃないですか......すみません。
元に戻します。
私は、きっかけがあり、必要性を感じ、さっそく取り組むことにしました。
皆さん、唖然とされるかもしれませんが、本当に基礎の基礎・・・ウルトラ基礎から
です。
私には、日常的に教室運営をする業務がありますので、当然ながら一日の中で数学に
かけられる時間など、あまりありませんでした。
でも......私は気づいてしまったのです。
はい、スラスラ出来るようになるまでに あっという間でした。
ものの見事にあっという間でした。
これは言葉で言い表すと、ちょっとした御幣があるかもしれませんが、装飾なしに
あっという間でした。
誤解のないよう再度申し上げます。私はバリバリ文系人間であり、数学に対しては
小学校で文章題が出たころから、ちょっと危うくなったと記憶しております。
中学においても文章題は苦手でしたし、図形の証明なんて、原理原則もわからない
まま卒業しちゃったのかもしれません。
普通の計算も計算機があるわけですから、いちいちひっ算などしなくなり、
「あ、やべ・・小数点の計算忘れてるんじゃね」
ぐらいの恥ずかしい気持ちでいっぱいで、学び直しをやったのです。
私が数学の学び直しで使ったのは、「
自由自在」という参考書です。 はい、私は
それ一冊で、数学が得意になり、好きになり、指導も自信があり、下手したら理系
の先生よりも 超わかりやすく説明できるのでは?と思えるぐらいになりました。
人に何かを指導できるということは、それだけ自分が多角的に理解しているからで
あって、その自信がなければ教えることはできません。
でも私は数学を やばいぐらいに 指導得意教科にしてしまいました。
何度も言います。ウルトラ短期間にです。
これが私の学び直し経験の最初の事例なのです。
では私は実際にどんなことをやったのか、ここに示していきたいと思います。
先ほども言ったように、まずは計算の覚束ない部分を自分でチェックしていくために
な、なんと!正負の計算から、、、つまり中学1年生の一番最初のところから学習開始しました。保護者様、皆さん驚かれましたか?
驚きますよね。
自分でもびっくりです。
でも私は、私自身のこの経験から 冒頭述べたようにたった12日間で確実に
学力をあげる方法というタイトルで、自信満々に述べることが出来るのだと
ご理解ください。
誰かが書いた
短期間で学力をアップさせる方法・・・みたいな その類の書籍や、
まるで おいおいマジですかというような偏差値○○の子が短期で●●に!というような
書籍を読んだことは一度もありません。
タイトルはあります。
でも中身を見ようと思わないし、見ても他人様の経験談なので、私に当てはめることは
出来ないし、私は正直、その手の本を読むなら、スリリングな海外小説を読む時間に
充てたほうがいいと考えているからです。
なので、100% 他人様の受け売りではなく、他人様の経験ではなく、自分の経験が
証明したのだ!ということです。
しかも またまたご安心頂きたいのが、私はこの教室でも一番の年長者であり、
数学というものを嫌いになり、その後の進学においても数学から極力逃げてきた経験の
持ち主であり、下手したら学習開始当初は、私の数学偏差値は、30に限りなく近いのでは
ないかと思うぐらいでもあります。
はっきり言って、教科で言えば、偏差値24というのは、0点か、限りなく0点に近い
です。
だから数学に関しては、抜け落ちた部分と基礎が出来ていなかった部分、完全に記憶から
消え去っていた部分、これらがありすぎましたので、とにかく最初からやってみようという
非常にライトな気持ちでスタートしました。
でも恐るべしですよ。
私は、楽しみながら勉強して、あっという間に中学3年間の範囲がバリバリの猛者になった
のですから。
具体的な武器は、
「自由自在」と「ノート」 だけです。
いや、それ以外のものは、マジで使っておりません。
「だけ」です。
私は他の誰の手助けもほとんど得ないで、自分でもくもく進めていきました。
何度も言いますが、通常の日常業務がありましたので、実際にかけられた時間は
わずかです。
最初のページを開き、
うん、さすがにこれはわかるよね。というところもササッと確認しながら進めました。
でも重要なことがあります。
はい、
それでは学び直しポイントその1です。
①問題を書いてから回答これは計算問題に当てはまりますけど、つまり
計算の大元の式を必ずノートに書いてから、解き始めたということです。
そんなの普通でしょ?って言わないでください。
ここに100人の子供がいたとします。
自分のノートに、「答えのみ」を書いている子供たちは、ドエライ多くいます。例えば9+6= と問題に書かれていたとします。
私は 9+6= この部分もノートに書いたということです。
答えの15だけではなく計算の式も書いたということが重要ポイントだと思っています。上記は超簡単な小学校の計算を「例」にとっただけですが、
学び直しにおいては、この作業もとても大切なのです。
さらにこの項目で大切なのは、
計算した足跡となるひっ算の痕跡を必ず残しておくということです。
もっと言えば、数学学習では消しゴムなど使わないぐらいの徹底さがあっても
いいかなと思います。
その2です。
②文章題が出たら、文章題の日本語をよく読む!そのうえで日本語を数式にしていく。「は?そんなの当たり前でしょ」とか やめてください。
日本語をよく読むということもとっても重要で、文章の理解が出来なければ数式
なんて出来っこないのですね。
だから
文章をよく読む=日本語をよく読むということです。そして、日本語を
数式にしていく流れでは、間違っても構わないので、自分なりに考えて数式を
書いておく。これもノートにです。
想像したことを書いておく、自分が考えたことをノートに書いておく、この作業も
とっても重要なのです。
さらには、図を描くことが めちゃくちゃ役に立ちますし、考え方の根拠として
これまたノートにガンガン書いていきましょう。
①②までをまとめると、
書いたものは消さない、計算のあとは残す、式も書く、文章題はよく読み、数式を書いていく、図も書く!③問題文のグラフや図はそのままノートに転記!これは
関数とか証明問題に取り組む際には、絶対にまねしてほしいことです。
例えば、関数の問題のグラフありますよね。二次関数なんかは放物線がちょっと
書きにくいと思いますが、多少いびつでも 問題文に登場するグラフをそのまま
ノートに転記して、そこから問題を解いていきます。
証明でも問題に書かれている図形をそのままノートに書いてください。
さて・・・そのまま・・・っていうと、 瓜二つに同じようにそっくりと書く
と思われがちですが、定規などは使わないでください。
全部フリーハンドです。定規を使っている時間なんて、ないんですよ。そんな
ゆったりと模写のために時間を使ったら、はっきり言って時間の無駄遣いですので
フリーハンドでいいです。
関数のグラフは、最初にx軸となる横棒をサッと書く。
次にy軸となる縦棒をサッと書く。
ここからスタートです。
あとは問題文にある図をまねて、
「ノートに」「フリーハンドで」書くだけです。
書いたら問題に取り組むのですが、
関数の場合は、問題文の中に書かれている座標や、ちょっと計算したことで
わかる内容を フリーハンドで書いた 自分の図の上にどんどん書き足していきます。
これ、問題文の図を使って書き足し行為をやっていきますと、次に問題解くときに
もはや答えが書いてあるようなものなので、ダメなんすよ。
だからノートは超重要ということです。
キレイに書く必要なんかありません。とにかく図の模写は、急げ急げ急げ!です。
この模写だけでも訓練になりますよ。
証明においても同様に、ノートにサササ~~~っと「フリーハンドで」問題文の図を同じ図を描いてください。円の証明問題とか角度の問題なんかも扱いますので、円を描くときにコンパスを
使いたくなりますよね。
いやいやいやいやいやいやいや、その点私は断固 否定しますが、
円もフリーハンドで書いてください。慣れてきたら、漫画家の方が書くほどうまくは書けませんがけっこうまともな
円を描くことができるようになります。(はい、必ず)
証明もいかなる問題を解こうとも 問題文の図と同じものをノートに転記です。角度を求める問題の図でもそう。とにかく図形はノートに書く!!そこから問題を解き始めます。
さて、ここで皆さん疑問に思いますよね。
「解き始めます」って私は書きました。
「解き始める」っていうことは、問題を解く・・・関数とか証明とかを
いきなり解き始めることなんてできるんか?
と思いますよね。
はい、出来ません。
出来ないと思ったら、3秒であきらめてください。数学では、よく あきらめずに考えなさいと言いますよね。私はアレ、真っ向から
反対で、その
「あきらめずに問題に取り組む」ことの重要性は、
もっともっと後の話で、初期段階でのことでしたら、3秒であきらめてOKなんです。
「あきらめる」ってことはどういうことかわかりますか。
はい、
答えを見なさいってことです。
同時に、解説がのってますよね。
自由自在のいいところは、例題があって、例題解説が同じページにあるので、
いちいち解答・解説集みたいのを別冊みたいな感じで見る必要がなく、同一ページに
解答解説がのってるのです。
だから、スピーディに進めることが出来ます。
3秒であきらめて、解説を読んでください。
はて・・・?
ここで皆さん、またまた疑問に思いますよね。
「いやいや、そもそも3秒であきらめるってことは、理解していないからなんだから、
問題を解くまでに至っていないのでは?」という疑問です。
はい、そのとおりです。
でも「例題」というのは、問題文と詳しい解説と解答がのっています。
問題文→詳しい解説→解答 ですね。
私は、問題文をよく読むことを重視します。
そして
「解説を読むこと」も重視します。
結果が解答です。
出来たら正答だし、間違っていたら誤答、ただそれだけのことです。
正答だったか、誤答だったかなど、一切気にしませんでした。
なぜなら、楽しんでやれたからです。
「うはははは!こんなんあったなぁ~懐かしい、どれどれ?」こんなライトな
感覚で問題に向き合い、ちょっと考えて無理なら、
「無理!じゃ、解説みてみよっと!」
かる!!
かなり かるいノリでしょう。
でも私はこの軽いノリがよけいによかったと思っています。
③のまとめ。とにかく図もノートに書く。問題に取り組む、わからなかったら即あきらめる。解説を読む。これだけです。
あの・・・・かなり疑ってますよね。
「そんなんで出来るようになるはずがない」と。
いえ、断言します。
出来るようになります。
実際のやり方は、現場でお教えしますので、
マジでやばいんだけど!というお子さん、保護者様は、是非 塚田駅前教室のドアを開けてみてください。かなりフレンドリーです。
古の人が言いました。
とてもいい言葉です。
習うより慣れろ・・・なんです。
嘘だと思われるなら、ご自分で試してみましょう。
これをお子さんにトレースするために必要な時間は、さほど多くありません。
はっきり言って、自分の学習のやり方がもう出来上がっていて、
大丈夫っす!というお子さんは、他の教科においてもコツを教えていけば もっと
伸びます。
ここでの事例は
「ヤバいんだけど」ぐらいの次元にあろうと、全然心配することないですよという
ことをわかってもらいたいのです。
たった12日間で確実に学力をあげる方法の第一歩は、その子が持っているメンタルを楽にさせてあげることからスタートします。そう、これが第一歩。
がちがちの緊張状態からちょっと力が抜けた状態がベストです。寝ちゃうぐらい
リラックスは、ちょっとリラックスしすぎなので、ほんのちょっとの緊張が残っていて
最初の一歩を一緒に踏み出そうぜ!という状態です。
これが本当にベスト。
実はわたし、そういう状態の第一歩にもっていくのが、めちゃくちゃ得意です。
親に反抗して何も言うこと聞かない
家では勉強のことを話そうとしない
学校で何かあったのか、一切教えてくれない
ゲームばかりやっていて会話がない
はい!そんな状態でも まったく問題ありません。
もう一度言います。
僕は、そういう子供たちが第一歩を踏み出す状態にもっていくのが
めちゃくちゃ得意なのです。
子供は力づくでは無理ですよ。
いくら子供とは言え、自我の意識が芽生えています。
どんなに会話をしない子であろうと、どんなに反抗期であろうと、心を開いてくれたら
絶対に会話になるし、絶対に心は通じます。
これ、決して 禅問答とか宗教なんかの話ではありません。そもそも私はそういう類とは
無縁ですし、その類を学問として扱ったこともありませんし、その類の本を読んだことも
ありません。
でも 人間同士なんですよ。
人間と動物(ペットなど)も 心が通じれば、感動の物語が出来上がります。人間はそういう
ペットたちとはまったく異なります。
人間はやはりどこまで行っても人間ですし、
心は誰にでもあるので、大丈夫なのです。
たった12日間で確実に学力をあげる方法!!
まずは心です。
心っていうと、なんか重い課題のように感じる方もいるかもしれません。
いえ、簡単なことです。
メンタルを楽にさせてあげることが第一歩と書きました。そのための特別な魔法は
ありません。
リップサービス的に、歯の浮くようなお世辞を言う必要もありません。
楽にさせればいいのです。
いったいどんなことを言ってるのかは、現場で見てほしいなって思います。
ステップ2は、
その子が考えている勉強ってどんなものなのかを聞いてみる、、です。
具体的にどんなことをやってるのか?学校ではどんな感じなのか家ではどんな感じなのか宿題はどんな風にやってるのかそもそも勉強はどんな風にやっているのかこんなところを探っていきます。
お子さんがなかなか実態を語ってくれないときには、保護者様も一緒でもいいですし、
保護者様から実態が聞ければ このステップはOKです。
つまり、学習の実態をつかむということですね。
何時間やってるかとか、部活動で忙しくてとか、そういうのは、あまり重要ではあり
ません。
それよりも
「どんな風にやってるか」です。
実際、全国の中学生のセレクトアンケートなどで見ると一番多い回答が
「勉強の仕方がわからない」ということなのですね。
これが 鍵になるのです。
ステップ3は、具体的なプランを考えます。。。
「おいおい、そんなことやっていたら12日間なんて、あっという間に過ぎてしまう
じゃないか?」と
思われますよね。
これは、私たちサイドが、実際の学習に入ったお子さんとのやり取り「外」で
業務的に行われるところですので、大丈夫です。
ステップ1、2を経て、3のプランづくりは、お子さんや保護者様のお手を煩わす
ことはないということです。
すでにステップ2が終わった段階で、お子さんの学習についての具体的な方策が
決まりますので、現場では即時対策スタートとなります。
ここでは、教科ごとの学習について、生徒さんにわかりやすく、「やり方」を教えて
いきます。
当然ながら、順番は、生徒さんが苦手な教科からです。
たとえば、
英語が苦手であれば、「英語の学習のやり方」を教えていくことになります。英語ってどうやって勉強するの?
というお子さんのニーズに、もっとも簡単で生徒さんにあった方法を伝授していくこと
になるのです。
しかも「個別に」です。
教科指導であれなんであれ、その生徒さんが必要とするものは、千差万別、百人百様、
十人十色なわけですから、一様な指導になるはずがありません。
その生徒さんにもっとも適した学習方法を短期間で投入していくわけです。
ここまでのステップ1~3をちょっと整理してみましょう。
ステップ1では、心です。生徒さんの胸襟を開いてもらうためのリラックス的な時間を大事にします。ステップ2では、生徒さんからのヒヤリングです。(保護者様でも可能)ステップ3では、生徒さんとのやり取りとは違って、私たちが業務として準備していくための項目となります。従いまして、ステップ1と2の段階から対生徒さんで、すでに12日間の魔法のような
時間の第一歩がスタートされているわけです。
ステップ4では、私たちが教室で抱えている講師とのマッチング+情報共有です。
これも私たちの内部的なことですので、生徒さんも保護者様にもご負担はおかけしません。
ステップ5では、実際の授業がスタートします。
実際の授業は、このように綿密な打ち合わせがあってからスタートすることになります。
ですから、
一番いい流れとして私たちが考えるのは、
まずは、一度生徒さんとお話をする機会をいただき、そこから体験授業として授業を実施
させていただくことです。
この段階までができていれば、ステップ1と2が完了しますので、ステップ3以降が
とてもスムーズに動けるのです。
では、具体的にどのようにやっていくかです。
大原則は予習ではなく「復習」をベースにしてあげたほうが、気づきが多いです。つまり、生徒さんの全容を知るために、いきなり予習から入ったのでは、気づきが少なく
生徒さんも新単元をやること=学校と同じになってしまうため、満足感が得られにくく
なります。
それは、おいしいけれど消化不良という状態です。
ここで、私の実体験でもある 自己流の「学び直し」についてのことを思い出してみて
ください。
学び直しは、すべては「復習からスタートした」ということです。
未知の単元、未知の学問に着手したのではなく、あくまでも「過去やったことがある
単元」を復習してスピーディにやっていっただけのことです。
三角形の合同証明という単元の名前は覚えている。
でも中身を忘れちゃった。
こんな状態ですよね。
これって、お子さんの
「学校でやった記憶があるけど、まったく覚えてない、忘れちゃった」とまったく同じです。
人間の脳みその作りには、差なんてありません。
人間は忘れる動物で、忘れるからこそ 過去の悲しみを乗り越えることができるのです。
おっと、またちょっと脱線しそうになりましたので、戻します。
つまり、
忘れてしまった度合いは、「完全に忘れた」という状態でも「まったく」かまわないということです。
だって、僕でもできたことですから、誰でもできると思っていますので、
そして最も期待してほしいのは、学び直しと同様、完全未知の世界のものじゃなければ、
たとえば単元の名前だけ覚えているという程度であっても 必ず効果が出るということです。
★復習には、大きな秘密がありますそう、復習を主体、重視した学習が奏功して、私の記憶は強化されました。
まったくもって、ひ~ひ~言うぐらいの忙しい業務の合間のつかの間タイムでもできた
のです。
ステップ1と2さえきちんと経過させることができれば、あとは「やり方」を伝授していきます。
その子にあったやり方です。
やり方がわかる=勉強のやり方がわかる=何かが見えてくると・・・なればもうシメタもんですよ!!
出口が見えない迷路は怖くて仕方ないですが、出口が見えた(向こうに光が見えた)なら、
何にも怖くなくなります。
単純なことです。
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