生田駅前教室のメッセージ
【高校受験】成功する志望高校の選び方
2023.08.07
猛暑の中、高校見学をされ志望校の選定をされていることと思います。
高校受験はお子様にとっては人生初めての大きな選択ですね。
選定されるにあたってどうしても安全を見込んで「受かる学校=はいれる学校」という選択になると思います。
よって「第1志望の公立高校1校+併願私立高校1校」というパターンが大半を占めると思います。
また合格基準が公立高校は受験当日の学力検査だけでなく内申点も大きく影響しますし、
私立高校の併願推薦では「内申点」が大きく影響します。
ただ、お子様の学力を判断する際の内申点の評価への理解が現在は難しく感じます。
内申点の評価のありかたが「絶対評価」となった内申点で「3」の範囲が幅広く感じます。
「4」に近い「3」の生徒や「2」に近い「3」の生徒まで同じ基準で評価されてしまうのが実態です。
現に昨年度の某公立高校入試の合格者の模試実績の平均偏差値は上昇したが、内申点の平均は下がっている学校もありました。
私立高校の併願推薦などの内申点の基準が絶対的なのか基準に少し幅があるのか注意も必要です。
また公立高校、私立高校にしても「偏差値が高い=子供にとって価値ある学校」とは限らないと思います。
校風が自主性に重きを置いているか管理型なのか、校則の確認などお子様の性格と違和感がないか確認は必要です。
大学受験も目指しているのであれば大学受験に向けたカリキュラムが整っているのか。など。
「偏差値が低い=価値のない学校」でもありません。
高校受験が人生のゴールでもありません。
お子様が高校・大学と進学し社会人になる頃にはロボット・AI・ビッグデータといった
先端技術があらゆる産業や生活に溶け込んでいると思います。
今までの「より多く・より正確に・より早く」正解を出すのではなく
これからは正解はないが必要な課題に対して解決していく力、判断力を求められていくと思われます。
入試問題も傾向として複数の資料やデータを読み取り、思考力、判断力を問う問題が増えてきています。
こういった傾向に対しても模試や最新の問題集を有効に活用してください。
高校の選定また受験を是非悔いのないようのぞんでください。