北戸田教室のメッセージ
受験の仕組み~大学入試編~
2023.02.28
春到来!
ということで、鼻水くしゃみが止まりません!!さらには目もかゆいので辛いのなんのと・・・あぁかゆい(´Д⊂ヽ
一番好きな季節は春なのですが、花粉と虫は嫌いです。暖かくはなってきているので、これでプラマイゼロですかね・・・
では参りましょう、「受験の仕組み~大学入試編~」スタートです!ぶぁっくしょい!!
はい、ということで、以前の記事でも少しお伝えしておりました大学入試について詳しくお話致します。
大学入試は、以下の3つの方式で行われています。
・一般入試
・指定校推薦
・総合型選抜
それぞれどういうものなのか、見ていきましょう。
まず、一般入試についてです。これが、ある意味最も「入試」らしい方式です。つまりは学力テストになります。
大学・学部ごとで独自の問題が用意されており、その試験の結果で合否を決めていきます。大学や学部によって、問題の出題傾向は大きく異なるので、志望校ごとで対策を取らなければなりません。
基礎学力だけではどうにもならないので、高校受験と同じ感覚で挑むと手痛いしっぺ返しをくらうことになります。
過去、私が受けたある大学の入試では、日本史の問題がやたらと遺跡を聞いてきたために、ろくすっぽ対策を取っていなかったため、試験開始早々に諦める結果となってしまいました・・・遺跡て
それも、キチンと過去問を解いて分析をし、専用の勉強をしていればこんなことにはならなかったはずです。
こういったことが平然と起きるのが大学入試です。
逆に、基礎学力で合格を勝ち取りに行くことも出来ます。それが、大学共通テストです。以前は、センター試験という名称でした。
これは、まったく同じ問題を受験者全員が解いて、その得点で合否を決めるものです。
問題の内容は、全体的に基礎的なことを重視しており、ひねくれた問題は少ないため得点はしやすいです。その分、より高得点を取らなければならないため、これもまた難しいものとなっています。
また、センター試験と共通テストの違いとして、より思考力を問う問題が増えたというところにあります。
情報を整理し、問題にあった答えを素早く選ばなければなりませんので、時間配分が重要なカギになります。特に英語は問題数が多いため、速読のコツは身に付けておきたいですね。
この共通テストは、国公立大学か私立大学かで多少重要度は変わってきます。
私立の大学を第一志望としている場合は、レベルが高いほど共通では突破しにくいので、最悪、失敗しても何とかなります。
ただ、大学によっては独自の英語の試験を課さず、共通テストの点数を利用することもあるので、志望する大学の受験科目はきちんと調べておかなければなりません。
国公立の大学を志望している場合は、ここでしくじると後がなくなるので、全力で挑むべき試験となります。
共通テスト、大学選抜試験のどちらも基礎学力は絶対条件です。その上での個別の対策とはなりますので、いずれにしろ大変です。
この大変な試験をパスする方法が、推薦入試です。
推薦入試は、最初に紹介した通り、指定校推薦と総合型選抜の2種類です。
まずは、指定校推薦からですが、これは一般入試と同様、以前からあるものなのでイメージはしやすいと思います。
必要なのは学校の成績です。学校ごとで設けられている指定校の枠を希望する人たちで取り合うというものです。
決められた数しかないので、志望している人のうち学校の成績、すなわち学年評定が高い人がそれを勝ち取っていきます。
有名大学であるほど競争率は高いので、よりレベルの高い大学を志望すれば、その分だけ高い評定が必要となります。
これは1年生からの定期テストの成績、そして先生受けの良さがものをいうので、計画的にコツコツ勉強できる人には向いています。
逆に、最初の定期テストから躓くと、挽回は困難になりますので、スタートが凄く大事です。
また、学年評定は、もう一つの推薦である総合型選抜でも鍵になります。
総合型選抜とは、以前でいうところのAO入試です。
これが何かというと、簡単に言えば、大学側が欲しい人材として自分がふさわしいと売り込む入試です。大学のホームページに掲載されているアドミッションポリシーでその欲しい人材が確認できます。
その資質を見極めるものとして、書類選考、および面接が課されます。
学校によって、出願段階で成績の足きりがあります。多くの学校で共通する「知識・技能、思考力・判断力・表現力等において、高等学校等で修得すべき基礎的な能力を身につけている。」という項目が、一定の成績を取っていなければならないという意味です。
書類選考は、学校側に提出する事前課題と、志望理由書です。志望理由書で、7割方決まると言われています。
何故その大学を選んだのかという質問は、すなわちどれだけその大学に入りたいかを問われていると言ってもいいでしょう。
その熱意は、ただ文字を書き連ねるだけでは伝わりません。それを証明する行動が伴ってこそです。
例えば、異文化コミュニケーションに強い関心を抱く人材を必要としている大学に行きたければ、高校在学中に留学をし、多様な人とのコミュニケーションを自ら行っていくことで、説得力を持たせることが出来ます。
そして、提出された課題が志望者本人によって作成されたものであることを確かめるため、また人となりを知るために面接が行われ、それらを総合的に判断し入学の可否が決まるのが総合型選抜です。
このように、大学入試は単純な学力以外も問われ始めており、推薦の枠が広がったため、以前は一般と推薦の選抜者の割合が8:2だったものが、5:5に、ゆくゆくは3:7になるとされています。
すなわち、一般の枠が狭くなるということであり、より厳しさを増すことを意味しています。
そのため、推薦入試で大学に受かることをお勧めいたします。
これは浪人経験者の言葉です(笑)
いかがだったでしょうか。ここまで長々とお読みいただきありがとうございます。
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