北戸田教室のメッセージ
【★数学のスペシャリストが語る★】~数学はこう勉強しよう!~講師ブログ~新先生~
2023.07.21
こんにちは。
城南コベッツ 講師の新(あたらし)です。
期末テストも終わり、待ちに待った夏休みが迫ってきていますが、夏休みの前にはテストの振り返りをきちんとしておき、夏休みに取り組むべき課題などを分析する必要があります。
私が担当している生徒さんたちの中には努力の結果いい点数が取れた人もいれば、あまり結果に結びつかなかった人もいました。
そこで、テストの結果が良かった生徒さんに注目して、どうしていい結果に結びついたのかを少しブログを書かせていただきます。
今回は中間テストから数学が約25点上がった中学1年生の生徒Aさんと数学で80点台を取った中学3年生の生徒Bさんを中心にお話していこうと思います。
Aさん(中学1年生)の場合
前回中間テストでは数学のみ平均点を超すことができず、本人も悔しい思いをしたようでした。
そのため、テスト2週間前の時点でワークを半分程度進めて、テストまでにワークを2回以上解くことを自分で計画していました。
塾の授業では、まずはテスト範囲を終わらせることを意識して、早め早めに予習を進めていきました。
特に中間テストが終わった後、すぐに期末テストがあるため少しペースをあげて先取りをして、学校で復習という形のスタイルになっていました。
結果として、学校の授業より先にワークを進めることができ、本人の計画通りワークを2回以上解くことができたようです。
テスト1週間前からはテスト範囲の演習を多く行いました。
分配法則や文字式の計算などで計算の仕方や符号など注意をしなければいけないポイントが多くあったので、間違えやすい問題をこちらで指定して解いてもらい、何がポイントなのかを本人に理解してもらう授業を心がけていました。
また、何回も間違えてしまう部分などは、ポイントをまとめた紙を渡し、自分でノートにまとめてもらうことなども行いました。
今回Aさんが得点を大きく伸ばせた要因は2つあると思います。
1つ目は、テスト範囲を早めに終わらせることで、何度も問題を解きなおすことができた点です。
正直、1回解いただけでは少し時間が経つと忘れてしまうことも多いです。しかし、反復して繰り返すことで、覚えることができ、忘れていたとしても思い出すのが早くなることもあります。
私も中学生の頃は、その日授業でやったプリント、問題などをもう一度ノートに写していました。時間がないときは週末にまとめて書くこともありました。これは時間もかかり、大変な作業でしたが、個人的にとても効果を実感しているのでおすすめです。
2つ目は、本人が目標を決めていて、達成するために努力していた点です。
目標があるとそこに向かって頑張れるので、皆さん何か1つは決めた方がいいと思います。
しかし、無理な目標にすると途中で諦めてしまう子も多いので、自分が頑張って行うことができる範囲で目標を決めると良いと思います。
Aさんの場合はワークを2回行うために、学校で習っていない範囲で難しい問題などは塾の授業中に一緒に解き、計画的に進められるようにサポートしていきました。その結果おおよそ本人の計画通りに進められたようです。
Bさん(中学3年生)の場合
前回5教科の合計得点が思うように取れず、ライバルにも点数で負けてしまった生徒さんです。今回は、前回足りなかった勉強量を補うために自習に来て、日々頑張っていました。
結果として、惜しくもライバルには点数で及ばなかったようですが、難易度が高いテストで取るべき部分をしっかりと正解し、高得点につなげてくれました。
塾の授業では、学校のペースが速かったので、基本的な知識を確認しながら、まずは学校に追いつくということを意識して進めていました。
自習によく来ていたので、途中からは自習で学校の復習を進めて、授業で確認するスタイルに変えていきました。
自習の際は、塾長などにわからない部分を教えてもらいながら、きちんと復習していました。
凡ミスが多く、問題文を読んでいないことなども多い子だったので、凡ミスがありそうな問題を行ってもらったり、文章問題のようなものも行ったりしてもらいました。
テスト直前には、応用的な問題に多く取り組んでもらい、応用的な問題に対する考え方などを確認したり、アドバイスしたりしました。
本人も凡ミスが多いことを理解しており、演習をするときには気を付けていたので、徐々にミスも減り、本番ではほとんど凡ミスせずに解けていました。
Bさんが今回高得点をとれた要因は、問題演習量だと思います。
様々な形式の問題を行っていたので、どのように考えるかをすぐに判断して解くことができていました。元々、計算スピードは速いのですが、今回は量をとにかくこなしていたので、いつもよりさらに速く問題を解くことができていました。
また、ミスについても本人がどの部分で間違えやすいのかを演習を通して、自己分析し、理解していたので、テストではほとんどミスがなかったのだと思います。
勉強の質はもちろん大事ですが、ある程度は量がないと高得点にはつながらないです。量をこなすことで、間違えやすい部分、新しい考え方の問題に出会い、高得点に少しずつ近づくことができます。
今回は、テスト結果が良かった生徒さんについてご紹介させていただきました。
みなさんもテストを通して、良い点、悪い点あったと思いますが、良い点をさらに伸ばせるように夏休み取り組み、2学期のテストにつなげられるように頑張っていきましょう。
数学が苦手な方は1度僕の授業を受けてみてください。原因を分析し、苦手意識を無くします!!