2024.09.25
ここ数日、急に冷えるようになりましたね。
2学期の中間テストの時期でもあるので、皆さん風邪には気を付けてくださいね。
前回に引き続き、今回は漢字や語彙力についてまとめていきます。
国語の力を左右する重要な要素に、自分で使いこなせる漢字や言葉の量、語彙力があります。語彙力が高まると、文章を書く際にも使える表現が多いので、読みやすい文章にしたり、表現豊かにしたりしていくことができます。人と話す際にも言い換えがたくさんできるので、相手に言いたいことがスムーズに伝えられるようになります。
今回はそんな語彙力のトレーニング方法を紹介していきます。
①ノートを用意する
まず、ノートを1冊用意してください。このノートがトレーニングのキモになります。
塾で先生をしていると、試験前に何を見直したら良いかわからない、という質問をいただくことがあります。国語についてはハッキリ言います。このノートです。ここで作成するノートを試験開始直前まで見直してください。
②メモを取っていく
前回紹介した文章を読む練習と並行で構いません。文章を読みながら、読めない漢字・わからない言葉に印をつけ、ノートに書き写していきましょう。書き写せたら、読み方や意味を記載していきます。例文をつけて用法もメモできると、なお良いです。
③暗記をしていく
漢字の書き取りや読みができないものについては、紙で隠しながら何度も練習しましょう。意味や用法のわからない言葉については、言葉だけ見て、解説をできるようにしていきましょう。誰かと一緒に練習する際にはお互いに問題を出し合うのもいいですね。一人で練習するときでも、声に出して練習するといいです。
④できた漢字・言葉に〇をつける
漢字の練習をする際には必ず最後に、きちんと覚えることができているか、確認テストをしてください。ここできちんと正しい読み書きができていれば、メモした漢字の近くに〇を書き込みましょう。解説も同様です。きちんと意味や用法を説明できたら〇をつけてください。
練習をするのは、最初にメモを取ってから「3日後・3週間後・3か月後」と期間を空けながらやりましょう。あまり高頻度でやったり、間隔をあけすぎたりしても意味がありません。連続でやりすぎても、あまり効果を得られません。少しずつ感覚を伸ばして、定着を図っていきましょう。
⑤〇の少ない言葉に印をつける
入試などの重要なテストの前に、蛍光ペンなどの目立つ色で、〇の少ない言葉に印をつけてください。当日に〇の数を数えるのは、かなり時間がもったいないです。事前に見直す必要のある言葉を目立つようにしておきましょう。
ここまで漢字や言葉の暗記、語彙力の強化について触れてきました。言葉を暗記し使いこなせるようにするには、とにかく何度もその言葉に触れることです。ぜひこの練習をして、語彙力を高め、国語の力を伸ばしていってください。
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