2022.11.24
塚田駅前教室です。
中学の時はそれなりに英語の点数が取れていた、という生徒さんでも、高校に上がるとなかなか点数が伸びない。ということがあります。
中学の時から苦手な生徒さんはより苦労しています。
中学校と高校での英語の違いとして一番わかりやすいのは単語です。
これは、小学校と中学校で学習する単語量の差と同じように、上がれば多くなります。
新学習指導要領になってからは、
中学生は今まで1200語でしたが、更に追加され
2021年から中学生になった子どもたちは1600~1800語を学習していくことになります。
小学生の時点で600~700語程度の単語量を学習します。
小学生~中学生の間だけで約2500語です。
高校生は1800~2500語の学習です。
高校生を卒業する段階で、
これまでよりも更に英語力を持った子どもたちにするための土台となる
「語彙力」の強化を目指しています。
日本語と同じように、単語の知識が多ければその分、表現の自由に幅が広がります。
この先の更に発展していくグローバル社会、オンライン上でのやり取りの拡大も今以上に需要は高まっていくでしょう。
そうした環境に適応していく力のひとつになります。
この、覚えなければならない単語の量が増えたことで、今の子どもたちは苦労しています。
当教室で英語を受講してくれている生徒さんたちから「単語が多くて......」という声を聞きます。
英語の指導をしている講師からも、「単語が覚えられていない」「単語力が......」という報告を受けることが多いです。
文法の理解はできていても、単語が覚えられていなく、和訳問題や英作文ができないという生徒さんが結構います。
単語がわからなければ、文章を作ることにつまずいてしまうのです。
なので、英語で一番大切なのは単語・熟語と言われます。
当教室では、生徒さんの苦手具合に合わせて、授業の前後で単語小テストを毎回行っています。
それでも、生徒さんによっては時間がかかります。
それほど量も多いのです。
次に、高校英語を手強くしてくるのは長文の文章量とその内容のテーマです。
中学校の英語では、日常の会話が中心です。
ですが、高校の英語になると哲学的な内容や、環境問題について、国際的な問題についてなどその内容は深く、より専門的になっていきます。
知っていく単語も専門用語が含まれていきます。
国同士の文化の違いなど、内容によっては考えさせられるものもありますね。
これを、単に訳すだけでなく内容理解も必要です。
日本語から英語に言語が変わっただけで、国語(現代文)の説明文や評論文を読むのと同じ状態と言っても良いでしょう。
高校英語になると使う熟語もたくさんあります。
直訳ではなく意訳していく力も必要になりますので、英語に苦手意識があると大学入試に向けて本格的に準備し始める時には巻き返していくのが大変です。
中学のときの英語が土台となり、高校の英語を学習していくことが前提となっています。
中学の時から苦手であれば、中学英語の復習にも戻っていかなくては、高校英語はどんどん追いつけなくなっていきます。
その「苦手」も、どこが苦手なのか、何がわからないのかが自分で分析できない、あるいは何となくこの辺りかな......と明確ではないのではないでしょうか。
そういった方にオススメします。
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AI教材「atama+(アタマプラス)」
つまづきの発見、一人ひとりに合わせてAIが導き出す復習問題。
人間の力では、やはりピンポイントでここ!とはならず、だいたいこの辺り、という見つけ方にどうしてもなってしまいやすいです。
ですが、何万通りの生徒の学習情報の蓄積から、
各々の生徒さんに合わせて「最適な復習問題」をAIなら提供が可能です。
問題を解いてもらって、間違え方に合わせて時には小学生、中学生の単元まで戻ります。
ここで「え、」とはならないで欲しいのです。
「時間が経って忘れてしまっていることの再確認」と思ってください。
特に、英語・数学のように過去の単元の知識が前提となる「系統学習教科」は、
忘れてしまっていたり、よくわからないままに次の単元、次の単元と進んでしまっていると芋づる式にわからなくなってしまいます。
そういった状況になってしまっているからこそ、わからないところまで戻りましょう。
実際にお試しに触っていただくことも可能です。
苦手な教科などをお伺いし、セッティングをしてまいります。
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