ヨーグルトを自分で簡単に作る方法の1つに、
牛乳にレモン汁を入れるというものがあります。
冷蔵庫から取り出した牛乳にレモン汁を入れると、
牛乳が白い塊と透明な液体に分離します。
これの原理を語るためにある学問が理科で、その中では数学が働いています。
また、花火は炎色反応と呼ばれる化学反応を利用した玩具なんです。
これも理科で語ることができます。
そして、その美しい色の変化は混ぜている物の「比・割合」で変わります。
車にも沢山の理科と数学が詰まっています。
他にも、「食べ物はどうして味がするのか」、
「どうして明日の天気がわかるのか」、
「生活に欠かせないスマートフォン」などなど。
例をあげたら枚挙に暇がありません。
数学も理科も、皆さんが「生きる」上で
これほど身近にあふれているものなんです。
皆さんも、生活の中で好きなもの、不思議なこと、
便利だなと思うことはあると思います。
学校で習う数学や理科の先にその答えがあるのです。
好きなことを知りたいと思えれば、
身近に感じながら楽しんで学習できるかもしれません。
皆さんの身の周りに観葉植物はあるでしょうか?
一度はどこかで目にしたことがあるでしょう。
家にある人もいれば、家にはないけれど学校にはおいてある!
という人もいると思います。
普段何気なく目にしている観葉植物には、実は、大きな力があるのです。
実は、観葉植物を置くと幸福度や集中力が上がることが
最近の調査でわかっています。
「注意回復理論」と呼ばれる効果なのですが、
350人のオフィスワーカーを対象に調査した実験の結果では
観葉植物を前に作業をした被験者は幸福度が47%アップし、
作業の効率に関しては38%もの上昇が見られたそうです。
これに加えて観葉植物には空気清浄の能力も持ち合わせるものがあります。
先ほどの効果に加えて部屋の空気もキレイにしてくれるなんて
まさに一石二鳥ですね。
観葉植物を、皆さんも勉強する際、机に置いてみても良いかもしれませんね。
算数・数学が苦手になるタイミングで一番多いのは、中学生と言われています。
中学生になると、はじめに「負の数」という概念に出会います。
そこから、xやyを利用する文字式や、関数が登場し、
「生活に結びつくイメージがつかない」と思う人も多いようです。
その通り、「生活」においては必ずしも役に立つものばかりではありません。
では一体、どのようにして将来の助けとなるのでしょうか。
その答えの1つが、就職活動です。
就職活動では、多くの人が「webテスト」を受けます。
この「webテスト」は、小・中学生時代に習った内容が多く出題されます。
例えば、分数の加減乗除、食塩水の濃度を答える問題など。
そして案外、これが解けない人が多いと言われています。
大学まで勉強を頑張ってきたのに、
小・中学生時代の問題が解けずにやりたい仕事に就けない...
なんて悲しいですよね。
今数学を苦手だと感じている皆さん。数学を好きになれとは言いません。
皆さんが感じる通り、数学の多くは直接的には「生活」には役立ちません。
ですが、「人生」の役に立ちます。その時はきっと来ます。
今、くじけずに理解しておくだけで何年か後、自分の夢を後押ししてくれます。
自分の夢のために、「私は文系だから...」といって目を背けないことが大切です!
皆さんは、「背景知識」という言葉を知っていますでしょうか?
現代文や英文でよく扱われるもので、
「ある知識を理解するのに必要な土台知識」といったものです。
受験現代文・受験英語においては、
「その文章を読むのにあたって知っておくと良い知識」といった文脈で
使われる事が多いです。
例えば、AIについての文章読解があったとします。
このとき、AIについてある程度知識のあるA君と、
AIについて全く知識のないB君では、
文章を読み進める時間や、意味理解が大きく異なるでしょう。
特に大学受験における現代文・英文は、
トレンドを意識したテーマが扱われる事が多いため、
これらの知識の有無が、有利不利に直結することになります。
では、背景知識はどのように習得すべきでしょうか。
1つは、「現代文のキーワード」といった書籍で学習する方法です。
ハンドブックなどの持ち運びやすい本が多いので、携帯しておきましょう。
もう1つは、「参考書・問題集」を扱いながら知識を蓄える方法です。
この場合は、できれば「テーマ別」になっている書籍を選びましょう。
これらと並行しながら、時事問題やトレンドにも目を配らせておきましょう。
背景知識を持っておくことで、飛躍的に文章理解が進むはずです。
総合型選抜などの推薦入試や、
一般選抜でも一部の大学では「志望理由書」を提出することになります。
その際に、大学HPにある「アドミッションポリシー」を確認する事が多いと
思いますが、皆さんはきちんと確認ができていますでしょうか?
例えば、立教大学異文化コミュニケーション学部のアドミッションポリシーを
みると、以下のようになっています。
変化を続ける世界の中で、複数の視点からものごとを考え、
柔軟な思考力をもって実践的に問題と向き合うことによって、
多様で「異なる」他者と共生し、
持続可能な未来を創ることのできる人材を育成します。
この文章は、一見「なるほど」と納得しやすいと思いますが、
例えば以下の質問をしたら答えられますでしょうか?
「変化を続ける世界とは具体的にどういったことですか?」
「実践的に問題と向き合うとは具体的にどういったものですか?」
「多様で『異なる』他者とはどういった者をさしますか?」
案外、答えに窮することが多いのではないでしょうか。
アドミッションポリシーは大学側が伝えたい目的をぎゅっと圧縮した文章です。
そのため、細かく見ていくと、「どういうことだろうか」と疑問に思う部分も
少なくありません。こういった説明しきれていない部分に対し、
自ら考え、自身の言葉で回答できるように掘り下げを行う必要があります。
これが、アドミッションポリシーを「読む」ということです。
ここまでの準備ができてはじめて、「大学を知る」ことに繋がります。
表面上だけの理解に留まらないよう、注意しましょう。
城南コベッツ藤沢駅前教室では推薦指導も得意としております。
どうぞお気軽にご相談ください。