神戸深江教室のメッセージ
タイムマネジメント
2024.09.09
1日24時間は、すべての人に平等に与えられた時間です。この時間をどのように使うかで人生は大きく変わってきます。
24時間から日課(学校・食事・入浴・睡眠など)の時間を引くと何時間残るでしょうか?スマホでゲームをしたり、テレビを見ている時間なども引くと、1日の残り時間がますます少なくなっていきます。
マイクロソフト社のカナダの研究チームが2015年に衝撃的な研究報告を発表しました。24時間から日課(学校・食事・入浴・睡眠など)の時間を引くと何時間残るでしょうか?スマホでゲームをしたり、テレビを見ている時間なども引くと、1日の残り時間がますます少なくなっていきます。
集中力
「現代人の集中力は8秒しか続かず、これは金魚の9秒を下回る」出典:ダイヤモンド・オンライン_2021.04.05
金魚の集中力をどのように測定したのかは謎ですが、2000年の時点では、人の集中力の持続時間は12秒程度あったそうです。ところが、PCやスマホの普及によって、現代人は1つのことに集中する力が落ちてきていると言われています。
これにより、「ついに人の集中力は、金魚に負けた」と話題になりました。皆さんの集中力はいかがでしょうか?
文章量
2024年に実施された公立高校入試の国語の文字数を調査すると、全国の平均試験時間は約50分、問題全体の文字数はおおよそ9,670文字という結果でした。出典:速読情報館_2024.07.24
兵庫県は、関西のなかでも文字数が一番多く、全国でも8位というランキングでした。 試験時間50分で、400字詰め原稿用紙を約29枚読むイメージです。もちろん、文章を読むだけでなく、内容を理解し、解答する時間が必要です。
様々な試験において、試験時間全体の約6割が「思考+解く+記入に必要な時間」とされています。
日本人の読書速度は、1分あたり平均500文字程度と言われています。このペースだと、文章を読む時間は約35分かかり、解く時間は約15分しかありません。解答する時間が全体の6割=30分を必要な時間と考えると15分不足します。試験時間を伸ばすことはできないので、解答時間を増やすには、読む時間を短縮する必要があります。
基礎的読解力
速読の能力は、「習得により、長期的に活用できるスキル」で、受講期間が長ければ長いほどトレーニングを修了してからも高い能力はずっと維持されていきます。その結果、訓練を継続することで読むスピードも徐々に速くなり、最終的には1分あたり1,200文字以上の文字数を読むことができるようになります。「聞く」「話す」「読む」「書く」ことは連動しています。「書く」ことだけが苦手だと思っていても、実は「読む」ことがうまく出来ていない可能性があります。どれかひとつだけではなく、バランスよくトレーニングすることで基礎的な力の向上が期待できます。
国語以外の教科にも役立つスキルを身につけましょう。