2024.09.23
突然ですが、みなさんは私たち日本人のルーツについて知っていますか?
世界では様々な人種や民族が存在しています。
そして、そのほとんどの人種のルーツは研究で分かっています。
ですが驚くべきことに、日本人のルーツは未だ謎のままなのです。
謎とはいえども、近年の研究で2つの有力な説が上がっています。
ひとつは、いろんな地域の民族の血が混ざっているという説。
日本人を構成するにあたり、大きく3つのルートをたどっているとされています。
1. 対馬ルート(朝鮮半島経由)約3.8万年前
2. 沖縄ルート(東南アジア経由)約3.7万年前
3. 北海道ルート(シベリア経由)約2.5万年前
以上のように、日本人の先祖はアジアの様々な地域から日本に流入して、
混ざり合った人種だと考えられています。
そういったことにより日本人のDNAは、
中国や韓国などの近隣のアジア諸国の民族に比べて、
遺伝子的には日本人は様々なルーツが混ざり合っている
ミックスの民族ということになるのです。
そしてもうひとつは、中央アジアにルーツがあるという説。
中央アジアとは、カザフスタンやモンゴル、ウズベキスタンなどの国がある地域のことを指します。
そして、中央アジアの古くからいる民族は日本人と顔がそっくりなのです。
日本人との違いは、主に肉を食べるか、魚を食べるか。
つまりこの説では、
肉を食べる人たちが草原があり畜産や酪農が盛んな中央アジアに、
そして魚を食べる人たちが海に面していて魚がたくさんとれる
日本に流れてきたと言われているのです。
灯台下暗しとはこのことですね。