2024.04.10
「花散らし」の意味はニュースにおいて、花散らしの雨、花散らしの風のように使われます。
桜の花が咲き誇ってる姿はとてもきれいなものですが、その一方で強い風が吹いたり、
雨が降ってしまえば、桜の花びらは散ってしまうことになりますので、
「花散らし」には、桜の花びらを散らすという意味もあるのです。
桜の花びらが雨や風で散るということで「花散らし」という言葉が使われていますが、
日本国語大辞典という辞典には、佐賀県や長崎県の方言として
「花散らし」という言葉が使われていて、方言での花散らしの意味は
野山に遊びに出かけること、となっています。
そしてこの「花散らし」という言葉には、磯遊びという言葉と同義語としても載せられており、
俳句の季語としても用いられてた言葉だともされています。
「花散らし」は、桜が咲く時期に野山に遊びに行くという意味にもなるのです。
野山に出かけることを桜の花びらを散らしに行く、という風に表すわけですが、
なんとなく風流な感じがします。