綾瀬中央教室のメッセージ
小6から中1へ 今この時期にやっておきたいこと【数学編】
2024.03.12
もう間もなく小学校を卒業する小6生が、これから中学生になるに向けて、学習面で準備しておいた方がよい内容を数学と英語についてご紹介します。
今回は数学です。
知識面で学習しておいた方がよいのが2点です。
1. 正負の数の四則のルールを把握しておく
算数と数学での大きな違いが、負の数を扱うようになることです。したがって新たなルールを身につけなければいけませんが、これをしっかり練習しない状態で進んでしまうと、数学がずっと苦手という状態が続いてしまいます。ですので、最低限四則のルールの違いをしっかり身につけておく状態で学校で学習できると、順調に学習が進むと思います。
今まで計算ミスが多かった人にとっては、符号のチェックもしなければいけないという点では、より負担がかかることになります。符号の処理については当たり前にできる状態を作っておくことが理想です。
数値を単純化した(一桁の整数、など)問題で正負の数の四則をランダムに出題されて、100問を200秒程度でできるように練習しておくことをお勧めします。
数学が苦手な人の学習の特徴として、練習が足りないということがあげられます。やり方がわかっても、時間がかかるのでは、それは完全に身についた状態ではありません。スムーズにできるまでトレーニングを繰り返すことが大切です。
2. 速さ、割合、図形の復習をしておく
これらは、算数の主要単元ですが、これらは当然中学校になっても出てきます。基本問題レベルで大丈夫ですが、これらの問題をやり方を意識して式を作れるようにしておくことが今後重要になってきます。
以下の問題を例にして、いかにやり方が大切かを考えてみましょう。
1. 時速60kmで240km進むと何分かかるか。
2. 時速akmでykm進むと何分かかるか。
上の問題は数値が易しいので4時間というところから、240分というのは比較的求められる子が多いです。
しかし、下の問題を60y/a(分)であることをすぐに求めるというのは、算数が苦手な生徒さんにとっては比較的難しいと思われます。
これは以下のような理由になります。
1の問題で、時速60kmと240kmとありますが、「60」「240」という数値の「イメージ」で4というのは比較的「ひらめき」やすいのです。
そして4時間が240分という変形も、特にやり方を意識せずに240分と答えられることは多いかと思います。
ところが、2の問題は、まず時間を出すために「距離÷速さ」をする、それが「時間」になっているので「分」に直すために×60をする、ということをしっかりと考えて解く必要があります。
数値ですとイメージしやすいですが、文字になると難しくなりますので、それぞれの問題できちんと考え方ややり方を意識して問題を解くことができるかが重要です。
文字式は正負の数の後に学習しますが、上記の2のような問題をここで扱いますので、それまでに、速さや割合、図形をしっかり復習しておくとよいと思います。
中学校の授業は4月の中旬以降本格化していきます。それまでに予習と復習をバランスよく進めておくことが大切です。
今後の学習ついてのご相談がありましたら遠慮なくご連絡ください。
綾瀬市の個別指導塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室
電話:0467-79-5120
今回は数学です。
知識面で学習しておいた方がよいのが2点です。
- 正負の数の四則のルールを把握しておく
- 速さ、割合、図形の復習をしておく
1. 正負の数の四則のルールを把握しておく
算数と数学での大きな違いが、負の数を扱うようになることです。したがって新たなルールを身につけなければいけませんが、これをしっかり練習しない状態で進んでしまうと、数学がずっと苦手という状態が続いてしまいます。ですので、最低限四則のルールの違いをしっかり身につけておく状態で学校で学習できると、順調に学習が進むと思います。
今まで計算ミスが多かった人にとっては、符号のチェックもしなければいけないという点では、より負担がかかることになります。符号の処理については当たり前にできる状態を作っておくことが理想です。
数値を単純化した(一桁の整数、など)問題で正負の数の四則をランダムに出題されて、100問を200秒程度でできるように練習しておくことをお勧めします。
数学が苦手な人の学習の特徴として、練習が足りないということがあげられます。やり方がわかっても、時間がかかるのでは、それは完全に身についた状態ではありません。スムーズにできるまでトレーニングを繰り返すことが大切です。
2. 速さ、割合、図形の復習をしておく
これらは、算数の主要単元ですが、これらは当然中学校になっても出てきます。基本問題レベルで大丈夫ですが、これらの問題をやり方を意識して式を作れるようにしておくことが今後重要になってきます。
以下の問題を例にして、いかにやり方が大切かを考えてみましょう。
1. 時速60kmで240km進むと何分かかるか。
2. 時速akmでykm進むと何分かかるか。
上の問題は数値が易しいので4時間というところから、240分というのは比較的求められる子が多いです。
しかし、下の問題を60y/a(分)であることをすぐに求めるというのは、算数が苦手な生徒さんにとっては比較的難しいと思われます。
これは以下のような理由になります。
1の問題で、時速60kmと240kmとありますが、「60」「240」という数値の「イメージ」で4というのは比較的「ひらめき」やすいのです。
そして4時間が240分という変形も、特にやり方を意識せずに240分と答えられることは多いかと思います。
ところが、2の問題は、まず時間を出すために「距離÷速さ」をする、それが「時間」になっているので「分」に直すために×60をする、ということをしっかりと考えて解く必要があります。
数値ですとイメージしやすいですが、文字になると難しくなりますので、それぞれの問題できちんと考え方ややり方を意識して問題を解くことができるかが重要です。
文字式は正負の数の後に学習しますが、上記の2のような問題をここで扱いますので、それまでに、速さや割合、図形をしっかり復習しておくとよいと思います。
中学校の授業は4月の中旬以降本格化していきます。それまでに予習と復習をバランスよく進めておくことが大切です。
今後の学習ついてのご相談がありましたら遠慮なくご連絡ください。
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電話:0467-79-5120