先日、学校のSDGs教育が作文力向上に役立っていることを書きましたが、「17のゴールと169のターゲット」があるとある中学生が話していました。なぜそんなに詳しいのか訊いてみたら、クラス全員でSDGsの17のゴールについて分担して調べて発表することになっているそうです。そこで、活躍するのが今春にひとり1台配布されたタブレット端末です。これこそまさに新しい学習指導要領で期待されている、「主体的・対話的で深い学び」なのでしょう。
ヒトとAIが力を合わせた個別指導
城南コベッツ町田小川教室
TEL : 042-850-6551
昨日、中学生の作文指導をしていると環境をテーマにした具体的な数値を含むとてもよい作品がありました。なぜ、そのような具体的な数値を知っているのか生徒に尋ねてみると「学校のSDGs教育で学んだから」とのこと。
中学生の作文問題はたいてい「具体的な事実や体験」と「自分の考え」の二本立てです。後者はみんな書けるのですが、前者はそもそも絶対的な知識や体験の量が多くない生徒たちにとってはかなりのハードルです。
このように学校のSDGs教育が作文力向上につながるとはちょっと意外でした。
ヒトとAIが力を合わせた個別指導
城南コベッツ町田小川教室
TEL : 042-850-6551
勉強において「やる気」は最大の武器です。しかし、この武器を獲得することは簡単ではありません。
ある作家のコラムで、学費に困った筆者が(授業料を負担してもらえる)大学の学生職員(1名)の求人に応募しました。面接で、「英文タイプライターはできるか?」と聞かれた筆者は「はい、もちろん!」と自信たっぷりに答えたが、実際は触ったこともなかったそうです。面接の後、その足でデパートに行きローンで英文タイプライターを買い、その日から練習を始めたそうです。面接の結果は採用。この職を得て筆者の貧乏学生生活はかなり助けられたそうです。
このようなやり方が良いかどうかわかりませんが、「自分を追い込む」というのも時には必要です。
ヒトとAIが力を合わせた個別指導
城南コベッツ町田小川教室
TEL : 042-850-6551
コロナ禍に関連した確率・統計の問題を作ってみました。
【問題】
東京都の人口を1000万人として実際の感染率が1%とするときに、全員にPCR検査を実施した場合何が起こるか考察しなさい。
(PCR検査の前提)
「感度:70%」(感染している人が正しく陽性と判定される確率)
「特異度:99%」(感染していない人が正しく陰性と判定される確率)
※参考:「新型コロナとワクチン知らない不都合な真実」(峰宗太郎・山中浩之 著)
【解答例】
非感染者でPCR検査が陽性の10万人が入院・隔離され過剰に医療体制を圧迫してしまう
感染者でPCR検査が陰性の3万人が入院・隔離されず感染を拡大させてしまう可能性あり
ヒトとAIが力を合わせた個別指導
城南コベッツ町田小川教室
TEL : 042-850-6551
ドイツ陸軍の参謀総長だった、ハンマーシュタインの格言に下記のようなものがあります。
将校には4つの特性がある。利口、愚鈍、勤勉、怠慢である。多くの将校はそのうち2つを併せ持つ。
利口で勤勉⇒参謀将校にするべき
利口で怠慢⇒高級指揮官に向いている
愚鈍で怠慢⇒これは軍人の9割にあてはまり、日常業務をこなすことに向いている
愚鈍で勤勉⇒このような者は害を及ぼすのみであるので、いかなる責任ある立場も与えてはならない
塾に来る新規の生徒はたいてい「勉強しない&成績低い」か「勉強している&成績低い」のどちらかです。前者はとりあえず勉強すればなんとかなるという期待は持てますが、後者はやっかいです。比較的素直でまじめなので、先生や親から「言われたことはきちんとやる」のですが、新教育指導要領では「思考力・判断力・表現力」や「主体性」を重視しており、「言われたことしかできない子」に対してはどんどん評価が厳しくなっていきます。まさに、ハンマーシュタインの格言のようです。
ヒトとAIが力を合わせた個別指導
城南コベッツ町田小川教室
TEL : 042-850-6551