城南コベッツ戸田駅前教室

Tel:048-290-8370

  • 〒335-0021 埼玉県戸田市新曽330-1 グランド静扇 2階
  • JR埼京線「戸田駅」より徒歩2分

受付時間:15:30~21:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • 1対1個別指導
  • atama+個別指導
  • スタディ・フリープラン
  • 城南予備校オンライン
  • オンライン個別指導
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • 定期テスト対策
  • 英語検定試験対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策
  • 大学入試一般選抜対策
  • 総合型・学校推薦型選抜対策

戸田駅前教室のメッセージ

受験生の親ができる"声かけのバランス"とは?

2025.12.12

こんにちは、こんばんは、おはようございます
戸田駅前教室です
今年も残すところあと数週間、受験まで100日を切るところとなりました。

受験が近づくと、お子さまだけでなく保護者の方も不安が大きくなります。
「もっと勉強したほうがいいのかな」
「私の声かけは逆効果になっていないだろうか」
そんな悩みを毎年、多くの保護者の方から伺います。

受験期は、親の一言が想像以上にお子さまの心に響きます。
プレッシャーになりすぎても逆効果、距離を置きすぎても不安を抱えさせてしまう......。
だからこそ、"押しつけにならず、しっかり支える"という微妙なバランスがとても大切です。

今回は、塾で多くの受験生を見てきた経験から、「声かけの黄金バランス」をわかりやすくまとめました。


■ 1.結果より"過程"を評価する声かけを

受験期になると、つい「点数」「順位」「合否」に意識が向きます。
特に北辰テストで「努力圏」の文字を目にしたり、私立高校の確約(推薦)が取れていない場合は、
なおさら偏差値などの「数値・結果」に目が向いてしまいがちです。
しかし、保護者の皆様が感じているのと同様に、むしろその何倍も子どもたちはプレッシャーを感じています。

そんな時ほど大切なのは、"結果ではなく、努力のプロセスを認めること"です。

  • NG例:「この点数じゃ厳しいんじゃない?」

  • OK例:「毎日塾行って頑張ってんねぇ」

  • OK例:「数学は良かったんじゃない?」

成績が上がるタイミング・上昇量は人によって様々です。
夏明けに上がった人もいれば、これから入試直前にかけて急上昇する人もいます。
もちろん、「続けていれば必ず上がる」などという無責任なことは言えませんが、「上がっている人は全員継続している」ということもまた事実です。
ですから、とにかくお子さん自身が勉強を続けていけるマインドづくりが非常に大事なのです。


■ 2."問いかけ"でサポートの意思を示す

受験生は、親に「指示される」のをとても嫌がります。
しかし同時に、孤独を感じている子も多いものです。

そこでおすすめなのが、"質問調で支援する姿勢を示す"方法です。

  • 「最近、どの教科が難しい?」

  • 「今日はどんな勉強したの?」

問いかけは、押しつけではなく"見守っているよ"というメッセージになります。
親が自分を敵ではなく味方だと感じられるだけで、子どもの受験期のストレスは大きく下がります。
一つ目の内容に関連してきますが、大事なことは子供が頑張れる環境・メンタルを作り上げることです。


■ 3.勉強以外の"普通の会話"も大切に

受験が近づくと、家庭の話題のほとんどが勉強に関係するようになります。
しかし、それは無意識のうちにお子さまへ大きな重圧となることもあります。

あえて、テレビの話や日常の小さな出来事など、"勉強と関係のない会話"をはさむことが大事です。

雑談は、気持ちをリセットさせる大切な時間です。
その短い息抜きが、集中力の再起動につながることも多くあります。

実際、これまで多くのご家庭と面談をさせていただいておりますが、
メンタルが安定している受験生のご家庭は「良い意味で受験を気にしすぎていない」傾向にあります。
「最近はご家庭で勉強の話とかされていますか?」と尋ねても「まぁ、今日の授業はどうだった?くらいは聞くときもありますけどそれ以外は特に親からは...」という反応をいただくことが多いです。


■ 4.励ましは「短く・分かりやすく」

長い説教やアドバイスは、受験期の子どもには重すぎます。

むしろ、"短い一言の励まし"がいちばん効果的です。

  • 「今日もがんばってるね」

  • 「今日もお疲れさま」

ぶっちゃけまじめに受験勉強をしている受験生からすれば、勉強で疲れているときは長ったらしいものはすべて鬱陶しく感じます(笑)
ですからこの"軽めの言葉"が、子どもの心の支えになります。
毎日言う必要はなく、ふとしたタイミングで伝えるだけで十分です。


■ 5.比較・否定・不安の押しつけをしない

どんなに善意であっても、次のような言葉は子どものやる気を大きく削ります。

  • 「他の人はもっとやってるよ」

  • 「だから言ったのに」

  • 「そんなペースで間に合うの?」

"比較・否定・不安の押しつけ"は、子どものメンタルを不安定にしてしまいます。
受験期ほど、子ども自身の心を守りたい時期はありません。

そもそもですが、こういった発破は塾の先生が嫌というほどかけています!
だからこそそれ以外の場所は、子供にとって憩いの場である必要があるのです。



まとめ:受験は"子どもが戦うもの"、親は"支える土台"

受験は親子の共同作業のようでいて、実際に戦うのはお子さま自身です。
だからこそ、親が過度に背負いすぎる必要はありません。

保護者の役割は、子どもを引っ張ることではなく支える事。
そのスタンスが、子どもにとって何よりの「力」になります。

受験期は家族にとって大変な時期ですが、親の言葉が変わると、家庭の空気も受験への姿勢も大きく変わります。
ぜひお子さまの挑戦をあたたかく支えてあげてください。

戸田駅前教室でもラストスパートをかけて全力で受験生の皆さんをサポートいたします!