あなたの勉強法は、いまの学力に合っていますか?
勉強は自分の学力に合ったやり方をしないとなかなか成果は出ません。
正しいやり方は生徒の学力によって違います。
勉強が苦手な人が、できる人の真似をしても効果はありません。
できる人が基本問題ばかりやっていては実力が伸びません。
以下、現状の学力にあった具体的な勉強法を簡単にまとめました。
学校の内申点は「絶対評価」でつけられているので、必ずしも学力が内申点に反映されているとは限りません。
また、得意、不得意の分野も各々異なりますので必ずしも以下の勉強法がぴったり合うとは限りません。
なので、一応の目安として参考にして下さい。
当教室での学習指導の基本方針は概ね以下のように行なっています。
① 内申が2以下の生徒
【数学】
必要に応じて小学校の算数から計算の基礎を復習する。
ワークの例題を何度も解き直し解法手順を暗記する。
【英語】
単語は綴りの練習より先に「発音と意味」を覚える。
文法事項の例文や表現の暗記に力を入れる。
教科書の本文を暗唱する。
【教材の使い方】
解答はノートにではなく問題集に書き込んでいく。
難しい問題はやらない。基本問題の演習量をこなす。
② 内申が3(またはギリギリ4)の生徒
【数学】
途中式をノートに全て書く。
学校や塾の授業でやった問題を復習する。
同じ問題を繰り返しやる。
【英語】
単語は綴りを何度も書いて練習する。
単語力がつくまでは長文読解はやらない。
文法事項の復習を中心に勉強する。
【教材の使い方】
解答はノートに書く。英語の文法問題の解答は1文で書く。
計算や証明問題は手順を省略せずにノートに書く。
わからないところは解答の解説を読んでやり方を覚える。
覚えたやり方を先生に説明して、理解できているかどうかをチェックしてもらう。
③ 内申が5(または4の上)の生徒
【数学】
なるべく暗算でスピードを重視する。
簡単な問題は自習で行い、授業では応用問題が解けるように様々なパターンを練習する。
【英語】
教科書以外の単語も覚える。英単語や熟語は見て覚える。
長文読解と英作文を大量に演習する。
簡単な問題は口頭で済ませる。
予習中心でどんどん先に進む。
【教材】
教科書準拠外の問題集で応用力を養う。
最初から順番に全てやるのではなく、自分に必要なものをピックアップして解く。