神戸深江教室のメッセージ
学年(チーム)担任制
2024.04.04
=/ 「学年(チーム)担任制」とは /=
「学年(チーム)担任制」とは、学級担任を固定せず、学級における児童生徒の指導や事務処理等の業務を複数の教員がローテーションで担当するなどして行う学級運営の方法です。
神戸市では令和5年4月より「学年(チーム担任制)」を市立小学校2校、中学校2校、計4校をモデル実施校として試験的に導入をスタートしました。
政令市においては、教育委員会が主導的に方針を示し取り組むことになったのは神戸市が初めてでした。
出典:神戸市教育委員会
具体的には、以下のパターンで複数の教員がローテーションで業務を担当します。
① 中学校1年生2学級に3人の教員を配置し、週ごとに入れ替わりながら学級業務を行う。
② 小学校5・6年生4学級に5人の教員が週ごとや月ごとに入れ替わりながら学級業務を行う。
導入メリットとしては、児童生徒・保護者にとって、「相談できる教職員が増え、安心感が高まること」が期待できますが、その反面、「どの教職員に相談したら良いか」がわかりづらかったり、「依頼や相談が特定の教員に偏ってしまう」という課題が想定されます。
=/ モデル実施校 /=
2023年4月から小学校2校・中学校2校をモデル実施校として指定されていましたが、2024年4月からは、新たに取り組む5校を含めた全9校がモデル実施校に指定されました。
2023年6月、神戸市灘区の摩耶小学校の取り組みが紹介されていましたので、ご紹介させていただきます。
出典:関西テレビ「newsランナー」_2023年6月20日放送
神戸市では、想定されるメリットや課題も踏まえながら、効果検証・評価を行い、将来的に神戸市全体への展開を検討しているようです。
=/ 今後の課題 /=
教員の働き方改革が求められている中で、「学年(チーム)担任制」の導入は業務改革の一つの方法になると考えられます。また、令和 4 年に導入の検討がされ、翌年の令和 5 年 4 月からモデル実施しているスピード感に驚かされます。動画のコメントからも、教員の指導や業務負担の標準化に対しては一定の効果が出ているように感じます。
今後の課題としては、教員同士の連携や情報共有はもちろん、責任の所在を明確にすることが考えられます。
「学年(チーム)担任制」は、教科担任制よりもカリキュラムの統一や管理が難しくなることが予想されますが、今後、子どもが抱える様々な問題に取り組んでいくために、学校が新しい取り組みにチャレンジしていくことは重要です。
個別指導塾は、学校と家庭を連携しながら、生徒の成長をサポートする「架け橋」の役割を果たします。学校の授業を補完することはもちろん、「こころの相談窓口」のような役割も果たしていきたいと考えています。
「学年(チーム)担任制」とは、学級担任を固定せず、学級における児童生徒の指導や事務処理等の業務を複数の教員がローテーションで担当するなどして行う学級運営の方法です。
神戸市では令和5年4月より「学年(チーム担任制)」を市立小学校2校、中学校2校、計4校をモデル実施校として試験的に導入をスタートしました。
政令市においては、教育委員会が主導的に方針を示し取り組むことになったのは神戸市が初めてでした。
出典:神戸市教育委員会
具体的には、以下のパターンで複数の教員がローテーションで業務を担当します。
① 中学校1年生2学級に3人の教員を配置し、週ごとに入れ替わりながら学級業務を行う。
② 小学校5・6年生4学級に5人の教員が週ごとや月ごとに入れ替わりながら学級業務を行う。
導入メリットとしては、児童生徒・保護者にとって、「相談できる教職員が増え、安心感が高まること」が期待できますが、その反面、「どの教職員に相談したら良いか」がわかりづらかったり、「依頼や相談が特定の教員に偏ってしまう」という課題が想定されます。
=/ モデル実施校 /=
2023年4月から小学校2校・中学校2校をモデル実施校として指定されていましたが、2024年4月からは、新たに取り組む5校を含めた全9校がモデル実施校に指定されました。
2023年6月、神戸市灘区の摩耶小学校の取り組みが紹介されていましたので、ご紹介させていただきます。
出典:関西テレビ「newsランナー」_2023年6月20日放送
神戸市では、想定されるメリットや課題も踏まえながら、効果検証・評価を行い、将来的に神戸市全体への展開を検討しているようです。
=/ 今後の課題 /=
教員の働き方改革が求められている中で、「学年(チーム)担任制」の導入は業務改革の一つの方法になると考えられます。また、令和 4 年に導入の検討がされ、翌年の令和 5 年 4 月からモデル実施しているスピード感に驚かされます。動画のコメントからも、教員の指導や業務負担の標準化に対しては一定の効果が出ているように感じます。
今後の課題としては、教員同士の連携や情報共有はもちろん、責任の所在を明確にすることが考えられます。
「学年(チーム)担任制」は、教科担任制よりもカリキュラムの統一や管理が難しくなることが予想されますが、今後、子どもが抱える様々な問題に取り組んでいくために、学校が新しい取り組みにチャレンジしていくことは重要です。
個別指導塾は、学校と家庭を連携しながら、生徒の成長をサポートする「架け橋」の役割を果たします。学校の授業を補完することはもちろん、「こころの相談窓口」のような役割も果たしていきたいと考えています。