2021.11.13
その結果、同年に限って、既卒者に配慮して選択可能な経過措置問題を作成することを決めた。経過措置科目として出題するか、「情報Ⅰ」の試験問題に既卒者用の選択問題を出題するかは、今後、大学入試センターが検討する。また、得点調整の対象とするかどうかについても専門家の意見を聞いて検討する。同センターは22年度中に試作問題を公表するとしている。
また、文科省は併せて、「地理歴史」「公民」「数学」についても、既卒者に配慮して経過措置科目を出題することを明らかにした。それぞれの経過措置科目は、「地理歴史」が「旧世界史A」「旧世界史B」「旧日本史A」「旧日本史B」「旧地理A」「旧地理B」。「公民」が「旧現代社会」「旧倫理」「旧政治・経済」「旧倫理、旧政治・経済」。「数学」のグループ①が「旧数学Ⅰ」「旧数学Ⅰ・旧数学A」。グループ②が「旧数学Ⅱ・旧数学B」「旧数学Ⅱ」「旧簿記・会計」「旧情報関係基礎」。(「教育新聞」2021年9月29日号掲載記事参考)
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