12月も末となりました。
受験生にとっては、まさに追い込み時期ですね。
ここまで来ると、理屈ではなく、どれだけ頑張れるかが勝負となります。
頑張ってきた自分を信じて、1日、1時間を大切に行動するのみ、です。
同時にこの時期はどうしても不安が高まる時期でもあります。
ご家族の方は、どうぞ見守る姿勢で応援してあげてください。
城南コベッツでは、当然ながら、
お子様の試験当日までしっかりとサポートを続けて参ります。
輝かしい合格を手にするその日まで、あとひと踏ん張り頑張りましょう!
「敵を知る」という言葉、聞いた事ありますよね。
私は、勉強においても「敵を知る」事が
とても重要だと考えています。
勉強における「敵」は、学習カリキュラムです。
もう少し踏み込むと、「いつ、どんな学習を進めるのか」
といった、「学習指導計画」です。
例えば、公立生の中学数学では、
おおよそ次のような流れで学習を進めます。
4~6月 計算・代数
7月~10月 関数~平面図形
11月~1月 平面図形~立体図形
2月~3月 統計・確率
学年によって多少の時期の変動はありますが、
中1~3のすべてにおいて学習の順番は変わりません。
そして、各学年において、前の学年の学習内容を
応用・発展させた内容を学習する事になります。
例えば、方程式の分野であれば、
1次方程式(中1)→連立方程式(中2)→2次方程式(中3)
と内容が高度になっていきます。
「学年があがるにつれて、だんだんと授業内容が
わからなくなってくる」原因は、こうした学習内容の変化が
真因だったりもします。
一方で、こうした学習内容をしっかりと理解しておけば、
とるべき対策は明確に見えてきます。
また、「どこで躓いているのか」を探るヒントにもなります。
今回は数学でお話しましたが、どの教科でも似たような事が
言えます。「敵」を知って、効率よく学習を進めましょう。
明日はクリスマスイブですね!
ところで、クリスマスイブの「イブ」って何だかご存知でしょうか?
これ、「even」の略語(正確には語末音の消失)なのです。
「even」は、「evening」と同義の古語で、意味は「夜」となります。
要するに、「クリスマスイブ」は「クリスマスの夜」なんですね。
...とすると、24日でなく、25日の夜なのでは?と思われるかもしれませんが、
これにはユダヤ歴や教会歴が関連しています。
ユダヤ歴・教会歴では「日没~次の日没前」が1日の単位でした。
つまり、現在の暦でいう「24日の日没後~25日の日没前」が
クリスマスの範囲だったんですね。
そのため、クリスマスの夜は、現在の暦で言う24日の夜に該当した訳です。
さらにそこから転じて24日そのものを「クリスマスイブ」と呼ぶようになった...
というのが真相です。日本の場合は特に、厳密性はあまり求めず、
広義で使われているというのが実情ですね。
このようにして、語源を調べるというのは
学習法として、実はとても有効です。
単に単語を覚えるよりも、面白がって調べる事ができますし、
知識の幅としても広がります。
知識というものは、面白がって習得して欲しいと個人的には思います。
もちろん、特に中高生は目の前の定期テストが...となりがちですが、
ふとした疑問を調べる癖をつけておくと、後々の学習にも役立ちます。
こうした習慣を是非身に付けていただければ、と切に願います。
年末に差し掛かってきました。
受験生にとっては最後の追い込み時期になります。
この時期の勉強は、理屈ではなく
どれだけやり切ったという自信に繋がるかだと思っています。
自分自身が納得できるまで、とことん取り組みましょう。
焦ってもしょうがない...と頭ではわかってても焦ってしまうものです。
そうした迷いを断ち切るためにも、1つでも暗記しましょう。
1問でも問題を解きましょう。
沢山の生徒を今まで見てきましたが、最後までやり切った人は、
総じて納得の行く結果を手に入れています。
今日1日を大事にしながら、できる事から取り組みましょう!
昨年、「交通量調査員」の廃止がニュースになっていました。
道路に座って、車の通行量をカウントする仕事です。
今後は、監視カメラを元に、AIを活用してカウントする事になるようです。
このニュースを見て思い出したのが、
2015年12月、野村総研とオックスフォード大学の共同研究によって発表された、
10年~20年後には日本の労働人口の49%の仕事が
AIやロボット等で置き換えられるというニュースです。
衝撃の発表から約6年、現在では無人レジや無人ショップも台頭するようになり、
実際に多くの仕事が代替されつつある、そんな流れを感じます。
自分自身がAIに精通している訳ではないですが、
生徒に対して、「AIを使う側の人間になりなさい」と話しています。
この言い回しは若干の語弊がありますが、
要は「AIなどの技術を正しく運用できるだけの知見を持っていなさい」
という事ですね。
数学で養われる「論理的思考力」や国語に代表される「読解力」、
そしてグローバルな環境における共通言語となる「英語力」、
これらはこれから生き抜く世代にとって当たり前のように必要となる力です。
こうした力を満遍なく身に付けているかどうかが、生きやすさに繋がってくる...
そんな時代が目の前まで迫っていると感じます。
これまでは文系は数学が必須ではありませんでしたが、
数学や情報科の必須化が謳われています。
また、自己推薦書を元にした総合型選抜(旧AO)の比率もぐっと増えてきました。
こうした新しい時代のスタンダードに対応する事が、
今の若い世代には必要です。
Newスタンダードを生き抜く若い世代を、
城南コベッツでは強力にサポートしていきます。
お困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。