城南コベッツ藤沢駅前教室

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2022.02.25

今回は、勉強における「嗅覚」についてお話をします。
ここでいう「嗅覚」とは、実際の匂いではなく、
「怪しいな」と気づく力、という意味です。

例えば、数学の関数の問題で、計算の結果、
y=36xという直線が答えになったとします。

y=36xという直線は、とても急な角度となる直線で、
縦長の直線「┃」に近いイメージです。
ところが、図示されている直線は、どう見てもそうは見えない...という場合に
「これはさすがにありえない。計算ミスをしていないだろうか」
と気づけるかどうかです。

他にも、国語で「30字以内で抜き出しなさい」とされているのに、
自分が答えだと思った部分を抜き出すと「15字」だった...という場合も、
「15字の問題に対して30字以内とは言わないだろう」
と気づけるかどうかです。

こうした「嗅覚」を持っておくと、自身の間違いに自ら気づくことが
できるようになります。テストの見直しの際にも役立ちますので、
普段から自身の解答に疑いを持っておくようにしましょう。

2022.02.22

今回は、「頻度」についてお話します。

暗記の頻度については、
「回数を多く」「一週間を目途に」進めるのが良いと思います。

まず、回数についてですが、頻度が高ければ高いほど、
脳が「重要な情報である」と錯覚するため、良いとされます。
子どもの頃に熱中したアニメや漫画などは、
今でも覚えている事があるのではないでしょうか。
これらは、エピソード記憶として定着している場合と、
「よく見ていた=目にする頻度が高かった」ことから
記憶に残っている場合の両方が考えられます。

トイレに貼って覚える、といった方法も、
この「頻度」を増やすための手法です。
こうした手法もお勧めです。
今ならスマホの待ち受けにしても良いですね。

もう1つ、「一週間を目途に」ですが、
これはチェックのタイミングの話です。

覚えてすぐのチェックは、ある程度覚えられてはいますが、
ワーキングメモリーや短期記憶といった、
すぐに忘れてしまう記憶領域にしか入っていない可能性が
高いです。

これらを長期記憶と呼ばれる記憶領域に入れるためには、
一週間後など、少し期間を空けてから覚え直す必要が
あります。
こうしたチェックを何度も行いながら、定着を進めましょう。

コベッツでは、単語テストなどは殆どの場合、
一週間に一度のペースで実施します。
また、atama+などの教材では、
忘れた頃にテストが出題されるようになっています。

こうした仕組みもうまく活用しながら、
効率よく暗記を行いましょう。

2022.02.18

暗記が苦手です...。
こういった声は、生徒からよくあがります。

短期の記憶でなく、長期間覚えるとなると、
殆どの人は苦手に感じるのではないでしょうか。

個人的には、「紐づけ」と「覚えるタイミング」「頻度」の
3つで改善が図れると考えています。

「紐づけ」とは、関連した用語と結び付けたり、
背景やどうしてそうなるかといった知識を結び付ける事です。

例えば、英単語であれば同じ接頭語で関連付けたり、
漫画のキャラクターと結び付ける、語呂合わせで状況を
イメージしながら覚える...といった形です。

また、歴史であれば事件の起こった背景と共に覚えたり、
数学の公式であれば成り立つ理由とセットで覚えるなど、
単なる文字の塊と捉えない覚え方が有効です。

こうした背景や関連語と結び付けることで、
エピソード記憶として記憶領域に入ってくるようになり、
記憶の保持がしやすくなります。

また、「覚えるタイミング」については、
就寝前に覚え、翌朝にチェックするのが良いと思います。
理由は、「睡眠」です。記憶直後に睡眠をとると、
記憶の定着が図られやすくなると言われています。
そのため、就寝前に覚えると良いでしょう。

そして、朝に定着状況を確認する習慣を続けることで、
習慣づけに繋がります。
ぜひお試しください。

次回は、「頻度」についてお話します。

2022.02.15

本日は神奈川県公立高校の入試日ですね。
受験生は、ぜひ実力が発揮できるよう、心から応援しています。

神奈川県公立高校の入試において、数学はなかなかに曲者です。
というのも、毎年「関数・確率・立体図形」の単元が、
ときに相当な難問となって立ちふさがるからです。

大問であれば、(ウ)が難問となる可能性があります。
(ア)(イ)は比較的取りやすい問題である事が多いので、
これらを完答できれば8割程度の得点が可能です。
また、難問で粘り過ぎてしまうと大きく時間を取られてしまうため、
この点にも注意が必要です。

試験は総合点での勝負ですので、焦らず得点を積み重ねる必要があります。
この事は、来年の受験生も是非覚えておいて欲しいと思います。

2022.02.11

プログラミング教育が、
いよいよ高校生についても必修化されます。

必修となる「情報Ⅰ」では、
これからの時代に必要な知識やプログラミングを学びます。
プログラミングは、現在公表されている教科書を見る限りでは
ブロック型が中心となりそうです。

さらに、国公立受験の場合、
情報が共通テストで必須となる見通しです。

では、これらはどのように対策すべきなのでしょうか。
まず前提として、他教科ほどの重さはないということです。
これも現在出ている資料からの推測に過ぎませんが、
少なくとも理科・社会分野より重くなる事はないと思います。

ただし、サンプル問題を見る限りでは、
プログラミングのロジックがイメージできる程度には
勉強を進める必要があると思われます。
実際にブロック型プログラミングを触るなどして、
動きがイメージできるようになった方が良いでしょう。

当塾では小学生を対象とする、
ブロック型プログラミング学習:QUREOという
コースがあります。

高校生で学習するブロック型プログラミングは
同じ形式のものなので、今のうちに練習しておくと、
その後の学習がスムーズに進められると思います。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。