2024.10.24
皆さん、こんにちは!((( *´꒳`* )))
朝霞駅前教室・副教室長の戸張です。
中間テストも終わりもうそろそろ11月、いよいよ受験まで3か月となりました。
そこで今回は「北辰テスト・高校受験」に関するお話です!
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中学生は必見の内容となっておりますので、是非お読みください!
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公立高校と私立高校の入試における違い
まずは公立高校と私立高校の入試における違いについてです。
試験における違いを下の表にまとめてみました。
公立高校 | 私立高校 | |
試験日 | 2月後半(2024年度は2月26日) | 埼玉県は1月後半 都内は2月前半 |
試験問題 | 全校で同じ問題(5教科) ※1 一部学校は学校選択問題 |
各学校で異なる(多くは3教科) |
試験科目 | 国数社理英 | 多くは国数英 |
受験可能数 | 1校のみ受験可能 | 複数校受験可能 (※2 単願は1校のみ) |
確約制度 | なし | あり |
調査書※3の扱い | 「当日点数+調査書(全体の20∼40%分)」で合否判定 | 確約の判定に用いられる |
※1 学校選択問題とは
1部の上位校は数学と英語のみ難易度の高い「学校選択問題」を解かなければならず、願書を提出する際に選択する必要があります。
対策も必須ですので、自分の志望校がどちらの問題を解くか早めに知っておきましょう。
※2 単願・併願とは
併願とは「受かっても行くとは限らない」というものです。
公立高校を第一志望にしている場合は私立は必ず併願で受験しなければなりません。
単願は併願の逆で「受かったら必ずその学校に行く」という約束のもとで受験をするものです。
その分併願に比べて基準が低くなっています。なので私立が第一志望の場合はその学校のみ単願で受験することになります。
単願で2校受験することはできませんので注意してください!(個別相談会で確約をもらうだけならOK)
※3 調査書とは
通知表の「1~5」の評定をそのまま点数に換算したもので、他にも加点要素(各種検定や部活動実績など)があれば加味されます。
各学期ではなく、各学年の総合成績が反映されます。また学校によって1~3年生の評価割合が異なります。
公立高校入試ではこの調査書の点数が全体の4割程度を占めます。
確約制度とは
確約制度は埼玉県の多くの私立高校に導入されており、各学校毎に設定されている基準を満たすことで合格の約束をもらえる制度です。
当日試験を白紙で提出したり、居眠りやカンニングをしない限り合格となります。
多くの学校が北辰テストの偏差値と学校の通知表で判断をします。
都内では似たような制度として「併願優遇制度」というものがあります。
都内の私立高校を受験される方は要チェックです!
確約を取るまでの流れ
①各学校の個別相談会に行く
個別相談会とは各学校の入試担当者と直接お話をすることができるものです。
HPなどから申込みをし、指定の日時に参加します。
その際「北辰テストなど模試の結果」「学校の通知表」など、成績に関するものは可能な限りもっていきましょう。
②入試担当者に成績を見せる
個別相談会では担当者に成績を見せ、判断をしてもらいます。
その他学校に関して気になる点などがあれば確認をしましょう。
「大丈夫だと思います」「基準を満たしているので問題ない」など、前向きな言葉をもらえればOKです。
※「絶対合格」や「確約」などの言葉は使われないことは押さえておきましょう。
逆に取れない場合は具体的な指示が出されます。
「次の北辰でいくつ以上にしてきてください」や「成績の2をなくしてください」などの指示があれば確約なしと思いましょう。
③受験の申込みをし、当日受験をする
前向きな言葉をもらえている場合、あとは試験を受けるだけで大丈夫です。
体調管理をしっかりし、確実に受けられるように準備をしましょう。
確約のポイント・注意点
①公立志望の方は必ず「併願」で確約を取る
合格基準が単願と併願では異なるので注意しましょう!
②確約は取れるだけ取ってOK!
願書さえ出さなければいくら取ってもOK!
選択肢は多く持っておきましょう!
③実際の出願は公立志望なら1~2校、私立志望なら4校程度
公立高校を志望される方は1校でも確約があればOKです。
ただ不測の事態も考え2校受けておくと良いでしょう。
私立高校を志望される方も、第一志望の確約が取れていれば最悪その学校だけで大丈夫です。
確約なしの一般合格を狙う場合は練習として、「本命の前」に2~3校程度受験しておけると良いでしょう。
まとめ
公立高校は
・1校のみ受験可能
・2月後半に5教科の試験を実施
・確約制度はなく、当日の試験結果と調査書で合否が判定される
私立高校は
・複数校を受験可能
・1月後半~2月前半に試験を実施(多くは3教科)
・確約制度があり、模試や調査書などで事前に合格をほぼ確定させられる
また、
・公立と私立では受験制度が異なる!
・どちらの場合でも調査書の点数がとても大切!
・確約制度は個別相談会への参加が必須!
これらの点は必ず知っておきましょう!
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筆記者:戸張