2024.06.25
城南コベッツ京成中山教室です。
そろそろ、近隣の公立中学校の定期テストの結果が
返ってき始めるころかと思います。
どの教科も自分の力は最大限に出し切れたでしょうか?
解き直し、フォローアップ学習を進めていきましょうね。
さて...
今回はテスト対策の中で比較的後回しにされがちな...
「理科、社会」のお話です。
定期テストでも受験勉強でも、
理科と社会は後回し~という生徒さんよく見ます。
本人も保護者様もテストの点数が良くない!
という話になっても...
理社については「暗記科目」「覚えれば出来る」と捉えられがちです。
この「覚えれば」というところが重要なのです。
まず...生徒さんの傾向を見ると...
だいたい点数が低い生徒さんは、
「覚えられていない」ことが多いんです。
得意不得意に限らず、そんな生徒さんたちに、
「理社の勉強法はどうやっているの?」と聞くと...
まずほとんどの生徒さんは、
教科書の太字になっているところにマーカーを引いて、
重要な箇所を覚えていって...というところから始めるそうです。
その後、
学校のワークを解き進めて、
間違えた箇所はまた確認し...再度ワークへ...
というのが殆どの生徒さんに当てはまります。
更に、その肝心のワークを「何周している?」と聞けば...
2周~3周できているという生徒さんは稀です。
1周だけとか...ひどい時はテスト目前の時期になってやっと1周目を
急いで終わらせに掛かっている生徒さんもよく見かけます。
ではそういった学習をして「本当に身についているか?」
というところがポイントです。
もちろんテストでワークと全く同じ範囲、同じ問題が
出題されたので答えられた!というのも少なくはないでしょう。
しかしながら...
教科書にマーカーを引いた学習...
重要語句に「マーカーを引いただけで覚えた気になっている」
という危険性もあります。
またその語句は覚えたけど...聞かれ方が逆になると答えられない...
というパターンもあるわけです。
重要語句である太字の内容を覚えて答えられるようにしたのに、
実際のテストには重要語句の内容を説明しなさいというものが
出て答えられなかった...
なんてことはよくあります。
用語と説明をセットで答えさせるとか、
覚える段階で優先度が低いと判断し、
覚えていなかったようなことを聞かれて、
見た覚えはあるんだけど~答えられない!!
そんな思いをしたことはないですか。
数学や英語はとても気を付けなければいけない!
それを分かって数学や英語の対策を中心に対策勉強をし、
暗記と高をくくった理社はおざなりになってしまったとか...
理社に適切な対策時間を設けていなかった(時間不足)ということですね。
特に理科は計算の多い分野、実験などを伴う分野は苦手
といった生徒さんは多いです。
理科の第一分野というやつですね。科学と物理です。
社会は地理で地名が覚えられない、歴史で特定の時代が苦手...
苦手な分野がテスト範囲なので、
気が進まないし、覚えられない...
という事態に陥ることが多い様ですね。
「暗記科目」「覚えれば」とだけ捉えて、
実際は覚えるために必要な時間や労力といったものを
考慮せず試験勉強に臨んでいないでしょうか...?
一度じっくりと時間を掛けて理社のテスト対策に取り組んでみて、
完璧に覚えられるまでどれくらいの時間が掛かったか記録してみましょう。
今の理社は、決して後回しにして済む科目ではありません。
城南コベッツ 京成中山教室
☎ 047-711-4044
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