たまプラーザ教室のメッセージ
正しく「読む」力を習得するために
2024.05.09
さて、本日は「読む」力についてです。
思考力が求められる昨今、
読書の効能についても、賛否両論ある中で、生徒によって読み方の違いが出てきているように感じています。
それは、音読の絶対量の減少です。
ご家庭でも「問題を声に出して読んでね」と声をかける保護者様も多いのではないでしょうか。たいていのお子様は、その返事として、「ちゃんと読んでるから大丈夫」と答えるところまでセットかと思います。
この音読の減少は、黙読のレベルを下げることに繋がっており、「頭の中の声」を意識できる子どもの減少と繋がっている様子です。「黙読」は目で読む読み方ですが、内実は、「頭の中で、イメージで音を発する」読み方です。
ただ、この「黙読」の習熟度が上がっても、読解スピードには限界が存在する(「音を発する工程を踏む為」)ことも分かっており、そこからのレベルアップに、
「視読=かたまり読み」が必要になってきます。
意味のかたまりを意識する為には、文を細分化して、言葉と言葉の繋がりを知らなくてはいけません。音読をするときも、詰まってしまう原因はここですね。
音読をし、黙読の習熟度を上げ、さらに視読に到る。
「目で見た=読んだ」になりがちな今だからこそ、子どもたちの読書方法にもきちんと指示・確認を入れ、「問題の読み方」が分かる生徒に育て上げたいですね。
思考力が求められる昨今、
読書の効能についても、賛否両論ある中で、生徒によって読み方の違いが出てきているように感じています。
それは、音読の絶対量の減少です。
ご家庭でも「問題を声に出して読んでね」と声をかける保護者様も多いのではないでしょうか。たいていのお子様は、その返事として、「ちゃんと読んでるから大丈夫」と答えるところまでセットかと思います。
この音読の減少は、黙読のレベルを下げることに繋がっており、「頭の中の声」を意識できる子どもの減少と繋がっている様子です。「黙読」は目で読む読み方ですが、内実は、「頭の中で、イメージで音を発する」読み方です。
ただ、この「黙読」の習熟度が上がっても、読解スピードには限界が存在する(「音を発する工程を踏む為」)ことも分かっており、そこからのレベルアップに、
「視読=かたまり読み」が必要になってきます。
意味のかたまりを意識する為には、文を細分化して、言葉と言葉の繋がりを知らなくてはいけません。音読をするときも、詰まってしまう原因はここですね。
音読をし、黙読の習熟度を上げ、さらに視読に到る。
「目で見た=読んだ」になりがちな今だからこそ、子どもたちの読書方法にもきちんと指示・確認を入れ、「問題の読み方」が分かる生徒に育て上げたいですね。