塚田駅前教室のメッセージ
国語の読解=想像力をつけていく
2022.07.29
国語の勉強方法って、いまいちよくわからないと思うことが多いかと思います。
漢字の読み書きは練習すれば良いけれど、読解って?
文章をただ読んでいくだけでは、それは「読み解いている」ということにはなりません。
物語文・随筆文であれば、「いつ・どこで・誰が」という情報を読み取っていきながら内容を理解していく必要があります。
そして、物語文などは情景などをイメージすることのできる文章です。単に字面を追うのではなく、書かれている場面をイメージしていくと「心情把握」がしやすくなります。
情景、晴れ、雨、曇りなどの天気は登場人物の心情描写の代わりに書かれることもよくあります。
単語からイメージを膨らませることもできることでしょう。夏なら蝉、海、暑い気温、冬なら曇り空、寒さ、雪などキーワードの連想でイメージを膨らませやすいのではないでしょうか?
逆にイメージをして読んでいくことは難しいのが説明的文章です。
評論文や説明文ですね。
こちらの場合は、前に書かれていることと、後に書かれている内容の繋がりを意識して読み進めていく必要があります。
前の文章で述べたことの根拠を次に書いているのか、それとも反対の意見を述べているのか。
筆者の主張(意見)はどちら側なのか。
物語文と異なり、難しいことを書いている印象の強い説明的文章。
最後までどんどん読み進めていく前に、まずは段落ごとに何が書いてあるのかをしっかりと見ていきましょう。
ひとつの段落に書かれていることは、何を言いたいのか。
それを理解したうえで次の段落へ読み進めていくのが理想です。
国語に苦手意識のある方、読解のテクニックがいまいちわからない方。
文章を読むときのコツなど、授業で指導してまいります!
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