塚田駅前教室のメッセージ
【高校生】志望理由書の書き方をチェックしておこう!
2022.07.06
こんにちは、塚田駅前教室です。
高校3年生で今の時期は、総合型選抜などの準備に忙しないときです。
6月に各大学の募集要項がホームページで公開されており、すでにチェック済みでしょう。
大学の募集要項でも、学科によって条件が異なったりしますので要チェックです。
さて、総合型選抜を選ぶ生徒さんは年々増えています。
共通テストが難しくなっていくことや、早く受験に決着をつけたい!という理由が多いことでしょう。
そのため、倍率も上がっていきます。人気の学科であればあるほど倍率は当然上がりますよね。
大学にいろいろな書類を提出する必要がありますが、とても大事なものは何でしょうか。
そうです。志望理由書です。
これは大学に向けての最初のコンタクトだと考えてください。
★志望理由書って?★
総合型選抜は、受験生が持つ可能性や将来性を重視していく選抜方式となります。
そのために活躍するのが「志望理由書」です。
志望理由書が持つ役割......「その大学へ、なぜ入りたいのか?」を説明するための書類。
単にその大学に行きたい、その大学のこの内容を学びたいという内容では足りません。
「その大学でなければならない」理由を述べる必要があります。
就職活動でも、志望動機で問われる部分ですね。
同じ内容の講義を持っている別の大学もあるのに、どうしてここなのか?ということを志望理由書に盛り込まなくてはなりません。
そこに加え、その大学で「何を学び」、「将来、どう役立てたいのか」ということも意欲を示していく要素として非常に重要です。
自分の言葉で、自分の思い描く将来を書いていくことが必要になります。
そのためには文章力が欠かせません。
そしてリサーチ力。
学びたいことが、社会にどう役立てられるのかなどをよく調べていきましょう。
何度も書いては直し、書いては直しを繰り返していってください。
★面接にも関わってくる★
面接において、受験生全員に投げかける質問のほか、志望理由書を踏まえた質問がされます。
質問にもしっかりと答えられるよう、自分自身の中での深堀もしておきましょう。
★志望理由書のポイント★
①大学、学部、学科が求める学生像と一致させる。
大学のホームページや募集要項のページなどにアドミッションポリシーとして、「大学が求める学生の理想像」について書かれています。
何と書かれているかをチェックしていきましょう。
大学のホームページと、パンフレットは読み込んでいってください。
繰り返し目を通して、行きたい大学のことをリサーチしていきましょう。
②今まで経験してきたことと、大学で学びたいことが一貫しているか。
過去に経験してきたことから、興味を持ったこと⇒大学で学んで社会に貢献したい
この流れを作ることが重要です。
そして、この経験などのエピソードは、具体的に書きましょう。
自分の言葉でこれらを書いていくのですが、長文を書くことに自信がないとき
まずは箇条書きに書き出していきましょう。
それから文章を構築していくこと。
この箇条書きに書き出す作業は、自分の深堀にもなります。
どういった目的を持ってその大学、学部、学科に行きたいのか。
自分のやりたいことを明確にしていきましょう。
自分の長所、短所も分析していくことも良いと思います。
自分の性格に合った学びがあるという糸口が見つかる可能性もあります。
どれぐらいその分野(学科)に興味があるのかなど、よく吟味していってください。